ヘルシンキにも桜咲く
4月1日の夜。
どうしようもない緊張と、拭っても消しきれない恐怖の中、私が見たものは。
信じてなかったわけではない。もう無理だと決めつけてたわけではない。羽生さんならいけると思いながらも、今回は恐怖の気持ちの方が大きくて。
SP終わった後に、「FSでいくらでも巻き返せるって!」「あの人FS番長だからやってくれるはず!」と軽々しく言いながらも、心の中では、SP五位スタートか、と。一位とは10点以上差があるのか、と。
正直に言うと、優勝は無理かもしれない、と。そう、思ってたんです。
だから本当に怖かった。SP終わってから二日間、FSはノーミスで滑って大逆転優勝で表彰台の真ん中に立つ羽生さんを何度も何度も想像してみては、その自分の想像の逆転劇を信じきれなくて。想像は容易に出来てたのに、中々信じきれなくて。
彼が本当に欲しいのは五輪二連覇だから。本番は来年の平昌五輪だから。今回のワールドで結果が良くなくてもいいじゃん。平昌シーズンが本番だからいいじゃん。もうGPF四連覇してるし、ワールドの金メダルも五輪の金メダルも既に持ってて、輝かしい成績を既に収めてるんだから今回ぐらいはいいじゃんって。
必死に必死に言い聞かせて。
でも、良くなかったです。羽生さんが結果が悪くて「まあ、いっか!」って言う人じゃない事ぐらい全力で知ってたし、私も今までそんな羽生さんのファンをしてるだけあって、そんな事を言う羽生さんを見て「うん、いいよいいよ!」なんて声掛けれるほどヌルい気持ちは持ってない。
羽生さんが死ぬほど負けず嫌いで、どんな時でもどんな状況でも、「勝ちたい」「金メダルが欲しい」と言ってきただけあって、そんな羽生さんファンの私も死ぬほど負けず嫌いで、彼にどの試合でも一位になって欲しいと思ってる。
羽生さんが負けたら彼が悔しいのと同じぐらい私も羽生さんが負けたことが悔しいし、悔しいし、悔しい。
これが完全な私の本音なのに、今回のワールド、SPで思ったよりダメージくらって、マイナスな事ばっか考えてた。
羽生さんは、彼だけは、一度も諦めた事なんかなかったのに。
FSの羽生さんの演技、凄かった。
凄くて、凄すぎて、元から皆無な語彙力が更に吹っ飛んで、この言葉しか出てこない。
緊張と恐怖で震えながらテレビにかじりついて、この演技を見せられて圧巻過ぎて完璧すぎて言葉が出なかった。
演技が終わる最後まで涙も出なかった。
ゾーンに入ってる人の演技って凄い。彼は一度も諦めてなんかなかったのに、SP五位という結果を受け止めた上で「金メダルが欲しい」とハッキリ口にしてたのに。私は心のどっかで彼自身は全く望んでない彼の逃げ道を勝手に作ってたんだなって。ほんと馬鹿だなあって、めちゃくちゃ反省しました。
いつもの「よ!FS番長!さすが!」っていう軽いやつでは済まされないぐらい、凄まじい追い上げ。この人ってやっぱり王者だ。絶対王者だ。
ハビも、昌磨も、ネイサンも、ボーヤンも、パトリックも。世界トップ6に入る選手たちは真・四回転時代と言われるだけあって、確かに高難度のジャンプを沢山入れた難しいプログラムを演じることはできる。
でも、そんな中で、FSで難しいプログラムを完璧な質で全て完璧に演じ切ったのは羽生さんだけだった。
男子フィギュア自体のレベルが上がりきってる故に、トップスケーター達は確かに難しいエレメンツを入れた難しいプログラムをほぼ完璧な質で滑ることはできる。だけど、羽生さんだけは”ほぼ”完璧ではなく、難しいエレメンツを難しそうに決して見せず、最高の質で「完璧」に滑りきった。
FSプログラムをまとめ切ることは容易ではない。さらにそれをほぼ完璧に滑ることは難しい。そして、それを「完璧」に滑ることは並大抵のことではない。
その「完璧な演技」を羽生さんはやった。羽生さんだけは、出来た。この大舞台で。SP五位スタートで、絶対に金メダルを獲りたいという強い気持ちだけを持って。
これが彼と、他の選手との違いで、彼の真の強さだ。「ほぼ完璧」と「完璧」は微々たる差に見えて、実は圧倒的な差だと思うのです。
勝手な憶測ではあるけれど自分のプログラムをジャンプ全部降りて最後まで滑り切れたらいいなあと願うのが普通の選手だとしたら、羽生さんだけは自分のプログラムを全部全部全部完璧に演じきってやるぜという考えな気がする。
ああ、羽生さんがそんな考えを持つ人で良かった。彼が自分の強さを最後まで信じ切れる人で良かった。自分を絶対的に信じる自信を持ってる人で良かった。最後まで諦めない徹底的に負けず嫌いな人で良かった。……本当に本当に、良かった。
この大逆転優勝は奇跡なのかと聞かれると、奇跡では決してない。
彼が諦めずに自分を信じた結果であり、死に物狂いで自らの手で掴んだ必然的な勝利だ。
相変わらずの圧倒的主人公ぶりで、歩く少年ジャンプの名 健在で、もう憎いぐらいかっこよかった。
そんな想いと同時に、演技が終わった時に私は「ああ、頑張ったねえ」と何度も思いながら泣き、表彰台の一番高いところで和かに笑う彼を見て「ああ、よかったねえ」と何度も何度も思いながらホッとしたんです。すっっっごいホッとした。
羽生さん、本当におめでとう。
本当に本当におめでとう。
自分が一番とらわれていたのは過去の自分だった。あの110、220、330という(SP、フリー、合計の歴代最高の)数字にすごくとらわれて、すごく怖くてここまでやってきていた。何とか1点でも0.5点でも0.1点でも超えてくれと思っていた。
優勝した後に出た羽生さんのこの記事の言葉。
誰かを追いかけるわけでもなく、逆に常に他の選手全員に追いかけられる立場で、自身が追えるのは過去の自分の点数で、自身が目指すのは過去の自分を超えること。
それはたぶん誰も想像できないぐらい過酷で壮絶な戦いだと思う。
いつも強気で決して弱音を吐かず前を向き、上を目指し続ける彼が、その心の奥で何度孤独を感じ、何度挫折しかけて、何度過去の自分に負けそうになったかはきっと彼自身しかわからない。
それでも、彼は絶対に諦めないでくれた。挫折してもアクシデントがあっても前を向き続けてくれた。
そして、ほらね。彼は今回また壁を超えた。過去の自分に打ち勝って、勝利を掴んだ。
彼の勝利に多大な祝福を!
彼のこれからの輝く未来を願って!
自分用に羽生さんの伝説のFSの各国の解説を文字起こししておきます!ニコ動に翻訳してくれてるのを文字おこししてまとめてるだけです!
いつも訳してくれる神様、本当に助かってます🙏
- ユロスポ解説
3A-1Lo-3S跳んだ後に、
「ああ、本当にとんでもない人だ!!」
演技後、
「本当に今までのフィギュアスケートで、最高の演技だ!!!恐らく史上最強の演技でしょう!」
「ただただ素晴らしい。感動の声があらゆる所から降り注いでるよ。なんという素晴らしい演技!ミスがなかったよ!」
「メダルはどうかと思われましたが、間違えなく手が届くでしょう。ああ……。六分間練習ではフラストレーションが溜まっていたけど、ふたを開けてみればこの演技だよ!この人はとんでもない人だよ!本当に!!!」
「彼は、自身の世界記録でフィギュアスケートのレベルを押し上げた人だ。そしてここで新しい世界記録が生まれる」
「それに関しては疑う余地がないね!本当に、今までで一番『大きな』プログラムだった。あの四つの完璧なクワドだよ!各々のエレメンツのGOEも凄く凄く押し上げられてる。その中にはGOE2.5点を加えられるものもいくつかあるよ!」
「そして、この青年の精神力といったら、とんでもないね!観客からエネルギーをもらってる。彼と観客がお互いにエネルギーを吸収し合ってるね。そしてこの人たちは競技を楽しんでる。彼は最終グループの選手達に大きなものを投げ込んだね」
「それが彼の力だよね。練習ではああだったのに、本当に何が起こったんだろう!?」
「ほんとに、クレイジーだよね!!大切なのは練習の六分ではなくて、その後の四分半なんだよ。自分一人がリンクにいるとき。彼はうまく活用した。もしかしたら、この演技だったら勝てるんじゃないかな!?」
スコア発表後、
「見てよ、これ!!!!」
「223.20点!これは歴史上の最高のスコアだよ!!!」
- ロシア解説
演技中はひたすら黙る。
演技後、
「フィギュアスケートを知らない人も、今目撃したものが天才的な演技だってことはわかると思う。全部が理想的に演じられていて、何もコメントすらできない。全てが最高レベルだ。」
「みんな一体になってる。この会場にいるみんながこの世界的レベルのフィギュアの天才を歓迎している。」
「僕はほぼ間違ってないと思う。今日このグループで僕らはこれと同じ位のレベルのものをもう全く見られないと思う。もちろん一位争いは終わってないし、ハニューのSPは一位じゃない。でもこの演技を超えることはほとんど不可能だろう」
「昨日、友達と冗談を言ってたんだけど、今日はウィニー・ザ・プーの雨が降るんじゃないかって」
「実際降ったし、降り続けるだろうね」
「ブライアン・オーサーが彼を抱きしめてましたが、非常に感動的で、とても公正なものでした。」
「この世界選手権の世界記録はまだ、メドベージュワの演技で終わってませんよ。今羽生が見せたものは素晴らしく、天才的なものでした。」
点数発表後、
「羽生結弦自身の記録に3.5ポイント加えてきましたね。羽生が新たな世界記録を打ち立てました。FSの最高得点を完璧に更新しました。羽生の記録を生で見れるとは……。まさに歴史的な大会だ。」
- 中国解説
中国解説も相変わらず演技中は黙る。
演技後、
「曰く、成功を図るのは易しいが、成功するのは難しい。成功を守るのは易しいが、最終の成功を守るのは難しい。」
「かつての五輪王者として、羽生結弦は桜が咲くような決意で一回一回毅然と国際試合に立ちます。」
「羽生結弦は流石はハイレベルなスポーツ選手です。とても素晴らしいFSを披露しました。全くミスがなかったと言っていいでしょう。完璧に滑り切りました。祝福しましょう。」
「他の三つの種目と比べて、男子シングルはここ数年でのレベルの上昇と、新しいルールの制定で、選手達は何度も自分に打ち勝たなければいけません。その戦いは様々なリスクと不確定性を伴います。羽生結弦のSPの失敗は、このような極限の何度への挑戦のため伴ったリスクの結果です。そのため羽生はSPを五位で終え、第一滑走としてFSに臨みました。」
「私たちは拳を握りしめて見ていました。滑り終わった後、私たちは二人とも目に涙を堪えました。彼は特に、羽生結弦はいつもあなたの心の一番柔らかいところを感動させます。」
「羽生結弦はとにかく、力の限りを尽くして滑ります。アスリート魂が漲ってるのが見てわかります。彼の目つきを見てください。彼はどんな挫折を味わおうとも、不屈の精神がその目に宿ってます。彼の容姿、彼を近くで見るととても秀麗な若者のように感じますが、心は無比の強さを誇ってます。心には虎が住んでいるのです。彼はどの大会でもプレッシャーに耐えられます。」
「他人から見たどんなピンチに陥ったとしても、彼は改めて己のズバ抜けた実力を発揮することができます。
点数発表後、
「223.20点。男子シングルのスコアは、羽生結弦のみが次々と更新できます。更新したのは自分の記録です。他人のものではありません。彼は全てを有するのに値します。全ての素晴らしいもの、全ての栄誉に値します。」
「再び自身の世界記録を更新したことを祝福します。彼の滑りと点数には他の選手もひれ伏して祟めるしかありません。」
相変わらずの中国解説の圧倒的語彙力……。これだけ冷静に、教養力のある綺麗な言葉を並べられると本当に嬉しい。中国解説の例え方や言葉はいつも素敵。
- イタリア解説
演技前、
「ユヅルハニュー。母国のレジェンド。いや、母国だけではない。彼の運命を支配するのは彼だ。何故ならもし彼が完璧なFSを滑ったら、この試合に勝つ事もできるからだ」
演技中、
「奇跡のように素晴らしい4Lo。傑作選に入る4S。3Fは難しいステップで挟んで、ファンタスティコだ。4S-3T!完璧だ!!!」
3A-2Tタノを跳んだあたりからマッシさんの鼻をすする音が…(笑)羽生さんの演技見ながらまさかのめっちゃ泣いてるマッシさんwそしてここまでマッシさんは一回も喋ってませんwww
最後の3Lzを跳んだ後、
「全くミスをしなかった!これは新しい歴代最高得点だ」
演技終わる少し前にマッシさん登場。
「惑星ハニューにおかえりなさい!!!住人は一人、彼だけだ!!!!!!!君が続けてくれる?僕はもう無理だ……(大号泣)」
「(大爆笑)凄まじい。羽生結弦がこれまで滑った中で最高のプログラム、すなわち史上最高のプログラムだということだ。技術点125点は……なにか戦慄が走る得点だ。ライバル達を全滅させる事ができる。演技構成点は90点を大幅に超えるだろう。このプログラムは……」
「90点?僕はこんなジャンルのプログラムは初めて見た。これに100点を与えないなんてありえないだろう!!!!!!!全ての項目で10点を与えるべきだ!何故ならこんな代物は未だかつて誰も見た事がないからだ!!!」
「Interpretation(曲の解釈) 10点!Choreography(振り付け) 10点!Transitions(要素の繋ぎ)、議論の余地があると思う?それから他の項目は、Performance…」
「「10点!!!!」」
(まさかのハモる解説者たちwww)
「Performanceは絶対10点だ!!!」
「Skating Skills。これは君たちが見る事のできる最高のものだ!!!未だかつて見た事がない究極何度のステップ!繰り返すけど、君が続けてくれる?僕は泣いてしまってる。だってこれは驚異的なプログラムだ。これはスポーツ界全体における歴史的瞬間だ。恐ろしい。人類のレジェンドだ。」
「そう彼は生きた伝説だ。さあ、圧巻の得点を待つとしよう。220点を大幅に超えるだろう。何点超えるか見てみよう(笑)恐ろしい。僕達は既に彼の途方も無い演技を何度も見てきたけれど、こんな羽生は未だかつて見たことがない。」
「SPの後、思うところがあったんだろう。彼の頭で何かスイッチが入った。彼はあの得点に納得してなかった。」
「そしてここでヒエルラキーを再設定した。他の選手達にとって滑るのは非常に困難になった。」
「言っておきたいけれど、史上最高TESは120.92点、演技構成点では彼は98.56点に達した。でも今回は10点満点を引き出す属性が必要だ。何故ならこんなプログラムはフィギュアスケート史上、未だかつて見たことがないからだ。」
「羽生は圧巻だ。………本当に圧巻だ。」
「僕は言葉がないよ。これは圧巻の演技。思い出してほしいけど、日本の男子選手で、世界選手権を二度優勝した選手は誰もいない。」
点数発表後、
「223.20点。演技構成点97.08点はスキャンダルだ。」
「本当にスキャンダルだ(笑)」
「正式に記録しよう。これはあり得ないことだ。223.20点は、この競技史上最高のFSプログラム。さあ、彼を捕まえられるものなら捕まえてみるがいい。」
いやあ、イタリアおとん解説最高ですわ(笑)
興奮して、泣いて、また興奮して、喋りまくって、世界最高得点が出たのにPCSの低さに怒って、周りの選手に宣戦布告をするという(笑)最高に愛がある解説。
何度も何度も聞きたくなる解説。
- イタリア解説②
イタリアマンマ解説きたよきたよー!!!
演技終了後、
「全く失敗なしで終わりました。マンマミーヤ!素晴らしすぎます!」
二人ハモって「「マンマミーヤ!!ファンタスティコー!!!!!!」」きましたー!!!www
「なんて完璧さでしょう!勝ちに出ました、凄すぎました。そもそもSP五位にいるのがおかしいぐらいです。」
「全く信じられない演技。ワールドレコードでしょう。スコアを見てください。即に125点を超えています。」
「世界記録を持ってる羽生ですが、それを超える演技をすると想像できたでしょうか?」
「ブライアンオーサーはまた言葉もないでしょう。こんな完璧で。完璧さだけを求めているのです。」
「全て軽やかにこなしていて、見てください。全てに2点以上のGOEに値するわ。よんかいてんを飛んだこともそうだけどその難しいジャンプをプログラムとして成立させるところが凄いわ。」
ところどころ訳がまだ来てませんが、それでもマンマ達がめちゃくちゃ興奮してるのはわかる!w
- フランス解説
アニックさんの声が他の海外の解説動画にも入っててほんと面白いw
演技中、
「この日本人選手は、間違えなく今シーズン最高のプログラムを演じています。これは表彰台の一番高いところに届くか。」
「このプログラムは傑作です!大傑作です!!なんて素晴らしい!なんて素晴らしい振り付けでしょう」
「今日僕らが見てるのは、最高のアスリートの戦いだ。」
「皆さん、この大歓声が聞こえますか!皆さん、聞こえますか!!」
演技終了。
「素晴らしい、ユヅルハニュー!!素晴らしすぎです!!!日本国旗が会場に次々上がっています!!!この中で黙っていろと言う方が無理というもの!!!!アニックもフィリップも立ち上がっています!!!」
この言葉にニコ生のコメントで「黙ったことなんかなかっただろう」「いつも喋ってるよね?」と総ツッコミされてて吹いたw
「こんなの立たないでいられないよ。座ってるなんかあり得ない。」
「これは、今まで見たシニア男子のプログラムで一番のプログラムだわ。こんなの見たことがない。」
「おお、なんて言いましたか?もう一度言ってください!」
「ええ。これは男子のフィギュアスケートの歴史の中でも、滅多に見ることのできない最高のプログラムの一つだわ。滑走グループ一番滑走で、後にまだ五人控えてる状態で、この凄い選手がそれでもSPで五位で、トップのスペインの選手とは10点もの差があったのよ。」
「五つの三回転、内二つは3Aと四つの四回転。これら全てがエレガントで質が高いので、全部に加点がつきます。」
「プログラム全体で最低でも28回転してるよ。凄いよね(笑)」
「確認しますが、FSの世界記録はすでに彼本人が出しています。」
「でも今日はもっとよかったわ。何度も言うけど今日のは間違えなく今まで見たシニア男子のプログラムの中で最も素晴らしいものだった。」
「フィギュアの歴史の中でね。」
点数発表後、
「ほらね!!つまり、彼が自分の世界記録を破ったのね!!そりゃそうよ!こんな素晴らしいプログラムはシニア男子の歴史の中で見たことないもの!」
アニックさん、その言葉を言うのすでに3回目です←
「こんな前代未聞の大傑作をこの番組で皆さんに届けることができて本当に嬉しい。このプログラムは、フィギュアスケート界で長く記録され、お手本とされるものになるでしょう。」
いやーお茶の間解説は相変わらずでしたwもう喋る喋る、めっちゃ喋る!www
ちょいちょい情報間違えてるけど、その適当なところもフランスらしくていっか!ってなっちゃう(笑)
そしてこの演技の後にネルソンとロロ様が羽生さんにインタビューしてるんだけど、訛りがきつすぎる英語だから羽生さんキョトンとしてたし、インタビューってよりは二人が興奮を羽生さんにぶつけてるって状態でカオスすぎて最高だったw
- 台湾解説
演技終了後、
「今日の演技は一気呵成でとても完璧でした。会場は満員のファンたちが熱狂し、ファンたちのプレゼントを集めるのに時間がかかりそうです。」
「目下、世界ランク一位の羽生結弦は、やはりFSでとても素晴らしい演技を披露しました。彼はとても負けず嫌いな選手です。会場はスターのこの演技を見て、とても喜んでいます。」
「現在彼はSPで上位三人からやや遅れをとっていますが、このFSの演技で挽回できることを願ってます。」
「彼は目下、世界最高記録保持者で、総合得点でそれを超えるのは難しいですが、FSは更新するかもしれません。」
点数発表。
「技術点126.12、演技構成点97.08点………ワオ(笑)FS 223.20点。我々はまた新しい歴史が創られるのを目撃しました。」
ずっと淡々と喋ってた解説者が、点数を読み上げて思わず興奮しちゃったのが声に表れててめっちゃ可愛いですw
「はあ(溜息) 223.20点。このような点数は本当に、超えるのはとても難しいですね。ははっ(笑)グリーンルームにいる現在の上位三名も拍手で称えることしかできません!」
- NBC(アメリカ)解説
演技前、
「彼はオリンピックチャンピオンよ。オリンピックチャンピオンらしい演技をするわ。彼の四回転は質が良くて、決まったときには美しいどころじゃないわ。」
「四回転は四本予定しています。その四本の四回転を完璧に着氷したら、GOEで+3が貰える。驚くべきスケーティングスキルだ。」
「彼はタイトルを取り戻したいでしょうね。SPでミスがあり一位とは約11点差があるけど、ユヅルなら取り戻せるポイントだと思うわ。彼には本当に才能があるもの。」
演技中、次々と鮮やかにジャンプを降りていく羽生さんを見て解説のタラが「んふ(笑)彼とっても良いわ(He is so good)」と(笑)
演技後、
「彼を見る度に『これ以上の出来はないだろう』が間違いだって思い知るよ!」
「本物のオリンピックチャンピオン。本当に素晴らしかった。彼は全てを持っている。難解で確かなテクニックと、ユニークなスケーティングスタイル、そして美しくエクセレントなスキル」
「全てがとても素晴らしくまとまっていたね。あらゆる意味で。美しいジャンプを決める技術、特にこのFSではとても軸がしっかりしている。彼には強靭でしなやかな軸がある。力強さとしなやかさ、芸術性、技術、彼は全てを兼ね備えていて、だからこそプリンス的で、メダルに値する。だから頂点にいる。」
「他の選手たちから抜きん出てるのはそういうところなんだ。観客席の最前列の人たちを見てよ。演技の終盤では涙を流していたよ。日本で彼はとても人気がある。だから沢山の人が彼を見るために日本から飛行機に乗って訪れる。」
「ユヅルハニュー。彼には全てを投げ打って熱狂するだけの価値があるよ。」
「テリー、あなたは彼にひれ伏さなきゃ(笑)この4Loを見てよ。こんなに難しのにこんなに楽々と…」
「驚くのはどのエレメンツでも無理な力が入ってないってことなんだ。まさに王者だよ。偉大なる王者だよ。全く羽生結弦の演技には驚くばかりだ」
点数発表後、
「これはとても敵わないんじゃないかしら」
「223.20点は世界最高の点数です。」
「当然のスコアでしょうね。だって彼は全て持ってるもの。全てのパッケージを。技術面でも、芸術性でも、それらが全て調和して一つになってる。それが素晴らしく美しい演技になってるのよ。」
ジョニーの声が相変わらず良い声。
- CBC(カナダ)解説
3Fを決めた時、
「ただのシンプルな3Fだけど、コレオグラフィーの中に溶け込んで隠れている」
カートのこの言葉がこの3Fへの一番合った例えな気がする。
私が初めてホプレガ見た時に一番驚いたのが、このまるでステップの一つのような、助走も構えも全くなしのステップに溶け込んだ3Fですからね!!!やっぱりクワドに目が行きがちだからか、4S-3Tの大技前のジャンプだからかでこの驚き3Fがあまり誰にも触れられないのが悲しい!
演技後、
「このヘルシンキの氷上で、一人毅然として立っています」
「彼がゾーンに入ったら最後、集中力が全く途切れないのよね。日本の羽生結弦。彼はフィギュアスケート界のロックスターっていうのは冗談なんかじゃないのよ。まさに今みなさんご覧になった通りよ。」
「まるで大歓声を指揮してるみたいだね。」
「ノーミスの時っていうのは、何かが起こるものなんだ。傑作の瞬間とでもいうべきものが生み出される。彼は、プラスのGOEをつけない口実をジャッジに与えない。あらゆる演技のエレメンツでね。」
「スケーターは成熟した演技が出来るようになるまでは、時間がかかるものだけど、彼にはこれ以上の時間は必要ないわ。だってほら、彼はもう全てを持ってるもの。」
点数発表後、
「ものすごい高得点が出た!!!」
「SPでは五位だったけど、このスコアなら勝つでしょうね。」
カナダ解説がオーサーをイジるのは相変わらずで笑いました(笑)
- スペイン解説
3A-1Lo-3S跳んだあとに、凄すぎて解説者が思わず笑っちゃってるのが(笑)
そして「ユヅルが優勝だわ」と。まさかのこの時点で断言!w
演技後、
「なんてことでしょう…。ひれ伏すしかないわ、セニュールハニュー!参りました!」
「恐ろしいわ、セニュール・ハニュー!」
「なんてことをやり遂げたの。なんて集中する能力がある人なの。なんて事を成し遂げたの!ユヅルハニューの成し遂げた事ときたら!!」
「こんなものを観たら何も言葉にできない、感動してしまって。技術面も凄いけど……なんて事、全てがパーフェクト!!全ての要素が加点ね、マイナスなところなんてないわ」
「見てよ、125点。技術点は125点を上回って、殆ど126点。これはFS219点を上回ったグランプリファイナルより高い!」
「その通りよ。一つ一つの技…ジャンプ、ステップ、スピン。本当に全ての、全てのエレメンツにジャッジはプラス評価をつけています。演技を楽しむ域にまで到達しました。なんというレベル、なんという落ち着き、そして何よりその精神力!」
「ほんとにこの最終グループの第一滑走というプレッシャーに打ち勝つ精神力…。もちろんこれ以上失うものはありませんでした。勝つためにとにかくやるしかなかった。この滑りで見せた技術、身のこなし、これ以上ない美しいジャンプ、何もかもなんて素晴らしい。バリエーションのあるスピン、ステップシークエンス、当然レベル4です。スピンは全てレベル4。なんて楽しいの。」
「ほんと、こんな演技が見られるなんて、驚異的だわ。」
「五位から始まった最終グループだけど、さあ、どうなるかしら。ねえ、この超高難度プログラム、最初から最後までノーミスするのは難しいわ。でも見て。この集中力、コントロール、滑らかで、たよとうような滑り。その上、一つ一つのジャンプで軸が全くブレてない。4S-3T。いとも簡単に、一体どうやって…」
「それにしても素晴らしいわ!ほんと素晴らしい!羽生結弦史上最高の演技。全く彼には驚かされっぱなしね。」
「なんて繊細で穏やか。彼にはほんと癒されるわ」
「それにこうしていつもブライアンとトレーシーへの感謝を忘れない」
オーサーがキスクラでゆづに「ただただ美しかった」と言うのを聞いて、
「『ただただ、美しかった』って本当、まさにみんなが思ってることね!」
点数発表後、
「223.20点!なんてこと!!223.20点よ!!!」
「凄いわ、ユヅルハニュー!!一位に躍り出ました!」
GPFがバルセロナ開催でその時にスペイン解説を聞いた時も思ったけど、スペインはいつも他国の選手でもべた褒めしてくれてて嬉しい。自国のハビが滑る前に「ユヅルが優勝よ」と断言してたのには流石に驚いたけどw、その公平さは素晴らしい。
- ドイツ解説
演技後、
「やあ、全く!こんなことになるとは……。さあ、視聴者の皆さん。我々は、羽生結弦の信じられない演技の立会人になりました。」
「鳥肌ものの演技だったし、泣いてる人がいるのもよくわかります。僕は全て理解できます。本当に、普通ではあり得ない出来事だし、普通ではあり得ないFSでした。」
「全くミスなしの演技で、素晴らしいチャンピオンの姿を見せつけました。」
「僕ははっきり言うけど、これから演技する選手は、かなり大変だろう。本当に凄く大変だと思う。」
「そう、彼の音楽の表現は、SPではプリンスの音楽のようにノリノリになるわけではないけど、彼は信じられないほどの技術を使って、誰もなしえなかった表現をした。とにかく彼のベストスコアーである219点は超えるだろう。」
「ここで皆さんに言いたいのは、全ての日本的要素が絡まって、それは音楽、演技、演奏、表現、輝きであり、ここヘルシンキでそれら全てが羽生結弦に光り輝きました。」
「ヘドリック、もう20年もやってるけど、数年に一度こういう体験があって、何とか抑えようとしてもとても普通ではいられなくなる。信じられない、全くもう!!!」
「僕は何年か前のオリンピック後、同じような状況での、さいたまのFSの闘いをちょっと思い出したよ。あの時は全身全霊で最後まで戦っていたけれど、今日は信じられないほど楽々と軽やかで、ひょっとしたらもう一度、4分半滑れそうな印象を持った。それが今日の羽生結弦に対して、一番心に残ったことだ。」
点数発表後、
「そう、223.20点。彼のFSで一番いい演技だ。」
「羽生は汗かいてるけど、その中に涙も混じってるはずだよ。はっはっは(笑)」
「考えられないほど、素晴らしい!ワオ!」
解説者達も2014年のさいたまワールドについて触れてくれたけど、私もドイツ解説と言われて真っ先に思い出すのがさいたまワールドの羽生さんのFSのドイツ解説なんです。
あの時、まさに「全身全霊」でFSを滑りきった彼に、ドイツ解説の人たちが「もういいよ」「もう十分だ」と言ったのが忘れられない。その言葉を聞いて、その言葉の温かさと優しさに思わず涙が出たことも忘れられない。
確かに彼らに「もう十分だ」と、「もう十分頑張った」と言われながらFSを何とかノーミスで滑って三位から逆転優勝したさいたまワールドと、あの時より何倍も何度もあげた高難度プログラムをまるで簡単に”見えるように”、完璧に滑りきって五位から逆転優勝した今回のヘルシンキワールドは、勝ち方は一緒のようで内容が違う。
あの時はシーズン通して決まってなかった冒頭の4Sを何とか決めて、ソチ後で周囲の状況も期待も格段に変わり戸惑いながら死にものぐるいで勝利を掴んだけれど、今では三年前は全然決まらなかった4Sが嘘ように格段に成功率が上がり、FSでなんと二本も入れるようになった。
それだけじゃなく何度の高いFSを最後までしっかり滑り切る体力までついて、三年間で本当に沢山沢山成長したんだなあと感慨深くなってしまった……。
冷静で温かいドイツ解説、相変わらず素敵でした。
- BBC(イギリス)実況
演技後、
「震えちゃうね。」
「完璧で甘美」
「あくまでも冷静で落ち着き払って、もう何か別次元で特別なものでした。」
「彼は凄い選手よ。圧倒されるような演技だった。」
「ものすごいスコアになるのは間違えないね。」
「なんてこった。センセーショナルなほど見事な演技だったよ。」
「間違えなく新たなチャンピオンが誕生するよ。」
「彼のこの技術は…繊細だよ、全く。彼には空中で舞い上がる時、もちろん体を押し上げてるんけど、ふわりと軽々舞い上がって、しかもエレガントなんだ。マイナスのGOEが付くようなジャンプは一つもない。まったく素晴らしい。」
「見てよ、彼の上半身にはいらない力が抜けて、スローモーションだからよく分かるだろう?いや、ジャンプに限らず、彼が滑っている時はいつも、上半身から無駄な力が抜けていて、とてもしなやかなんだ。肉体を完全にコントロールできてるよね。」
「彼はまだとても集中してるようね。」
キスクラでのオーサーの「ただただ美しかった」という言葉に「その通りだよ、ブライアン」「本当に美しい演技だった」と。
点数発表後、
「FSだけで223.20点?はっはっはっ。ヒッヒッヒ(笑)」
やっぱりめっちゃ笑う解説w
「新たなチャンピオンの誕生ね。ユヅルハニュー。2014年以来の金メダルです。でも史上最高のチャンピオンだわ。」
「いやあ、本当に凄かったよ。」
ここでもまだ後五人滑るのに金メダルを獲ると断言しちゃってるのが面白いです(笑)
- シンガポール解説
滑る前、
「まず最初は羽生結弦。彼は素晴らしいスケーターで、世界中に沢山のサポーターがいます。このスポーツのスーパースターです。」
演技終盤、
「ここヘルシンキで、超ド級の点数を取って、最終的に優勝しようとしている。」
演技後、
「わお。これはもう絶対疑いなく今までのスケールを完全に壊してしまってた。」
「今まで見たことのない素晴らしいパフォーマンス。」
「TESを見て。完全に常識を覆している。観客は完全に興奮している。まるでロックコンサートかのようだ。」
「羽生はすでにFSでの世界記録を持っている。これは2015年GPFの219.48点を超えるだろう。これは、真剣に彼を再びチャンピオンに押し上げるだろう。」
「彼は本当に沢山のことを自分にSPの後課して成し遂げ、今後この後滑る五人にプレッシャーをかけた。彼らは少しもミスを許されなくなったことを知った。なぜならユヅルハニューが疑いもなく、このスポーツの世界最高に極めて近いことを知ったからだ。」
点数発表後、
「おっと、これは新記録だ。ユヅルハニューは新記録を打ち立てた。」
- ロシア解説②
演技が始まり、羽生さんが後半の4S-3Tを跳ぶところで「行け!」と。クワド四本目の4Tを跳ぶところで「頑張れ、ユヅル!頑張れ!」「ダバーイ!」と。
自国の選手でもないのに解説中にこれだけ羽生さんの成功を祈ってくれてることに感動した。
3A-1Lo-3Sを跳んだ時に「着氷!美青年!」って言ってたのが、ジャンプに関係なさすぎて(笑)
フィニッシュ時、
「(歓声が大きすぎて)音楽が聞こえない。音楽が聞こえないよ(笑)」
「やろうとしたことをやった。」
「怒ってる。」
「そう、彼を怒らせたんだね。」
「これはもちろん、四分半このようにエネルギーに満ちて、自分を保ち続ける驚くべき能力だ。そもそも、どの瞬間にもこの最も大変なプログラムを損なうことはできない。」
「アンドレイ。今、思い出すんだけど……」
「美青年。本当に。」
「エフゲニー・プルシェンコもこのように滑ったね。」
「ダー、ダー。」
「私はその時に『エフゲニー・プルシェンコを怒らせちゃいけない』って言ったんだ。彼はあのように滑り、全てを100%でやった。」
「私にはこんな考えが浮かぶ。彼とプルシェンコはこの点で似ている。彼らは出て行って、エネルギーに満ちて、みんなを恐れさせることができる。ハニューはそうだ。」
「もちろん今、とんでもない数字が出るだろう。とんでもない数字が。そして……、残念だ。唯一残念なのはもちろん、彼のライバル達みんなが彼の演技を見ているわけではないのを彼は残念に思っているだろう。だってこのような演技の後では普通……」
「控え室で聞こえてると思うよ。」
「彼らには聞こえている。でもこのようなノックダウン、ノックアウトの後では、立ち上がれないよ。」
「ユヅルハニューは私たちに最も難しい組み合わせを披露してみせた。後半の4S-3T、4T、3A-2T、3A-1Lo-3S、本当にクレイジーな組み合わせだ。クレイジーなエレメンツの集合。なぜ彼は後半にそれを割り当てるのか?なぜって後半にすると1点に対して0.1点増えるから。基礎点で全てがより高くなる。」
「ああ……(溜息)仙台出身の22歳の青年。天才。フィギュアスケートの天才。」
点数発表後、
「223.20点!!!」
「ホッホー!」
「オーマイゴッド!」
待機室にいる選手達が映ったのを見て、
「レイノルズは目を閉じてしまった(笑)」
「コリャダは何だこの宇宙は、って感じだね(笑)」
とっても素敵解説。
にしても、ロシア解説からロシアの皇帝であるプルシェンコと羽生さんが似ているなんてお言葉がもらえるなんて光栄すぎません?
プルシェンコに憧れている羽生さんも絶対嬉しいはず!
確かにSPの結果が悪くて自分に失望しながらもその怒りをFSで思いっきりぶつけて素晴らしい演技ができるって点では羽生さんとプル様はとても似ている……(笑)
後、まさか奈々美先生や都築先生の名前を解説者の口から聞くとは思わなかった!よく調べてるいい解説。
- ポーランド解説
動画のみ。
- チェコ解説
動画のみ。
- エストニア解説
動画のみ。
- ノルウェー解説
動画のみ。
- ラトビア解説
動画のみ。
- スウェーデン解説
動画のみ。
- フィンランド解説
動画のみ。
- ブラジル解説
動画のみ。
FSの各国解説は以上。
動画についてる翻訳の文字起こしを勝手にさせてもらったけど、いつもいつも各国の解説を日本語で訳してくれる翻訳の女神様達に改めて感謝です…!!!
おまけでエキシの各国解説を少し。
- フランス解説
演技前、
「正直に言って、客観的に見ても、今大会のカテゴリー全体の勝者と言っていいでしょう。」
「フィリップも同意見だと思いますが、今大会、我々が一番感動したのが彼であり、誰よりも一番、チャンピオンの称号に相応しかった。」
「彼はSPの後、五位でしかなかったのに、比類のない最高の演技で、誰も文句のつけようがない形で優勝したのよ。」
「ああ、誰もが(SPの結果を見て)彼が一番に上がれるなんて思わなかったのに、彼は僕らを裏切ってくれた。完全に騙されたよ(笑)」
「とにかくフィギュアスケート最良の時間だった。」
演技後、
「ハニューとその他大勢って感じだね。」
「本当にそうですね。アニックも言ったように先程のエフゲニア・メドベージュワ選手も素晴らしかったのですが、この白鳥のコレオグラフィーで踊るハニューはもう志高の域ですね。」
「ああ、もう彼は…本当に傑出したスケーターです。彼の昨日の演技は、アニック、フィリップが認めるように、フィギュアスケート史上最高のものだったと言っていいでしょう。
- 中国解説
演技後、
「最も素敵な時期にいる羽生に出会え、幸運だと思います。」
「時が過ぎ去っても、そこに彼への想いはまだ残って刻んでいる。羽生選手に注いだ情熱を無にすることはない。」
「誰の青春とも時と共に去ってゆくものの、いつまでも記憶の中に羽生だけの場所が残っている。」
「今年の世界選手権で、ISUフリー最高得点をマークした羽生。一人間として、一番えらいのは他人を超えることではなく、自分自身を乗り越えることです。この意味では羽生は今回のFSで羽生自身を乗り越えました。」
ああ、なんていうか……。この中国解説の言葉の数々だけでもうそれ以上はなにも語らなくていい気がする。中国の解説者が短い時間の中でそれだけ全てを語ってくれてる。この言葉の数々だけで羽生さんの魅力が全て伝わる気がする。
本当に詩的で美しい言葉選び。また私の中で一生忘れられない言葉が出来てしまった。本当にありがとうございます。
こうやって各国の解説を勝手にまとめるといつも思うのが、羽生さんが日本だけではなく沢山の国から愛されているということ。
日本人じゃなくても羽生さんの成功を誰よりも願ってくれて、そして羽生さんが成功した時に一緒になって喜んでくれる人たちがこんなに沢山いるということ。
王者は確かに孤独で、孤高です。
羽生さんの場合は特にそう。
追いかけるものが過去の自分で、乗り越えなきゃいけないものが過去の自分の記録だなんて、想像しただけでゾッとする。
それでも彼は一人ではない。
そんな過酷な戦いに打ち勝った彼と一緒になって喜んでくれる人がこんなにも沢山いる。
羽生さんは孤高だけど、独りではない。
彼の戦いは確かにキツいものだと思うけど、彼自身に今の自分に対して辛いか?と問うと、彼は絶対に辛いとは言わない気がする。
寧ろ、幸せだ、と。
みんなの応援を受け止めて、みんなの応援に気付いた上で「僕は幸せ者です。」とニッコリと笑ってそう、言う彼を簡単に想像できた。
羽生結弦はスーパースターで世界中に愛されてる幸せ者だ。
そしてそんな彼を応援できてる私はもっともっと幸せ。
ありがとう。
いつも私の夢を叶えてくれてありがとう。
まだ見ぬ未知の世界を見せてくれてありがとう。
また私の夢を作ってくれて、ありがとう。
アスリートとしての戦う彼をどんな時でも目に焼き付けて、そんな彼を全力で応援できる幸せを噛み締めながら、私はまた彼と一歩前に進みたい。
4月1日の夜。
どうしようもない緊張と、拭っても消しきれない恐怖の中、私が見たものは。
誰よりも高いところに、誰よりも美しく堂々立つ、君の勇姿でした。
ヘルシンキでも、桜は、咲きました。
羽生結弦が羽生結弦を超えた。
そう。僅か2週間でね。
私たった二週間前にNHK杯で素晴らしい演技を目撃したんですよ。
こんな演技もう一生見れないぃいぃぃ!!!!!って思って、その圧巻すぎて涙も出ない興奮を、世界最高記録出たんだから私も記録として残さなきゃ!と思ってこのブログに熱い思いを書き上げたんですよ。
(例の記事→長野(not名古屋)に刻みつけた絶対王者の証 - 仕舞い切れない想いの残骸)
それはそれはもう超興奮気味にこれ以上完璧な演技は出来ない!!!!なんて偉そうに書いたんですよね。
その結果がコレだ。(色々察してくれ)
え、僅か二週間でこの異次元の点数をまた超えると誰が思った???いつか羽生さん自身が超えてくれると信じてたし、そう前の記事も書いてる!でも!誰が!こんなに!早く!超えると!!!!!!!!!!
私含めて各方面の人が結構頭抱えてると思うのね。
各国の解説を聞いてても「これ以上出来ない」「一生に見れるか見れないかぐらいの演技」「一生記憶に残る」「この記録は下手すれば10年経っても破られない」とかまあ最上級の演技だと褒めちぎられてたし。
GPFの優勝者予想でも「羽生はNHK杯と同じクオリティの演技は出来ないだろう。出来たらスーパーマンだ(大分ニュアンス)」的なこと言われてたし。
みんながみんなNHK杯のあの演技が、最高級の演技だと、しばらく破られない記録だろうと、そう思って言葉を発してたのよね。
どこの局かのWS番組でGPFの大会が始まる前に「次は羽生さん330点超えするかもしれませんね!」と言っていて、「ハハッ、それは流石に無茶だ(笑)」と鼻で笑ってた、私。
それがね。330点超え達成したんですよ、奥さん。
10年経っても破られない記録と言われていたのが僅か二週間で破られたんですよ、奥さん。
一生に一度しか見れない演技と思っていたら僅か二週間後に二度目が見れたんですよ、奥さん。
彼、スーパーマンだったんですよ、奥さん。(ていうか宇宙人)
ハア〜〜〜。
羽生さん、おめでとう。
超おめでとう。(感情迷子かよ)
勿論リアルタイムで見るために三日間朝の5時起き6時起きだったんだけど、それが去年のGPFもこんな感じだったなあ〜と懐かしく感じました。布団にくるまりながらタブレット握りしめてライスト見てる感じ。
ゴールデンタイムにテレビで生でやってくれるNHK杯とかの方が勿論有難いし、GPFも出来ればCSでもBSでもいいからリアルタイムでやってほしかったんだけど、このスケヲタだけが早起きしてライスト見て朝からツイッターでワーワー言う感じも実は嫌いじゃないよ。
まあ、そんなこと置いといて。とりあえずSP・FSのプロトコルを参照にしてザザっと書き上げましょうかね。
- 4S 10.50点+GOE3.00点=13.50点
何これ。ビューティホーすぎて白目剥くわ。間違いなく今大会のベストオブクワドサルコウ。いや、下手したら今大会だけではなく今まで私が見てきた中で一番かもしれない。だって4SでGOE満点貰ったのって羽生さんが初ですよね?これほんと満点じゃなかったら絶対おかしいと胸張って言えるぐらい美しかったよ。変な声出たもん。
- 4T-3T 14.60点+GOE3.00点=17.60点
クワド二つともGOE満点。こわい。完成度の高さが異常。殿も言ってたけど、高さ・幅・流れ・跳んでる時の軸、その全てが完璧すぎるほど完璧なんですわ!!!!こわい。(二回目)
- FCSp4 3.20点+GOE1.29点=4.49点
- 3A 9.35x点+GOE2.71点=12.06点
冒頭のクワド2本がGOE満点だったので逆にもうなんでこの美しくて余裕で跳んだ3Aも満点じゃないのか疑問に思えてきちゃうよ。でもこの人イーグルサイドイーグルで3Aとか跳んできたからジャッジの人も「ユヅルハモット難シイ跳ビカタデキルヨネー」ってなっちゃってるんだろうか←。まあそれでも9人中6人からGOE3点貰ってるのは流石です。
- CSSp4 3.00点+GOE1.43点=4.43点
- StSq3 3.30点+GOE1.50点=4.80点
おお、ステップはレベル3だったか。ただGOEは全員3点で満点。
- CCoSp3p4 3.50点+GOE1.43点=4.93点
鬼が笑いよったで。
一応笑ったんだけど、それでも目が怖いので無理して笑わなくていいよ、と言いたくなるねw
終わった後、胸をポンポンとしながら「緊張したぁ〜」と言う羽生さんが印象的でした。
TES:61.81点(世界最高得点)
PCS:49.14点(世界最高得点)
合計:110.95点(世界最高得点)
もう……何この宇宙人……
驚異の110点という世界最高得点出しといて盛り上がる観客に対して「次ハビが滑るからシーッ」とする相変わらず気遣いもできる宇宙人です。
観客が羽生さんのジェスチャー通り静まったら「ありがとう」と笑う羽生さん。
この一連の羽生さんの対応マジでパーフェクトすぎるな。21歳の青年が何故ここまで誰も嫌な気分にさせることなく神対応を発揮できるのだ。
SP前の公式練習のレポを見てる限りではみんなほんとに調子が良かったんですよ。これは神演技続出するんじゃないかとワクワクしてたのですが、始まってみるとやっぱり今までのGPSとは違い更に大きな大会ということでみんな緊張していつもより固いのがよくわかった。
結局SPでは羽生さん以外ノーミスはいませんでした。羽生さんも演技後に「緊張したぁ〜」と呟いていたように他の選手と同じように緊張はしてたんですよ。
それでもそんな緊張感さえも完璧にコントロールしてあの演技をする。世界最高得点を出したNHK杯を更にいい演技をする。
これが王者なんだな、と。王者と呼ばれるものはただ実力だけが突出してるからなれるものではない。ほんとにこのSPを見てそう痛感した。
点数にも出てる通り、SPは間違えなくNHK杯よりいい演技でした。素晴らしかった。TESが60点超えた事も勿論凄いけど、PCSが50点満点中49.14点。
SS9.71点、TL9.61点、PE10.00点、CC9.93点、IN9.89点で合計49.14点。この五項目の点数も9人のジャッジの平均の点数なので、細かく見てみると45個中22個10.00点満点が出てます。PEに限っては1人以外全員が10.00満点。
TESの方もGOEが2と3しか見つからない。マイナスも0もあるわけないし、寧ろ1もない。美しいプロトコルというより寧ろ怖いプロトコルです。2も3より断然少ないのでいつもは3の数を数えてニマニマすることが多い中今回は3を数えながら「これ2数えた方が早いな」となりました。ナニコレ。
もう正直言うと伸ばせないところまできた。事実上の満点。PCSの伸び代は後0.86点しかないし、TESと合わせてもこのプログラムの伸び代は後2点ちょっとしかないところまできました。
羽生さんがしつこいぐらいステップのレベルが最高評価の4じゃなくて3だったと言っていたが、ほんとにそこぐらいしか伸びるところがない。羽生さん自身もそこ以外つっこむところがないぐらいやり切ったんだと思います。
言うならば非の打ち所がない演技だった。完璧すぎるほど完璧だった。
この羽生さんのSP見て、ジョニー・プル・トランコフさん・ランビ・ジェフとマジでそうそうたるメンバーに褒められてて、改めてその凄さを実感した。
- 4S 10.50点+GOE3.00点=13.50点
- 4T 10.30点+GOE3.00点=13.30点
- 3F 5.30点+GOE1.90点=7.20点
- FCCoSp3p4 3.50点+GOE1.14点=4.64点
- StSq3 3.30点+GOE1.38点=4.68点
- 4T-3T 16.06x点+GOE2.00点=18.06点
- 3A-2T 10.78x点+GOE3.00点=13.78点
- 3A-1Lo-3S 14.74x点+2.43点=17.17点
- 3Lo 5.61x点+GOE1.50点=7.11点
- 3Lz 6.60x点+GOE1.80点=8.40点
- FCSSp4 3.00点+GOE1.21点=4.21点
- ChSq1 2.00点+GOE2.21点=4.21点
- CCoSp3p4 3.50点+GOE1.29点=4.79点
NHK杯でのNBC解説でのある言葉を叫びたくなりました。
「君はこれまでもずっと一位だし、今も一位だよ!この世界の誰よりも君は凄い!」
あなたが王者だ。あなたが絶対王者だ。
正直言うと、SP終わった時点で2位とハビと約20点の差がついていて、SPの貯金と羽生さんの元の構成点の高さを考えると羽生さんはFSで1ミス2ミスぐらいしたって優勝できてたんですよ。
しかし。
GPF最後の試合であるシニア男子シングルFS。SPとは打って変わり第一滑走のパトリックから昌磨、ハビと神演技続出。
羽生さんの前の滑走者は地元スペイン出身のハビで、そんなハビがいい演技をして羽生さんに続いて史上2人目のFS200点超えを達成し会場のボルテージは最高潮に上がった状態。
そんな中で、あの状況で、1ミス2ミスしての羽生さんの優勝はきっと許されなかった。
事実上、あの状況であの空気感で大会の最終演技者である羽生結弦に求められたのはノーミスの演技だった。
それはつまり僅か二週間前に自身がNHK杯で更新した世界最高記録に、暫く破られることはないと言われた世界最高記録に、羽生結弦自身がまた挑戦しなくてはいけないということ。
一体、どれほどの、プレッシャーが、かかっていたのだろう。
あの状況で彼が背負っていた期待は、何も日本国民だけの期待じゃない。
世界各国のスケートファン、スケート関係者、そして選手たちの期待を彼は一人で背負っていた。
神演技続出で地元スペイン出身のハビもFSで200点超えを達成して暫定一位で盛り上がりまくってる会場の中で、今大会最終滑走者として五輪チャンピオン、世界チャンピオンである羽生結弦が、見ている人すべての期待を背負って、自身の持つ世界最高記録に挑戦する。
そんなの日本の羽生結弦にしか経験できない。そしてその羽生さんの気持ちや重圧やプレッシャーは一生かかっても誰も理解できない。計り知れないのだ。
そして、彼はそれを全てやってのけた。全ての人の期待に応えたのだ。
羽生結弦は凄すぎる。私の好きになった羽生結弦は私が思っていたより遥かに凄すぎる。
なんであの完璧な演技をもう一度出来ちゃうんだ。地上波の実況の人も言っていたが、この状況でどうしてこんな演技が出来るんだ。
演技終了後、NHK杯のときみたいに笑顔でガッツポーズをするわけでもなく、喜びを全力で表現するわけでもなく、「余裕だったよ?」と言わんばかりに最高のドヤ顔を披露してる貴方はどう見ても世界で一番かっこいい男だ。
もちろんスタオベで大盛り上がりの観客を見渡しながら羽生さんは確かに言ったのだ。
「見たか」と。
この技術の強さだけではない、メンタルの異常な強さ、そしてどんな状況でもやってやるぞと思える強気な気持ち、そしてそれを実際やってのけて最後の最後に全てを持っていって主役になれる人。
これが絶対王者なんだと理解しました。こういう人を絶対王者と呼ぶんだと強く認識しました。
まさかのFSでみんながいい演技をして神演技続出、まさかの地元スペイン出身のハビがFSで200点超え、そんな中で自分が大会を締めなきゃいけない。
そういう気持ちじゃないんだ、彼は。
みんながいい演技してくれて結構、自分の前の滑走者のハビが200点超えて観客が大いに盛り上がってるがそんな逆境も跳ね除けてやる、みんながいい演技した中でも自分がそんな他の選手よりもっといい演技をして勝って、この大会を有終の美で締めてやるぞ。
まさにこういう気持ち。どれだけ状況が悪くても逆境でも、それすら彼にとっては自分が燃える条件になる。
恐るべしです。もうその一言。あなたには感服しました。
TES:120.92点(世界最高得点)
PCS:98.56点(世界最高得点)
合計:219.48点(世界最高得点)
SP・FSを合わせての合計:330.43点(世界最高得点)
そして彼はまた達成したのです。
羽生結弦が羽生結弦を超えた。
NHK杯を終えて「もうこれ以上出来ねえぞ」と言っていた彼が、自分を信じて自身のNHK杯での最高得点に真っ向勝負を挑んでいきました。
そして、勝った。
最後まで強気の気持ちで自分を信じた彼が勝ったのだ。
NHK杯では8つの記録を塗り替えたのだが、ただ一つSPのPCSの点数だけは塗り替えることが出来ませんでした。SPのPCSのみ世界最高点はまだパトリックでした。
それが今回SP・FSのPCSとTESとその合計の6つプラス、トータルのPCSとTESとその合計の3つで、合計9つ全て羽生さんが世界最高得点を更新しました。一つの大会で全てを塗り替えて、全ての項目の一位に「羽生結弦」の名前を刻んだ。
それと共に男子史上初のGPF三連覇達成。
めでたいことだらけで、記録づくめで何から褒めていいかも何から讃えたらいいのかも、もうよくわからないけど、その全てがめでたくて、フィギュア史にこのGPFの羽生結弦が名前を刻んだのは確か。
点数が出ても、世界最高得点を再び更新しても、NHK杯の時のように驚くわけでもなく、女子力発揮させて可愛い驚き方をするわけでもなく、「ヨシ!」と男らしく小さくガッツポーズを見せただけ。
そんな彼が徐々に喜びを噛みしめる表情に変わっていき、次に映った時には泣いていた。
大粒の涙をこぼし、泣いていた。
後の報ステでの修造インタで羽生さんはこの時の涙の理由をこう話しています。
「なんで自分が泣いてるかあの時わからなかったんです。後になってよく考えてみると、怖かったんだなあって。凄く怖かったんだなあって。その怖いって気持ちに最後まで気付けなかった。」
彼はハビが演技を終えてリンクサイド
に現れてカメラに抜かれた時も全く迷いのない顔をしていました。
リンクに出ても一度も怯んだ顔はしなかった。ただ真っ直ぐ前を見て集中した顔をしていた。
寧ろ観客が盛り上がりすぎてハビコールが起きたことにムッとして「俺だぞ!今から滑るのは俺だぞ!見てろよ」とまで思ったらしい(後日、本人が言っていた)
弱い部分は全く、本当に全く、見せなかった。
しかしあの中で滑ることにプレッシャーが、重圧が、恐怖が、なかったわけではなかった。
そういう負の感情を必死に頭の隅に、心の奥に押し込めて何とか強気の気持ちのみの一心で戦ってたのだ。
そして見事完璧な演技を披露して、大会を自分の力で締めくくり、世界最高得点を更新、三連覇達成、今度は観客からユヅコール起こる。
”みんなの期待に応えることができた”
”自分自身に勝った”
その時、安堵感が今になってやってきて、何かが彼の中で弾けて、涙が止まらなくなった。
素の自分に戻った彼が流した涙。
それは完全無欠の宇宙人が、一人の人間に戻った涙に見えました。
…あれ、なんかおかしいな。
(嘘ですごめんなさい)
それは9つの世界最高得点を更新し史上初の三連覇を達成した絶対王者が見せた涙ではなく、まだ21歳になったばかりの一人の青年が流した涙でした。
羽生さん。ではなく、ここは敢えてゆづ、と呼ぼうか。
ゆづ、改めておめでとう。
三連覇おめでとう。世界最高得点更新おめでとう。
よく、頑張ったね。
本当によく負けないで戦ったね。今まで現れた中で最も高い壁をよく乗り越えたね。
NHK杯、GPFと絶好調の彼だけど、昨シーズンから考えてみるとほんとに信じられないことなんです。
昨シーズンの中国杯、NHK杯、GPF、全日本、ワールドと全てこのブログに記事としてあげてきたので、久しぶりに読み返してました。
腰痛、事故、病気、手術、捻挫とほんとに様々なことがあった昨シーズン。それでも彼はただの一つの試合を欠場することなく全ての試合に当たり前のように出場してきた。
そんな中でもGPF二連覇、全日本三連覇、ワールド銀メダルと万全の調子ではないギリギリの中で結果を残してきた。ソチ五輪前に堂々一位になった世界ランキングは、未だに一位のまま。昨シーズンのアクシデント続きの中でも他を寄せ付けることなく圧倒的な点差で一位のまま。
ソチで金を獲った時から世界中のスケート関係者からは男子シングルで一番実力があるのは日本の羽生結弦だとずっと言われてきた。
みんなが彼の力は圧倒的だと分かっていた。みんながまだ羽生結弦の本当の力は出せてないとわかっていた。
そしてやっとNHK杯、GPFと彼は自分の本当の実力を見せることができた。彼が万全な状態だとここまで圧倒的な強さなんだと想像してたよりも何倍も凄くて驚いたけど(笑)
それでもそんな圧倒的に強い、誰が見ても王者である、そんな羽生さんを見ることができて本当に本当に良かった。
昨シーズンから踏ん張ってきて、いっぱいいっぱい頑張ってきた彼の努力がやっと実った気がして嬉しくてたまりません。
勿論まだここで終わりじゃない。
NHK杯の記録がGPFでは彼の重圧になったように、今度はGPFの記録が彼の壁になる。
羽生さんはこれからも自分自身と戦わなくてはいけない。それは手強いライバルと戦うよりも厳しく、そして孤独な戦いです。
でも羽生さんなら大丈夫。
平昌まで持つのか?と聞かれた時どう見てもスイッチが入った表情をした羽生さんを見てそう思いました。今回の演技は完璧な演技だと思ったか?と聞かれて「ステップのレベルが3だったから完璧ではない」と答えた羽生さんを見てそう確信しました。
彼自身が燃え尽きることは絶対ない。彼自身が成長をやめることは絶対ない。だって、どこまでも、誰よりも貪欲な人だから。
今の彼がピークだなんて全く思ってない。だって、いずれは4Loを入れたいとか言ってる人だし、まだまだ彼の実力は底知れないと思ってるから。
ただ、どうか。怪我だけはしませんように。
私が常々願っているのはそれだけです。
後のことは私なんかが別に願わなくても彼自身が切り開いてくれるし、新しい世界に連れて行ってくれる。
羽生さん、改めておめでとう!!!!!!!!
またここバルセロナの地で君が代を聞くことができた。三年連続GPFで君が代が聞けた。三年連続、あなたが表彰台の一番上に立って君が代を流してくれた。
ありがとう。本当にありがとう。
そして一先ず皆さん!まだ全日本とかナショナルとかみんな割とすぐに試合を控えてるんだけど、とりあえずお疲れ様でしたー!
フィギュア史に残る男子FSの神大会っぷり。見ててゾクゾクした。
SPでドン底を味わいながら見事FSでノーミスの演技をして復活したパトリック。練習聞いてる限りではめちゃくちゃ調子が悪かったのにそれでも本番でもビシッと決めてくるあたり伊達にワールド三連覇した元王者じゃないな、と改めてパトリックの凄さを実感した。
GPF初出場のダイス。ほんとによく頑張った。ダイスだってまだまだ伸びるぞ!まだ底力見せてないぞ!全日本でいい演技をしてくれるのを楽しみに待ってます。
昌磨。ほんとに素晴らしかった。鳥肌が立ちました。カートも「羽生をいつか超える選手が出てくるとしたらそれは宇野だ」というのも納得。まだまだこれからどんどん伸びてくるのでそれが恐ろしくもあり、すっごい楽しみでもあります。シニア1年目にして銅メダルという快挙。おめでとう!
そして、昌磨以上にいつか羽生さんの強力なライバルになると私は思ってるボーヤン。だってボーヤンはほんとに伸び代だらけだもん。この若さで絶対的なジャンプの安定感と完成度は持っているので、これからもっともっと練習してPCSの面でも点数が貰えるようになってきたら一気にトップに立つ選手だと思ってます。そして、個人的にボーヤンのキャラがNHK杯で一気に好きになっちゃって、今最も注目してる選手です。可愛い。好き。(急な告白)
最後にハビ。私も勿論ハビのこと大大大好きだけど、私以上に羽生さんがハビのこと大好きみたい(笑)SPを見て去年と同じで相変わらず緊張しまくってるなあ、ていうか羽生さんが110点出した後に滑るとかキツすぎるよねえ、あれこの展開前にも見たなあ…(そうです、ソチ五輪のSPです)と心配しまくってたんだけど、FSでは見事にやってくれました。
あんなハビ初めて見た。現世界王者の演技でした。かっこよかったよ…!
そして羽生さんがもうこのGPFではとりあえずハビのこと心配で心配で仕方なかったみたいで、SPで自分の点数出た後「今からハビが滑るから!今からハビが滑るんだからね!!!!」と言わんばかりに沸く観客を素早く鎮める羽生さん(笑)あれは多分次の滑走者がハビじゃなかったらあそこまでやってないと思うよw
仕舞いにはSPではハビがジャンプ全て飛び終わるまでリンクサイドに残って見守る始末(笑)お前さんはハビの親か(笑)
自分の演技はとりあえず置いといて、ハビだけにはどうしても自国でいい演技をして欲しかったんだろうねえ。ハビ、羨ましいぐらいにゆづに愛されてるよ。
ゆづはこれまでハビからたくさん無償の愛を貰ってきて甘やかされてきたから。ゆづもその無償の愛をハビに与えるようになったんだ。
結果はクリケ組ワンツーフィニッシュ。もうこの結果昨シーズンから散々見てきたんだけど、この結果がやっぱり一番嬉しいんです。
そしてそして。そんなハビちゃんの地元のスペインのお客さんが相変わらず最高だった。
勿論地元のハビに一番大きな歓声が起こるのは確かなんだけど、だからって他国の選手を迎え入れないわけではないい。いい演技をした選手には最大限盛り上がり讃えて、ミスした選手も拍手して支えてくれる。ほんとに素敵でした。ハビと一緒で優しくてあたたかい会場でした。
またスペインでフィギュアの大会があるといいな。
んーやっぱフィギュアはいいですね!
全日本に向けて私ももうひと頑張りしよう!
各国の解説文字起こしは時間があればまたこの記事に追加しときますー!
あくまで時間があったらなのでやるかやらないかはわからない(笑)
ではでは。
東洋の軌跡。
突然ですが。
出場校も無事全て決まりもうすぐ春高本戦が始まるということで、私が春高という大会を大好きにしたキッカケ、東洋の柳田将洋の話をします。
ていうか、今までツイッターで散々、マジで散々、東洋のことを呟きすぎたので(笑)一回きちんとまとめてみる。うん。
ここに書いてることは私の勝手な見解であって、もう妄想も入ってんじゃないかって事まで勝手に想像して書いてるので、そういった記事だと思って読んでくださると嬉しい。
今日は2月22日という見事に2が並んでる日ということで、私の中で2と言えばやっぱり柳田さん!東洋高校、背番号2番 柳田将洋。チームの絶対的エースとして、あの頃の春高を大いに沸かせて、ついに東洋高校を春高初優勝に導いた彼。 pic.twitter.com/R1WcOp5GUW
— はるか * (@hy1_ss) 2016年2月22日
さて。私はあの2010年の春高の決勝で柳田さんが一人爆発的な力を魅せ、東洋を優勝に導いたのはもしかして全て最初から決まってたんじゃないかな、と思う。
もしかして、運命で決まっていたのではないかな、と思う。
バレーをやってる高校生なら誰でも憧れる夢の場所・春高に東洋の柳田将洋が姿を見せたのは2009年。彼がまだ一年生の時。
その当時からチームの絶対的エースだった彼。東洋は柳田さんを含めスタメンのスパイカー5人全員がまだ一年生で、二年生なのはセッターとリベロのみだった。
そんな、言うならばまだ出来たばっかりのチーム。他の学校は最後の春高として二年生ばかりで挑んでるチームが圧倒的に多い中、ほぼ一年生でチームが出来ていた東洋。
しかし、東洋は強かった。
- 第一回戦 東洋 VS 東京学館新潟
春高初戦。まだ出来たばかりのチームだと、一年でほぼ成り立ってるチームだと、ナメてはいけないぐらいのまとまったバレーをする東洋。春高初戦からの容赦なく全力で相手を叩きのめす。
コートの中にいる選手の中で春高デビューした選手が殆どだと忘れるぐらい落ち着いて自分達のやるべきことをやる彼ら。終わってみれば相手に隙を見せることなく東洋の快勝だった。二回戦進出決定。
春高という舞台に彗星の如く現れた、この当時まだ高校一年生の彼。セッターとリベロ以外は一年生がコートに立っていた東洋高校は、エース柳田を軸に優勝候補の学校を次々と倒していき注目を浴びた。当時の彼は今見ても一人だけ才能が飛び抜けている。 pic.twitter.com/jVcaiBUXl9
— はるか * (@hy1_ss) 2016年3月30日
- 第二回戦 東洋 VS 市立尼崎
市立尼崎というのは春高の常連で名門校。そしてこの年は優勝候補に挙げられていた。勿論、この勝負の勝利は市立尼崎が固いと思われていた。
しかし、一セット目は競った展開を制してまさかの東洋がセットを取る。二セット目は意地を見せて市立尼崎がセットを取り、フルセットの戦いへ。
そして、三セット目。東洋は崩れない。自分達のペースでバレーをし、自分達は絶対にミスをしない。ジリジリと市立尼崎を攻める。崩れてしまったのは市立尼崎の方だった。焦りからミスが出始める。そこにすかさず東洋が付け込み、どんどん点差が開く。
結果、三セット目は大差をつけ東洋が取る。東洋が三回戦進出。優勝候補の市立尼崎がまさかの二回戦で敗退。まさに大番狂わせだった。
市立尼崎に勝利した時の柳田さんを含めた彼らの喜び様とはしゃぎ様を見たらそれがどんなに凄いことかわかると思う。
さあ!可愛い柳田さん見て癒されよう!優勝候補の市立尼崎に見事勝ち、とってもとっても嬉しそうな柳田さん。すっごい無邪気な笑顔。一年生のやなぎー可愛い…! pic.twitter.com/hLd7uHwzwo
— はるか * (@hy1_ss) 2015年11月14日
- 第三回戦 東洋 VS 佐世保南
しかし二回戦で優勝候補の市立尼崎を倒してる東洋は、相手がどれだけ強くても自分達のバレーをやれば相手に付け入る隙はあるというのはわかっていた。二回戦で勝ったことで確かな自信を携えていた。
三回戦になっても東洋の勢いは、止まらない。
セット序盤はエース柳田に点を決めさせてチームをどんどん勢い付かせていく。そして中盤は柳田以外のメンバーで点を取り、終盤になるとまた柳田にボールを集めて一気に相手を仕留めにかかる。
途中少し苦しむ部分もあったが、特に大きな問題もなく二セットを連取して勝利。また優勝候補を倒した。
東洋が30数年ぶりに準々決勝進出を決めた。
柳田さんにトスを上げるまでに他の選手がどれだけ拾って繋いでるか。こういうラリー見てると痛感するけど東洋は何も柳田さんだけが凄いわけじゃない。チームとしての出来ようが凄かった。 pic.twitter.com/0Ruc6TM9Fj
— はるか * (@hy1_ss) 2015年11月29日
- 準々決勝 東洋 VS 都城工
このままの勢いでもしかしたら春高初優勝するかもしれないと言われていた東洋。ほぼ一年生だけで出来ているチームが次々と優勝候補を倒していき、もしかしたらもしかするかも、と。
しかし。奇跡は、続かなかった。
出だしは悪くなかった。いつものようにそれぞれが自分の役割をきっちり果たして、一セット目は東洋が取った。
優勝候補だった都城工から一セット目を取り、このままの勢いで東洋が勝利するんじゃないかと思った。みんなきっと、そう思ってた。
しかし二セット目から相手の攻めたサーブでレセプションが崩れ、いつものような調子が作れない。一つが崩れ出すと、どんどん崩れていく。何かが崩れていく。
そのままいつもの東洋のまとまったバレーを出すことが出来ず、二セット目・三セット目を続けて取られて、逆転負け。準々決勝で敗退。
東洋の奇跡は準々決勝で、センターコートを目前にして、途絶えてしまった。
相手の都城工はそのまま一気に優勝まで駆け上がった。
もしかしたら。いや、もしかしなくてもきっと思っただろう。もしあそこで我々が勝っていたら、優勝していたのは我々だったのかもしれない。あのセンターコートでみんなから注目を受け、喜びの涙を流していたのは我々・東洋だったのかもしれない、と。
エース柳田は準々決勝で都城工に負けた時のことを後々こう振り返ってる
「準々決勝の都城工戦。活躍することが出来ませんでした。あの時の事を忘れずにいつでも決めれるエースでいたい」
一年生ながらにチームの絶対的エースだった彼は、準々決勝で逆転負けした時、どれだけエースとして責任を感じたんだろう。
エースとしてチームを勝利に導くことができなかった不甲斐なさを、情けなさを、全て自分だけが背負いこんだのかもしれない。
「僕の役割はチームを不安にさせないこと」この当時まだ高校一年生だった柳田さんのこの言葉。高校一年生ながらもこの時からチームの絶対的エースだった彼は、高校三年の最後の瞬間までずっと、この言葉を背負ってコートに立ち続けていたのだろうか。 pic.twitter.com/vkw9RvX6cB
— はるか * (@hy1_ss) 2016年2月19日
TO中、自分に言い聞かせるように「いけるいける」と何度も言う柳田さん。この当時まだ一年生だがもう既にチームの絶対的エースと呼ばれていた彼はエースとして背負うものがあったんだろう。 pic.twitter.com/obPVTKUhMH
— はるか * (@hy1_ss) 2015年11月20日
そして、東洋の奇跡は終わり、彼らは準々決勝で春高という舞台から姿を消した。
それから一年が経った。
彼らはまた、春高の舞台に姿を現した。
一年という月日は、10代の高校生にはあまりにも長い時間で。沢山のことが変わっていた。
東洋のエース柳田はユース日本代表でもエースとして世界と戦い、ベストスパイク賞を取って日本に帰ってきた。
そして一年前までエースながらにまだ初々しくて、全力で喜び、若さ全開でプレイをしていた彼が、二年生になり上の先輩たちが卒業して、自分がエース兼チームのキャプテンになったことで高校生とは思えないぐらい落ち着き、表情も滅多に変えない冷静沈着な彼に変わってた。
人って一年でこんなに変わるのか、と驚いた。ユニフォームにキャプテンマークの一本線が入っただけで、こんなにも背負うものが増えるのか、と。
柳田さんだけの変化じゃなくて、東洋の変化としては、ユース日本代表として世界と戦ったチームの絶対的エース柳田を含めた、一年生の時に春高を経験してる二年生のスパイカー五人、そして中学時代に全中制覇を経験してる一年生のセッター関田とリベロ小芝を迎えて、磐石の布陣で春高に挑んでいた。
東洋は東京代表第一として春高の優勝候補の大本命になっていた。
高校二年生の時の柳田さんはマジで尊すぎるよね。 pic.twitter.com/qLxV4PDNCY
— はるか * (@hy1_ss) 2015年10月4日
柳田さんが予想外のこと呟くからテンション上がって、すっかり動画あげるの忘れちゃってたんだけど、久しぶりに東洋の柳田さん集! pic.twitter.com/qKr3SsoTso
— はるか * (@hy1_ss) 2015年11月12日
- 第二回戦 東洋 VS 大村工
東洋はシードで二回戦から。東洋のいるブロックは死のブロックと言われていて、東洋含め強豪が一気に集っていた。
その中でも九州は強豪揃いと言われていて、そんな九州の大激戦を制した大村工と初戦。
この試合が初戦である東洋は一セット目からまだ乗り切れておらず一進一退の戦い。
序盤は大村工が何点かリードしたもののセット終盤になると東洋が一気にギアを上げて追い上げ同点に追いつく。やっぱり本当に強いチームは終盤の戦い方が違う。
そのままデュースになりながらも東洋はやはりどこまでも冷静で強くて、逆転で一セット目を取る。
大村戦1セット目。デュースになりここ取られたらやばいという場面で柳田さんのブロック。そして東洋がセットポイントを掴み、柳田さんの強烈サーブから岩橋くんのブロックでシャット。無事にセットを取りながらも「危なかった」という表情をする二人 pic.twitter.com/TvqQBWxZYn
— はるか * (@hy1_ss) 2015年11月25日
しかし、二セット目もまだイマイチ乗り切れてない東洋。序盤でミスを重ね、点が一気に開いてしまう。セット中盤から柳田さんが乗ってきたこともあり柳田さんにボールを集めて7.8点差あったもののを徐々に追い詰めるが、23-25で一歩届かず二セット目は大村工が取る。
初戦からフルセットの戦いになった東洋。優勝候補なのに初戦で負けるなんて、絶対に出来ない。
三セット目、私から見ればここでようやく本来の強い東洋が戻ってきた。序盤からギア全開の東洋は点差を一気に引き離しにかかり、最後まで勢いを落とすことなく大差で三セット目を取った。東洋の勝利。
まずはレフトで打つ、次は切り込んで中央で打つ、最後はライトで打つとラリー中に一人で大移動してる柳田さん。そしてどうしても落とせない場面では頑なにエース柳田さんにトスを上げ続ける強気なセッター関田くん。二人の息はいつもバッチリ。 pic.twitter.com/PuIwAAaKJI
— はるか * (@hy1_ss) 2016年3月26日
柳田関田コンビのプレイでダントツ好きなのこれかな。ラリーの途中でこんなコンビを使ってくるという。思わず度肝を抜かれるプレイ。しかも点を決めてからも二人とも特に喜ぶことなく淡々としてて、ただただかっこいい。 pic.twitter.com/bjQR14cMBY
— はるか * (@hy1_ss) 2016年3月15日
23得点という両チーム最多の点数を一人であげながらもこの日はいつも以上に表情が固かった柳田さん。
チームメイトに厳しい表情で何か言ってる場面も多々見られて、そんな柳田さんの心情を知ってか知らずか、チームメイトの岩橋くんが三セット目のコートチェンジの時に柳田さんの背中をポンポンとしたのが印象的だった。
折角だから動画であげとく。ここです。第3セット、コートチェンジも忘れてしまってる柳田さんに教えてあげて、その後背中をポンポンと叩く岩橋くん。とっても好きなシーン。 pic.twitter.com/fxKTwprWam
— はるか * (@hy1_ss) 2015年11月25日
試合が終了して、無事勝利をつかんだ時、柳田さんがホッとした表情を見せ、ハッと我に返り誰に言うわけでもなく「ごめんごめん」と一人で言った。
その時にこの人が背負ってるものの大きさが見えた気がする。
あの例の大村工業戦。無事に勝ち、そして今日初めてじゃないかというぐらいやっと笑顔を見せた柳田さん。そして試合が終わって何か我にかえったみたいで誰に言うわけでもなく「ゴメンゴメン」と。この人の背負ってるものの大きさが計り知れない。 pic.twitter.com/bTFFREafjw
— はるか * (@hy1_ss) 2015年12月5日
その後のインタビューでの柳田さんの言葉
「今日は全然ダメでした。仲間にあんな姿を見せてしまって申し訳ない」
優勝候補のエースというのはきっといつも何かを背負いながらコートに立ってて。優勝候補のキャプテンというのはきっといつも責任を持ってチームを引っ張ってて。
その「優勝候補・エース・キャプテン」という名を全て持っていたのが東洋の柳田だった。周りの無数の期待や、ユース日本代表のエースがいるチームだから勝って当たり前というプレッシャーを柳田さんは当時のあの細い背中で一人で背負ってこの大会に臨んでいたんだ。
- 第三回戦 東洋 VS 福岡大濠
この当時の春高では「平成の三羽烏」と呼ばれている三人がいた。東洋の柳田・鎮西の池田・大濠の山田の三人。彼らは全員チームのエースで、ユースでは日の丸を背負って同じコートで戦った。
その内の二人、東洋の柳田と大濠の山田がこの春高三回戦で当たることになった。
この三人は普段からとても仲が良くて頻繁に連絡を取り合う仲。春高の対戦表を見て、勝ち進めば三回戦で二人がぶつかる事を知った時、二人はこう言い合ったと言う。
「俺らが戦うにはまだちょっと早すぎるよな」
山田柳田がいる優勝候補の二校が春高三回戦で早くも対戦することがわかった時に二人で言った言葉が「ちょっと俺たちは対戦するのが早すぎるよな」だよ。こんなかっこいい言葉言い合う高校生いるのwこのエピソード大好きです。 pic.twitter.com/3nB5hewRKx
— はるか * (@hy1_ss) 2016年2月27日
そう、まだ早いのだ。優勝候補の2校がここでぶつかるのはまだ早すぎたのだ。
しかし運命は残酷で、流石は死のブロックと言えるだけあって優勝候補の2校がこの三回戦でぶつかり合う。どちらかは勝ち、どちらかは負けて春高を去るという、決着をもう付けなくてはいけなくなってしまった。
試合が始まって、両者互角の戦いが予想されていたが、とにかく、東洋が凄かった。
昨日とはまるで違う。柳田さんだけではなく、コートにいる全員が自分のやるべきことを淡々と冷静にこなす。いつもの強い東洋がそこにはいた。
点決めた直後は「危ない危ない(笑)」と笑ってるのに、ホイッスルなった途端急に表情を引き締めて「○番」とブロックマークの指示を並木くんにする柳田さん。キャプテンかっこいいっす。 pic.twitter.com/odV1Anxv8a
— はるか * (@hy1_ss) 2015年12月3日
これが東洋の凄さ。向こうにブロックつかれても他の選手がブロックカバーにきっちり入ってそのボールを確実に拾う、または相手の攻撃はブロックで必ずワンタチッチを取る、そしてそれらを切り返してエース柳田が確実に決める。穴がないチーム。 pic.twitter.com/BQbA4mPY4l
— はるか * (@hy1_ss) 2015年11月29日
七点差あった筈がミスを重ねてしまい四点差まで差を詰められてこのままじゃ向こうの流れになるかもと思ってたら、エース柳田が自分でレセプして自分で打つと。そしてそのままサービスエースでセットを取る。嫌な流れをきちんと切るのもエースの役目。 pic.twitter.com/4h5b5KKLsu
— はるか * (@hy1_ss) 2016年1月3日
東洋の作戦はこうだった。柳田以外はサーブでとことんセンターを狙い、センターにレシーブさせることでセンター線を使えなくさせる。サイドだけにブロックを絞り、相手の全ての攻撃にブロックでワンタッチを取り切り返してこっちは確実に決める。
柳田はジャンプサーブでとことん相手のエース山田を狙いレセプションを乱れさせて山田を打てないようにする。
相手もサーブでこちらのエース柳田を集中的に狙ってくるが、柳田さんがきっちりレシーブしてセッターに返し、そのまま自分で打ってくるので、向こうの作戦は効かない。
去年、準々決勝の都城工戦でレセプションが乱れてそのまま負けたのを教訓にして、柳田さんは自分でレセプションしてそのまま助走を取ってスパイクを打つという練習を山ほどしたのだ。その努力が実って、東洋は全く崩れなかった。
そしてそのまま二セット連取して、快勝。最後まで向こうのエース山田を乗らせることなく、逆に東洋は自分たちの持ち味を十分に発揮して完璧な勝利だった。
- 準々決勝 東洋 VS 弥栄
去年はここで負けた準々決勝。
しかしそんな事はもう吹っ切っていて、東洋の勢いはセット序盤から止まらなかった。
序盤から相手を寄せ付けず東洋の勢い全開でどんどん相手と点差を引き離していく。
大村工、福岡大濠と九州の強豪校を次々と倒してきた。ここまできたら絶対にセンターコートに行ってやるぞという強い気持ちが見えた。
最後まで相手を寄せ付けることなく危なげなところもなく二セット連取して勝利。
準決勝進出。
去年のリベンジを、果たした。
点決めた直後は「危ない危ない(笑)」と笑ってるのに、ホイッスルなった途端急に表情を引き締めて「○番」とブロックマークの指示を並木くんにする柳田さん。キャプテンかっこいいっす。 pic.twitter.com/odV1Anxv8a
— はるか * (@hy1_ss) 2015年12月3日
鼻スンスンさせてるよね。鼻声だよね。やっぱこの時風邪引いてるよね。可愛いよね。 pic.twitter.com/BxLIWusUUO
— はるか * (@hy1_ss) 2015年12月1日
この日の柳田さんは終始落ち着いて、調子も絶好調で、去年の準々決勝で負けたことなんて完璧に忘れているんだと思っていた。何も気にしてないんだと勝手に思ってた。
しかし、試合後のインタビューで彼はこう言った。
「昨日の夜はあまり寝れなくて、不安もあった」と。
昨日の夜寝れないぐらい、去年負けたことを覚えてたんだ、彼は。去年逆転負けした抱えきれない悔しさを1日も忘れずに彼はこの日まで来たんだ。
私たちが想像していたより、この頃の彼は沢山のことを考えてて。いつも表情を滅多に変えず高校生と思えないぐらい大人びて見えるが、本当は普通の高校生達と何も変わらなくて、不安だってプレッシャーだっていっぱい抱えてて。
そして、それを一人胸の奥に閉まって、今日もチームの絶対的エースとしてコートに立っている。
弥栄戦に勝った後、よっしゃーと声を出して、笑顔を見せ、思わずチームメイトにハイタッチを求めた彼を見て、彼は、彼等は、普通の高校生と何も変わらないんだと思った。
去年の雪辱を見事晴らし、夢のセンターコートへ。
- 準決勝 東洋 VS 雄物川
初めてのセンターコート。相手は春高常連校の強豪・雄物川。そして春高は、準々決勝から五セットマッチになる。
TO中、並木くんの頭をポンとし、桑折くんに「大丈夫か?」と声をかけ、岩橋くんにハイタッチを求めて、そして小芝くんの頭も撫でると。このキャプテンかっこよすぎて辛い( ; ; ) pic.twitter.com/vnKHnt9FAd
— はるか * (@hy1_ss) 2015年11月12日
高校時代「別にモテなかった」だの「動かない人だと思われてたかも」だの本人は言ってたけど絶対嘘。実況によると柳田さんが髪を掻き分ける度に女性のキャーという悲鳴が聞こえてくるそうですよ。 pic.twitter.com/nyaBiaaWDp
— はるか * (@hy1_ss) 2015年11月11日
緊張からか固くなっちゃってレセプションが乱れたリベロ。そんな乱れたボールもきちんと決めた上で「小芝ー!」と緊張を和らげようとリベロの小芝くんに笑顔で声をかける柳田さん。 pic.twitter.com/WGlgZC7Xi7
— はるか * (@hy1_ss) 2015年11月18日
1.2セット目はいつもの東洋だった。いつもエース柳田だった。
東洋はずっとセット序盤などサイドアウトは柳田以外のメンバーが点を取り、セット終盤やトスが乱れて苦しい時、ここぞと言う時には柳田にボールを集めて確実にモノにしていくというバレーをずっとしていた。東洋の監督は「柳田以外の選手が目立っていると
その試合はいい試合運びが出来ている」と言っていて、今日の試合は正しくそうだった。
相手の研究もキッチリしていてマークもキッチリ取れているためいつも以上にブロックポイントも沢山出ていて、エース柳田のみに負担も集まってない。いつも以上に他の選手も、そしてエース柳田もいい働きをしていて、最高にいい試合運びが出来ていた。1.2セットをあっさり連取。
特に二セット目終盤は東洋のブロックポイントが山ほど出て、雄物川は打っても打っても決まらない。相手のコートにすら返らない。全てブロックされるという展開になっていた。
ここまま東洋の勢いで勝つものだと、そう誰もが思っていた。
しかし三セット目。序盤は良かった。相手も立て直してきてサイドアウトの応酬。競った展開。
セット中盤になりセッター関田がエース柳田にボールをあげると珍しくアウト。その後もアウト。またアウト。
他のチームメイトも、監督も、向こうのチームも、実況解説も、徐々に気付いていく。
「柳田がおかしい」と。
相手のブロックにかかってるわけじゃない。相手に捕まったわけでもない。何度打ってもそのスパイクがコートの外になる。相手に何かされるわけでもなく自らがミスをする。
柳田さん自身も本当に理由がわかってないみたいで打つ度にアウトで首をかしげる。いつも滅多に表情を変えない彼が思わず苦笑いしてしまう。彼の中で焦りが見える。
そしてそんなスパイクの不調に畳み掛けるかのようにサーブが全く決まらない。チームの武器であった柳田のサーブが決まらないのだ。アウトになったりネットを引っ掛けたりとりあえず決まらない。相手のコートに全く入らない。本人も打った後に、天井を見る仕草が何度もあって、実況には照明の問題かと言われていた。
そのままミスを重ね東洋は流れを戻せないまま、柳田さんも自らが不調の原因を掴めないまま、三セット目は雄物川に大差で取られた。
四セット目。相変わらずエース柳田の調子は戻らない。スパイクも決まらない、サーブも決まらない。流れは完璧に雄物川で、どんどん点差が開いていく。このままではやばい。四セット目を取られるとやばい。去年の逆転負けされた準々決勝の都城工戦を思わず思い出してしまう。
しかし、彼らは変わっていた。
一年前のようなまだ出来たばかりのチームじゃない。一年生の時からコートに立っている二年生が五人もいて、その月日はただ過ぎていったわけではなく、彼らの中で間違いなく絆とか、深い信頼関係が出来ていたのだ。そして新たな一年生を二人加えた今の新チームは未だに公式戦で負けなし。勝てるという自信だって、俺らが決勝にいくんだという強い気持ちだって彼らにはあった。
四セット目序盤からエース柳田の不調という穴を埋めるように他のメンバーが活躍するのだ。
リベロの小芝くんがとにかく拾って拾って拾う。セッターの関田くんが巧みなトス回しで相手のブロックを分散させ、時にはツーで自らが点を取る。ライトの岩橋くん、柳田さんと対角のレフト桑折くんがいつも以上に頑張って点を取る。センターの並木くん手塚くんがブロックポイントを稼ぐ。何とか雄物川に点を離されないようにみんなが、みんなが頑張っていた。
そしてコートにいる全員がエース柳田が不調だとわかっていてもここぞと言う時には柳田さんにトスを上げ続ける。
柳田さんが何度ミスしても、ここでエース柳田を潰してはいけないというかのようにしつこく何度もトスを上げ続ける。
準決勝の雄物川戦。途中からスパイクがアウトになってばかりで解説陣に「こんな柳田見たことない」とまで言われるほど不調に陥った柳田さん。そんな彼にみんなが諦めずトスを集め続け、復活のバックアタックを決めたこのシーン。すごい好き。 pic.twitter.com/PkpXe2GbEU
— はるか * (@hy1_ss) 2015年11月11日
そのみんなの努力や思いが実った、このエース柳田さんの復活のバックアタック。
今大会一番のガッツポーズと笑顔が出た柳田さん。そして周りでも今までの中で一番喜んでいるチームメイト達。
涙が出るほど、美しい瞬間。
これが青春だ。これが仲間だ。東洋はこんなにも熱い友情関係で結ばれてる。
そのままサイドアウトの応酬でセット終盤へ。デュースになる大接戦。
しかし、東洋はエース柳田がチームメイト達のお陰で見事不調から復活しているのだ。そして東洋は他の選手も絶好調。先ほど試合中に起きた試練を全員で乗り越えた彼らは今まで以上に強い絆で結ばれた。目に見えない何かが確実に変わったように見えた。彼らは以前より強くなった。
デュースになりながらも見事東洋が四セット目を取って勝利。最後の得点は柳田さんのブロックポイントだった。
思わずブロックポイントを取って勝利を掴んだ時、スライディングして喜びを爆発させた柳田さん。
この一勝は東洋の春高の戦いの中で最も大事な勝利だったと思ってる。東洋は柳田だけじゃないと示した勝利。一つの壁を乗り越えて掴んだ勝利。みんなで掴んだ、勝利。
東洋、決勝進出。全ての決着は明日に決まる。
- 決勝 東洋 VS 鎮西
平成の三羽烏の内の二人、東洋の柳田VS鎮西の池田の戦いがここで実現。これまで公式戦でこの二校は戦ったことがなかった。そんな二校の公式戦初対戦がこの春高の舞台の決勝。
春高出場校が決まった時からこの二校が決勝に行くんじゃないかと言われていた。そんな優勝候補の二校が予想通り決勝のコートに姿を現した。
ユース全日本代表で一緒に世界と戦ってから頻繁に連絡を取り合うほど仲が良くなった二人。
大会前、二人はこう約束した。
「春高の決勝の舞台で戦おう」と。
春高決勝の試合が始まる前のこの実況。最高にワクワクする。親友であり最大のライバルであるこの二人の初対戦。二人とも決勝の試合前と思えないぐらい落ち着いてて集中してるのがよくわかる。 pic.twitter.com/X8F031Uzmu
— はるか * (@hy1_ss) 2015年11月9日
今、柳田フィーバーが起こってるわけですが、春高時代の柳田さんも過去に例を見ないぐらいの爆発的な人気を誇ってたんですよ。だって試合前、柳田さんがちょっと客席見ただけでこの悲鳴だからね。もうキャーキャー言われるのは慣れてるだろうね。 pic.twitter.com/M4sLIZZu5g
— はるか * (@hy1_ss) 2015年10月9日
試合前、この決勝戦の解説を担当していた河合さんは両者の印象を聞かれてこう言ったのだ。
「東洋は柳田以外が活躍しないと勝つのは厳しい」と。
それは東洋はエース柳田だけの力では勝てないということ。
みんなが昨日の準決勝で不調だった東洋のエース柳田を見ている。一方、
鎮西のエース池田は昨日の準決勝で一人で23得点と大活躍。きっと殆どの人は昨日の様子を見てると勝つのは鎮西だと思ってたんじゃないだろうか。
柳田池田コンビはライバルでもあったけれど、それ以前に大親友なんだよね。春高決勝戦なんだから普通だったらお互いエースだし意識し合ってピリピリする筈なのに、試合中ちょっとふざけてみたりコート挟んで話をしたりしてるんだよ。面白い。 pic.twitter.com/9P6X57PQpq
— はるか * (@hy1_ss) 2015年10月10日
この人、池田くんだけじゃなくてネット越しにいる田尻くんにも普通に喋りかけてるんだけど。 pic.twitter.com/xppU2Tyzkl
— はるか * (@hy1_ss) 2015年10月16日
決勝戦のホイッスルが鳴り響く。
両者の一点目は両者のエースのスパイクポイント。
世界とも戦った絶対的エースがいる両校の戦い。セット序盤はほぼ互角の戦い。
しかしみんなが徐々に気付き出す。東洋のエース柳田が昨日とはキレが違う、と。昨日途中からアウトばかりになってたスパイクが嘘みたいにキレ良く相手コートを襲う。打っても打っても決まる。
サーブも昨日あんなに決まらなかったのにこの日は思いっきり打てるようになっていた。昨日だけではない、これまでの中で一番強く打てていた。この決勝の場で。
春高決勝の柳田さんは何度見返しても一人だけ神がかってる。 pic.twitter.com/Jq6e6F4vBT
— はるか * (@hy1_ss) 2015年9月15日
まるで夢みたいだった。エース柳田が絶好調となればセッター関田も柳田にトスを集めまくる。たまに止められることもあったが、それでも名セッター関田が強気に柳田にトスを上げ続ける。
今日は関田くんの誕生日ということでこの動画を!柳田さんがブロックに止められてもその後すぐにまた柳田さんにトスを上げる強気な名セッター関田くん。東洋のエース柳田さんがこの決勝戦、最後まで潰れなかったのは関田くんのお陰でもあるんだろうな pic.twitter.com/Sra0umACX3
— はるか * (@hy1_ss) 2015年11月20日
関田くんが弱気なプレイをしたら本気で怒って喝を入れて、関田くんがいいプレイをした時は何度も「まさひろ!」と名前を呼んで良かったよとグッドポーズしてあげて、柳田さんは関田くんにはバレーを通して真っ直ぐ向き合ってたんだよなあ。 pic.twitter.com/GN62fYdm28
— はるか * (@hy1_ss) 2016年3月23日
レフトだとマークがきつくて相手に三枚ブロックをつかれるので、ラリーの途中にライトに回り込む柳田さんと、それをキッチリ見ていてすかさずライトにトスを上げる関田くん。そしてこの長いラリーを東洋が制する。この二人の息の合い様はほんと凄い。 pic.twitter.com/cLe1HgstdF
— はるか * (@hy1_ss) 2016年3月17日
鎮西は柳田をどれだけマークしても潰せない。それどころか鎮西はいつもの鎮西らしさを出せない。
決勝戦での柳田さんは本当に圧巻だった。圧倒的強さだった。一人主役状態だった。誰が見てもかっこよかった。
鎮西が逆転しそうな雰囲気は何度かあった。鎮西が点数で東洋より前に出る部分はあった。しかし、東洋が、柳田がそのままセットを取ることは許さなかった。気を抜けば東洋が勢いに乗って点を重ねてどんどん点差が離れていく。
東洋が勢いそのままに一、二セットを連取し、第三セットの24-22の東洋マッチポイントの場面。
当たり前のようにエース柳田にあがるトス。相手だって最後はもちろん柳田が決めるとわかっていて、ブロックをつく。しかしそんなブロックを吹き飛ばして点を決めた。
最後まで東洋のエース柳田は潰れなかった。試合終了のホイッスルが代々木のコートに鳴り響く。東洋が春高初制覇を達成した瞬間。終わってみれば柳田さんは1人で両チーム最多の27得点取り、決定率は70パーセント以上。圧巻だった。圧巻の勝利だった。柳田さん自らの一点で掴んだ勝利。自らの力で、東洋を、仲間を優勝へと導いた。
この時のことに関してこんな記事がある。
2-0で迎えた第3セット、24-22、東洋のマッチポイント。最後はどこにあげるか。関田だけでなく、チームに迷いはなかった。
「最後は柳田に決めて欲しかった」
エース対決に勝ったからではない。チーム力で上回った東洋が、大本命のプレッシャーに打ち勝ち、初めての栄誉を手にした。
決勝戦もいつもと変わらず冷静で表情はあまり変えず、たまにしか笑顔を見せなかった柳田さん。
そんな彼が、優勝が決まった時、涙を流していた。
この春高制覇したときの柳田さんの涙見てよ。やられるでしょ。ギャップにやられるしかないでしょ。 pic.twitter.com/5nai1maqpa
— はるか * (@hy1_ss) 2015年9月13日
春高制覇して涙がとまらない柳田さん。解説聞きながら見るとより一層泣けるので、解説と共にどうぞ。 pic.twitter.com/F9CMxjygIQ
— はるか * (@hy1_ss) 2015年9月19日
ユース全日本代表の中でもエースだった彼。いつの間にか沢山の人に注目されるようになれ、今年の東洋は柳田がいるから春高優勝の大本命だと何度も言われてきたのだろう。優勝候補というのは勝って当たり前、決勝の舞台まで来て当たり前と、勝手に思われる。
そんな周りの期待をユース日本代表のエースとして春高の舞台でも戦わなくてはいけないプレッシャーを彼はたった一人で背負って、東洋の絶対的エースであり主将として戦ってきた。
優勝候補と周りは勝手に言うけれど、その優勝までの道は簡単なものではなかった。シードながらも一番苦しいブロックにいれられ、毎試合のように強豪と当たる。一戦一戦勝つのに必死で、安堵の瞬間なんてものはきっと一ミリもなかったのだろう。
ずっと気を引き締めた状態で、俺がチームを引っ張らなきゃ、勝たなきゃいけないというプレッシャーに押し潰されそうになる。たった一人の高校生がそれを全て背負うのはどれだけ辛く苦しく大変なことか。
しかしそんな苦しい戦いの中で確かに生まれた絆もある。必死に一戦一戦勝ち抜く度に深まるチームメイトとの信頼関係。そんなチームメイトの存在が柳田さんの背負ってる荷物を幾分か軽くしてくれたのは事実だと思う。
準決勝で何とか雄物川に勝った後、柳田さんはこう言った。
「あの不調の中、それでも勝てたのは逆に自信になった」と。
自分が不調に陥ってもそれを助けてくれるチームメイトがいる。一人じゃなくて、みんなで戦ってるんだ。柳田さんはそう実感したのだろうか、決勝の鎮西戦の時を振り返って柳田さんは後々こう言ってるのだ。
「一人で戦うのではなく、仲間がいる。止められても、次決めればいいんだと思って、仲間を信じて強気に攻め続けることが出来ました」
優勝後のインタビューではこうも言っている。
「昨日仲間に借りが出来ちゃったんで。昨日の分まで自分の仕事をしようと今日は頑張りました」
だから。
だから、決勝戦の柳田さんは強かったんだと思ってる。
昨日の雄物川戦、確かに出来た仲間への借り。昨日は仲間に助けてもらって勝たせてもらった。このままではエースとしては面目立たない。だからこそ、今日の決勝は、チームのエースとして、そして主将として、自分がチームを優勝へと導きたい。
そんな強い仲間への思いが彼の中であったからこそ、決勝で彼は一人爆発的な力を発揮出来たのだと、そう思う。
たらればの話はすべきじゃないけど、もし準決勝の不調がなかったら決勝で柳田さんはあそこまで力を出せてなかったのかもしれない。もしかしたら、準決勝ではなく決勝で不調が出てしまいそのまま負けてしまってたのかもしれない。
だから彼が決勝で爆発的な力を見せチームを優勝に導いたのは全て運命だったような気がしてならないのだ。
一戦一戦必死に歯を食いしばって勝ち進んできた彼に、神様が準決勝で試練を与えた。
しかし、それを乗り越えれば、チームみんなで乗り越えれば、もっと彼はチームを信じることができるようになって、もっとチームは前以上に強くなる。そしてそれを乗り越えたことで、彼は決勝の舞台で今までの中で一番凄い力を魅せ、チームを優勝へと導くのだと。そんな彼への試練。
そして彼は、彼らは、見事試練を乗り越え、彼は自分の力でチームを優勝へと導いた。運命だったのか必然だったのか、そんなことわからないけど彼らが周りの期待に答えたのは確かだった。自分たちの自分達の力で夢を叶えたことは、確かだった。
勝ちが決まった時、春高制覇を成し遂げた時、思わず彼が流した大量の涙は、どういった意味の涙だったんだろう。
周りからの無数の期待や羨望の眼差し、そして一人だけ注目され続けるプレッシャー、そんな中はひたすら表情を変えず気を引き締めてチームを引っ張り戦ってきた彼が、その全てのことから解き放された安堵の涙だったのだろうか。
それとも、この最高の仲間たちと春高初制覇を成し遂げられたことに対しての嬉し涙だったのだろうか。
それとも、自分がここまで出来たことへの感動の涙だったのだろうか。
きっと。その全てが当てはまった涙で。
それはいつも表情をほぼ変えない無性に大人びた彼の見せた涙ではなく、たった一人の高校生の男の子の、涙だった。
涙を拭っても拭っても溢れてくる大粒の涙。東洋の選手たちはみんな喜びを爆発させてるのにそんな中で一人だけ泣いている姿は、なんだか異質で。でもそんな泣いてる彼に「なんで泣いてるんだよ〜」とバカには絶対しない東洋の他の選手達を見て。だから彼らが同じコートで一緒に戦ってる姿は毎回あんなに心が躍ったんだと気付きました。
鎮西のエースの池田くん。柳田さんのライバルであり大親友の彼が、悔しいだろうに、こてんぱんに負けて悔しいだろうに、「優勝おめでとう」と柳田さんに声をかけた姿見て、それに対して思わず泣いてしまう柳田さんの姿を見て。だから彼らの戦いはこんなにキラキラと美しいものに見えたんだと気付きました。
まず監督やコーチ達を胴上げした東洋のチームメイト達。そこには参加せず、少し離れたところでまだ泣いてる柳田さん。そんな柳田さんに対して「マサ!マサ!」とみんなで呼び、誰よりも先にまず柳田さんを胴上げしたチームメイト。
涙がとまらなくて恥ずかしいからなのか一人遠くにいる柳田さんを、「まさ!」とみんなで呼び柳田さんを一番に胴上げする東洋のチームメイト。柳田さんは絶対的エースではあったけど
— はるか * (@hy1_ss) 2015年9月19日
孤高のエースではなかった、と私は思うよ。 pic.twitter.com/tsCjkhtkeB
柳田さんは東洋の絶対的エースではあったけど、孤高のエースなんかではなかった。
一人残らずみんなで、東洋全員で掴んだ勝利。だから嬉しいんだよね。
泣いた後の赤い目で、チームメイトと心からの笑顔で喜び合う彼が、みんなで喜びを爆発させちゃってる彼らが、とっても眩しくて。目を瞑りたくなるぐらい眩しかったけど、そんな彼達の”青春”を絶対に忘れないようにその当時の私は必死に目に焼き付けた。
突然どうしたって話だけど、私は東洋時代の柳田さんの時間差攻撃が大好きでしたー!この下に打ち付ける感じがかっこいい!てなわけで柳田さんの時間差攻撃集① pic.twitter.com/MMKUAMt6ns
— はるか * (@hy1_ss) 2016年1月6日
東洋時代の柳田さんの時間差攻撃集②どんどん力強くなっていく…凄い。 pic.twitter.com/FQ67EiS1N0
— はるか * (@hy1_ss) 2016年1月7日
どれだけトスが乱れてもどれだけ厳しい体勢でもエース柳田さんがきっちり決めてくれるのは間違いなく東洋の強みだった。 pic.twitter.com/8BD4Oa5Lqk
— はるか * (@hy1_ss) 2016年1月14日
そして一つ一つの試合に勝つ度にみんなで喜び合って、優勝まで駆け上がってきたんだよね。 pic.twitter.com/hMyKCaO3U2
— はるか * (@hy1_ss) 2015年11月13日
一年のとき市立尼崎に勝ち「やっとチームの役に立てた」と涙を流し喜んだ桑折くん。同じく一年のとき佐世保南に勝ち泣いた並木くん。三年のとき準決勝で鎮西に負け裏で涙を流す岩橋くんと関田くん。そして二年のとき優勝を掴み号泣する柳田さん。 pic.twitter.com/75t7TI4JzL
— はるか * (@hy1_ss) 2015年11月13日
2011年春高のエンディング。
— はるか * (@hy1_ss) 2015年10月12日
やっぱり10年11年の頃の春高が一番好きだった。女子は鍋谷さん大竹さん大野ツインズが、男子は柳田さん池田くん山田くんの平成の三羽烏や湧くんなどが活躍してた時代。 pic.twitter.com/8ZOfUsrZJ4
11年春高エンディング
— はるか * (@hy1_ss) 2015年10月12日
この春高は昨年優勝した柳田さん率いる東洋が準決勝で池田くん率いる鎮西に負けた春高。池田くんから柳田さんにピントを合わせる映像、そして三位のメダルを首にかけながら裏で泣いてる関田くんと岩橋くんの映像にグッとくる pic.twitter.com/npYnhJWndl
春高に出場した学校、そして出場した一人一人に物語があって。もっと言えば春高を目指していた高校生一人一人に物語がある。
全国の高校生たちがそれぞれの物語を抱えながら、そしてそれぞれの思いをかけながらも、たった一つ優勝という同じ夢に向かって、春高という舞台で自分たちの力を全て出せるように本気で努力して、そしてコートの中でみんな全力で戦ってる。
だから面白い。だから熱い。だからみんながキラキラ輝いて見える。だから、毎年ドラマがある。
私は春高は東洋の柳田さんの頃を一番見てたし、一番詳しいので、その頃の東洋だけをピックアップしましたが、春高はほんと毎年熱いし泣けるし最高におもしろい戦いなので、バレーの中では春高が一番大好き。
そして2016年、1月。
また。新たな物語が始まるのだ。
長野(not名古屋)に刻みつけた絶対王者の証
「長野ですね。すいません。名古屋って言いましたね、ワタシ」
はい、てことでNHK杯のことを書きます。(どういう事だよ)
ええ、書きますが、何か言うことある?ここで改まって詳しく演技の感想を書くことがあるのか?
もうなんていうか、あそこまで圧倒的な、凄すぎる、完璧すぎる、素晴らしい演技を見せられたら何も言うことなんてない。そりゃ羽生さんも終わった後、興奮しすぎてインタビューでは長野のこと名古屋って言うし「血のにずむような」って大事なところ噛むし、ハイにもなるよ。そうだよ、その気持ちわかるよ。
私だってあの素晴らしい演技を表す文章を書くことが出来ない。
オーサーがFSが終わった時に羽生さんに言いました。
「I have no words.」と。
オーサーとほんとに同じ気持ち。何も言うことがない。何も言えない。凄すぎて。
これ以上の演技誰が出来るの?って思ったし、今のフィギュアスケートのルールであの演技は間違いなく最上級に完成されたものだって思う。
マイナスなんてあるわけないじゃん!加点のオンパレードに決まってんじゃん!点数?出るに決まってんじゃん!!!!!!!って感じです。
私は今まで沢山の人の演技を見て泣いてきた。羽生さんの演技で泣いたことだって勿論何度もあるし他にも女子シングルでもアイスダンスでもペアでも、もうそれは様々な人の素晴らしい演技を見るたびに涙を流してきた。
それは「よく頑張ったね」という涙だったり、「ノーミス!スタオベー!」という涙だったり、未完成なものなのに見てるだけで何故か涙が出ることもあったり、「もうこの人の競技者としての演技を見るのは最後なのか」という涙だったり。
感動を与えてくれるからこそフィギュアスケートそのものが大好きだったし、見れるだけ全ての人の演技を見て自分の中の神演技リストを増やしていこうと勝手に思っていた。
だから。羽生さんがいつか300点超えを達成してくれることを夢見て。最初に300点の大台に乗せるのは絶対に羽生さんだと信じて。その時に私は今までの中で一番泣くんだろうなと思ってました。
それがこれです。
全く泣けなかった。
人ってほんとに凄いものを目撃してしまうと涙なんか出ないんだなと痛感しました。
目の前の光景が圧巻すぎて、非の打ち所がなさすぎて、涙が全て引っ込んだ。
ていうか、寧ろ笑ってました私。凄すぎて。3A-1Lo-3Sを決めたあたりから声出して笑ってました。ほんと凄すぎて。
でも尋常じゃなく震えてた。手が震えて、ツイッターに何か書きたかったんだけど、「手が震えてる…」と書くのがやっとだった。
あれがほんとの鳥肌です。途中から涙は一切出ないのに鳥肌だけ立っててほんと異常だった。それだけ異常な演技だったんです、アレ。
織田くんもカートも多くのスケート関係者が言っていた「一生に見ることができるかできないかぐらいの演技」でした。
それは彼自身の演技の中でではありません。フィギュアスケート全体で、いや、人が生きてる内に、見ることができるかできないかの演技だったのです。
それを羽生さんがここ日本の地で見せてくれた。私は生で見ることはできなかったけど、リアルタイムで見せてくれた。
こんな幸せなこと、ありません。
まあ、もう私の感想はこれぐらいにしとこう。何言おうとしても凄いとか、圧倒的とか、同じ言葉しか出できませんので。
ザザッとSPとFSの結果を書いておきますー。
- 4S 10.50点+GOE1点=11.50点
練習の時に見てたまげたんだけど、4Sにイーグルサイドイーグルだと…?3Aでさえイーグルサイドイーグルなんて出来るの貴方だけだったのに???
本番では4Sは堪えたんだけどそのまますぐにイーグルつけた。え、何故あれからイーグルつけれるの????
羽生さんの中の構造がマジでどうなってるかわからないし、宇宙人なので説明されても理解できません。
4Sだけだと堪え気味だったのでマイナスになりそうなところを最初にイーグルから入り、また着氷してからもすぐ様イーグルをつけたことでプラスがもらえるジャンプに変わりました。恐るべし。
- 4T-3T 14.60点+GOE2.57点=17.17点
恐ろしくビューティホー。4T-3Tを跳んでる羽生さんなんか久しく見てないし、「羽生は4T-3Tを跳べない」ってアンチが叩く材料にしてたんだけど、え?誰が跳べないって???と100回聞き返したくなるほど綺麗すぎる4T-3Tを跳んでくれました。これ以上どうやって綺麗にするの?と聞きたくなるぐらい綺麗なジャンプでGOE3点が出ないのが逆に不思議なぐらい。
バラ1の4Tの入りはパリ散の時より助走が短く、より複雑な入りをしてたんだけど、今回はパリ散とほぼ同じ助走でスリーターンから跳んだね。うん、その方が見てて安心だし、それでも十分ステップから直ちに跳んでるのでそれでいいと思うよ。
- FCSp4 3.20点+GOE1.07点=4.27点
相変わらず羽生さんのドーナツスピンは美でしかない。回転の早さも良く、8回どころか10回ぐらい回ってんじゃないの?
ここから後半。
- 3A 9.35x点+GOE2.43点=11.78点
もう当たり前のようにカウンターを入れてくる。3Aの単独ジャンプはカウンターを入れなきゃマイナスになるんだよね?と言いたいのかのように当たり前にカウンターを入れてくる。そして高い!3Aに関しては、羽生さんが普通に跳んでくるってことがまずないのでカウンターからの3A見ても「ハイハイハイ」ぐらいで済ませました。
- CSSp4 3.00点+GOE1.21点=4.21点
3Aより(コラ)、その後のこのスピンだよー!!!!!
信じられないほど美しい!バラ1で一番感動したのが実はこのスピンでした。急遽構成を変えてきたのでスピンを入れる場所も変わり、それでいきなり音とスピンを綺麗に合わせることとかできるの?とちょっと不安だったんだけど、マジでそんな心配してた過去の自分を殴りたくなるぐらい素晴らしかった。
「まるでスケート靴から音が鳴っているかのようだ」と前から音楽と動作がピッタリ合ってると評されてた羽生さんが、構成を変えて急遽スピンを入れる場所を変えたところで音楽とスピンが合ってないなんて事になるわけなかったのです。
もうほんと音ハメバッチリだった。スピンの速度すら音と合ってるのに、プラススピンをしながら手でも音楽と調和できる。スピンの羽生と言われるだけあります。こんなの誰も真似できない。
ツイッターで回ってきたのですが、このスピンの加点が歴代男子シングルの中で過去最高点だったそうで。あのランビと同じ点。凄ぇ…。こんなところでもちっちゃく過去最高点叩き出しちゃってる…。
- StSq4 3.90点+GOE1.90点=5.80点
はあーーーバラ1のステップやっぱり大好きだ。いつもバラ1のステップは素晴らしいんだけど、この日はいい意味でいつも以上にノっていた。なんたってジャンプ全てノーミスだし。後は思いっきり滑るだけ。いつも以上に体もよく動いていて、抑揚のつけ方もいい。
- CCoSp3p4 3.50点+GOE1.21点=4.71点
最後のスピンも軸ブレなしで回転速度も早くバッチリ。
顔wwwwwwwwwwwwwww
最後の顔だけチョイス間違えたよねえwww阿修羅通り越してもうただの鬼ですよwwwwwwショパン見てしっとりしてたら最後に鬼が出たwww
わかるんだよ。「やってやったぜ、ゴラァ」っていう顔だって。いきなり構成あげて、それを一発で成功されたらドヤ顔披露しちゃうのもわかるんだよ。そのドヤ顔の最上級がそれですか?wもうドヤ顔じゃなくて鬼じゃんwみんな言ってたんだけど子供泣くわwwあーほんと面白いwww
TESは59.44点(バケモノ)(世界最高得点)
PCSは46.89点
合計 106.33点(世界最高得点)
自身が持っていた101.45点という世界最高得点を自身で塗り替えた。
羽生結弦を超えたのが羽生結弦自身だった。
感慨深い。かっこよすぎるぜ、羽生結弦。全てのジャンプで加点がつき、ステップスピンオールレベル4!マイナスをつけるところが一つもなかった。そりゃ点数出ます。
SPの日は滑り終わった後も羽生さん自身はとにかく落ち着いてるイメージ(FS滑り終わった後の羽生さんを見てから見ると特にそう感じるw)
しっかり喜びを噛み締めつつも、もう次の日のFSに向けてしっかり気持ちを作ってる。気持ちのコントロールもきちんと出来てるな、と。
ではここで各国のSPの実況解説を文字起こし。全てニコ動についてる翻訳をそのまま文字起こしさせていただいています。
- イタリア解説①
【イタリア実況】 羽生結弦 2015 NHK杯 SP ‐ ニコニコ動画:GINZA
マンマ解説きた!
(まだ翻訳がついてないのでつき次第、文字起こしさせてもらいます)
- イタリア解説②
【イタリア版翻訳】羽生結弦 2015 NHK杯 SP ‐ ニコニコ動画:GINZA
4S、4T-3Tを決めた時点で「ボーヤンジンの記録は崩れるとみた」と予言。
演技後、
「マンマミーヤ!マンマミーヤ!信じられない!信じられない!信じられない!!」
「ハニュー惑星にようこそ!住民はただ一人。彼だけだ。凄まじい。」
「ハッハッハッ(爆笑) TESが60点をかすめるよ(笑)」
「OK。59点だ。PCSには何点出そう?もし46〜47点以下ならジャッジ解雇だよ」
「ハッハッハッ(爆笑)」
「106点で世界最高得点」
「当然の成り行きだ」
ここ、点数出る前なのにバッチリ点数を当てててイタリア解説凄いとしか(笑)
「脱帽だ。このパフォーマンスはとんでもないよ。これは素晴らしい演技、ではなく、特別な演技、だ」
「ショートでこのような演技はありえない。誰も真似できない。4S、ステップから繋いだ4T-3T、カウンターからの3A、このプログラムは素晴らしくリッチな内容だ。全ての動作がよく練られている。音楽に合わせて考えられたスピンのポジションテェンジ」
「この若者は普通じゃないよ。今までに存在しなかった種類だね。今後どれぐらい待てば彼のような人材を見ることが出来るかは不明だよ。桁外れの才能だ」
「世界最高得点は101.45点。もう一度言うが、この演技に105点以下が
出たらスキャンダルものだね。このプロはPCSで平均9.5点が出ていいはずだ。10点満点が出るべきものもある」
「素晴らしいね。パトリックチャンだってこのような濃いSPは実現できない。シンプルに言って唯一SPでこのようなことを実現できるのはハニューだけだ、今の時点では」
ここでやっとキスクラ。(キスクラ行くまで喋る喋るw)
「ハニューの表情を見てよ」
「彼は偉業を成し遂げたことを自覚してるね。今日は彼のことだけが話題になるよ。日本国内だけじゃなくね」
点数発表。
「エヘヘヘヘへ(やっぱり爆笑)」
「ジャッジにとってハニューは完璧な存在だった。106.33点。世界最高得点を更新。前の記録から少し上がっただけじゃない。5点以上更新してる。お・そ・る・べ・し!」
「5点も上昇!私たちは100点を超えたスケーターの話をしてるんですよ。その上を5点アップ」
「ボーヤンジンはTESで世界記録を更新したがユヅルはそれをトータルで10点上回った!もう一人のエイリアンがね。このように呼ぶことにしてみる。なぜならこの2人のアスリートはとんでもない」
「このようなSPは今までに見たことがなかった。一人は完全で、もう一人はこれから進化するだろう」
以上。
イタリア解説相変わらず「ハニュー惑星」発言w後、PCSで46〜47点以下だったらジャッジ解雇だの105点以下だったらスキャンダルだの105点以上は出ると確実に予想してくれてます。
- ドイツ解説
【ESPドイツ実況字幕付】 羽生結弦 2015 NHK杯 SP ‐ ニコニコ動画:GINZA
演技後、
「さて、ボーヤンとの戦いに羽生が挑んできた!羽生結弦は、やる気だ。簡単には負けない!」
「我々はボーヤンジンのワールドクラスのSP演技を体験したけれど、ここでまたもっと優れているかもしれない次のワールドクラスの演技を観ました」
「(ボーヤンより)演技構成点はもっと高いし、TESはもう少し上だ。それに羽生結弦のスケーティングスキルはボーヤンよりも優れている。」
「ちょっと想像してみて。若い中国人が出てきてSPで95点を獲得したら、そこに羽生結弦が出てきてフィギュアスケート関係者と全てのNHK杯の観客・視聴者を、素晴らしい演技で魅了して100点を出してトップに立つ」
「全く、本当に素晴らしい演技だった。文句のつけようが、ありません」
「羽生結弦は彼より前の演技者が素晴らしかったら、更にそれより上を行くというのが凄い!」
「このような質の高い二つの演技(ボーヤンと羽生さんの演技)は滅多にあるわけではないが、今日は二つも観られた」
「もしSPでトップに立ちたいのなら、羽生のような質の高い四回転を二本跳ばなくてはいけない」
「僕は驚かない。もし彼が100点を超えても、ちっとも驚かないだろう。はっきり言っておこう」
得点発表。
「106点!!!!!!!素晴らしい!!!!!全く信じられない!!!!!!!!考えられない!!!!!!」(←さっきまで100点を超えてもちっとも驚かないと言っていた人)
「羽生結弦の人生で、最高のSPだ。彼は、正真正銘の、世界チャンピォンだ」
「106点。彼はきっと全てで最上のことをしたのだろう。信じられない。全く信じられない。羽生結弦。何という高みに上がったSPを、全て観たのでしょう!」
以上です。
ドイツ解説と言えば14年ワールドの羽生さんのFSの解説がそれはそれは素晴らしかったので今回もワクワクしながら聞いたんですが相変わらず素晴らしかった。
- ユロスポ解説
【British Eurosport】2015 NHK杯 男子SP 3/3 ‐ ニコニコ動画:GINZA
演技後、
「とても素晴らしかった!息を飲む羽生結弦のパフォーマンス」
「ジャンプ前後の繋ぎや一つ一つのエレメントが素晴らしかった。TESが上がり続けてますね」
「メンタルの強さも必要なのです。チャンピオンに求められるものを証明しなければいけないんです。そういったものを持っていても実現したければいけない。」
「演技直前に目を閉じてたね。まず集中し、そしてゾーンに入って行くのです」
「音楽と一体化した切れ味の良いステップシークエンス」
「4Sにスプレッドイーグルを繋げられるバランス力が凄い。決して簡単ではない」
「ジャンプの前の構えがない」
「力強くもありリラックスした美しいランディング。スムーズに次の要素に入っていく」
「これは今大会で間違いなくベストのスピン」
「構成点を得るためには表現面も非常に大切なんですよね。更にチャンピオンとしての存在感わチャンピオンとしての滑り。その違いが彼には求められる。それを理解し、戦い、実現すること。羽生はそれを実行した」
「さあ、羽生がトップに躍り出たのは確実だが、点数はどうでしょう?現在首位のボーヤンの点は確実に上回るでしょう」
点数発表。
「106.33点!!!驚異的なスコアが出ました!!!!技術点59.44点。全ての要素にGOEが付いたのでしょう」
「技術面、更にプレゼンテーション。46.89点とは、別次元だ」
「よくやった羽生!お前もだ、ブライアンオーサー!」
「この偉大なスコアですが芸術面が大変優れてるので、プレゼンテーションでボーヤンを7点も上回ってるのは当然です」
「驚くべき点数でしたね。すごい大会になりました」
「芸術面が特に今シーズン進化した」
「ユヅルは、常に向上しているよね」
「プレッシャーに打ち勝つ能力、それを秀でていると感じる」
以上です。
ユロスポは相変わらず羽生さんのオトン状態です。
- ロシア解説
【ロシア実況】 羽生結弦 2015 NHK Trophy SP ‐ ニコニコ動画:GINZA
なんとロシアはタラソワママが解説!羽生さんの演技をタラソワママが解説してくれるなんて胸熱です…!
ステップの途中で
「思わず立ち上がりたくなるプログラムね。彼にとても合っていて、彼はとても敏感に感じ取っているわ。ステップシークエンスのどの要素もお見事」
演技後、
「素晴らしい羽生」
「見事ね。まさに王。素晴らしい」
「文句無しですね。羽生結弦はホームでとても上手くやってのけました」
「彼がトップね」
「トップです。そして今、100%の確率でSP世界新記録が出ます。即に彼が持っている101.45点という点数は大幅に更新されるでしょう。これぞオリンピックチャンピオン。彼は他の選手の演技を見て男子シングルがどこに向かっているかを見定め、応えました。これが答えです」
「10点は更新するんじゃないかしら」
「はい、110点くらいは期待できます。さらに上も。羽生結弦の驚くべきプログラム」
「驚きね。よくぞこのプログラムを残してくれた。だって私は去年このプログラムを見てまだ観足りなかったから。残念ながら現地では観られなかったけど、それでも観られてよかったわ。まさにこのショパンの音楽そのものといった感じ」
「羽生の顔をアップで見ると、その力強い顔つきに恐ろしささえ覚えます。役を生きる役者のように、その表情通りに演じきってみせるんですよね」
「さて、勢いづいてるときの羽生と戦うのは無謀だと見せつけてくれました」
「とても集中していたわね」
「パトリックチャンだろうとボーヤンジンだろうと彼には敵わない」
「彼はまだ成長するわ」
「やることをやりきれば青年は全てで勝つ」
点数発表。
「おう!110点とはいきませんでしたが106.33点!」
「言うまでもないわね。みんな感動で泣いてるわ。そこまでの衝撃だから」
以上です。
タラソワママに羽生さんがべた褒めされてるなんて感動だよ…。110点出るとまで言っちゃうタラソワママw
- フランス解説
【フランス実況】 羽生結弦 2015 NHK Trophy SP ‐ ニコニコ動画:GINZA
演技後、
「これは世界最高記録が出るでしょうか!」
「技術点がこのままかわからないけど、芸術面では、彼と競合するボーヤンジンのスケーティングの質はオリンピックチャンピオンに匹敵するものとは思えませんでした」
「その通り」
「羽生結弦とボーヤンジンの能力にはまだ大きな差があります。羽生は技術面でも、二つの四回転というとてつもなく高難度のプログラムにも関わらず、ジャンプだけではなく、全ての要素の質が信じられないくらい素晴らしいです」
「確かにボーヤンのジャンプも素晴らしいが、ステップやスピンの質などの全てにおいて優れているのは羽生の方です」
「何より、その芸術性は素晴らしいの一言ですね。特に羽生が演じるこの素晴らしいプログラムほどの芸術性は、ボーヤンにはまだありません」
「これは世界最高記録が出るかもしれない。大きな点差になるのはまず間違いありません」
「このショパンは今シーズンで二年目で、昨年も私たちを大変感動させてくれましたが今シーズンはそれにもっと磨きをかけ、卓越したものにしてきました。より繊細で、より実感溢れるプログラムになっています」
「ユヅルは日本のスターですが、このような演技を見せてくれればその地位はまだまだ安泰でしょう」
点数発表。
「ウィー!106.33点!この日本人選手が凄まじい点を叩き出しました!」
「これは凄い!大変な試合ですね」
以上です。
フランスがお茶の間解説じゃないだと…?いつでもどんな音楽だろうがそれを無視して永遠喋り続けるというお茶の間解説が好きだったので、今回は少し寂しい気もしたけど、凄い良いこと言ってくれてますね。いつもと局が違うのか…?
- 中国解説
羽生結弦 フィギュアスケートGP NHK杯 SP(2015.11.27) 中国語実況 ‐ ニコニコ動画:GINZA
演技後、
「羽生結弦。さすがオリンピックチャンピオン。さすが現国際スケートショートプログラム最高得点保持者」
「今日一新されたSP、彼は全く劣らない二種類の四回転を成功させました。しかも簡単な部分は全くありません」
「最初私はプログラムを変更したせいで繋ぎの部分が犠牲させるのかと思いましたが、しかし彼は4Sの入りと終わりにステップと繋ぎを入れていて凄すぎます」
「今回の試合でプレッシャーに負けず、こんなに素晴らしい滑りができた」
「私たちは羽生が挑戦に負けず、そして試合の中、全ての動きが完璧だったのかがわかります。彼の点数は恐らく100点を超えるでしょう。しかもSPの新しい点数記録を打ち立てるでしょう」
「彼はショパンのバラード第1番を成功させました。しかも回転中にも音楽に合わせてるのがわかります。彼の動きはピアノのリズムにとても合わせられてます」
「羽生は男性のパワーと女性の柔らかさを兼ね備えています。彼も天才の一人です」
「今日のSPは天才二人の戦いになりましたね」
「頂上対決ですね」
「会場で羽生の演技が観れるのはほんとに素晴らしいことです。彼の目標は自分の限界を超えること」
点数発表。
「106.33点!歴代最高得点!彼はオリンピックで自分の持つ101.45点を更新しました!」
「羽生結弦が挑戦を受けきれたことにおめでとう。そしてボーヤンジンが大会で自分の力を最大限に足しきれたこともおめでとう」
以上です。
中国解説は相変わらず専門的な知識が凄くて驚く。そして自国のボーヤンが素晴らしい演技をして普通なら一位になってほしいと思うところなのに、変わらず羽生さんの演技を讃えてくれるところが素晴らしいですね。
- Universal sports解説
【Universal Sports翻訳版】羽生結弦 NHK杯2015 SP ‐ ニコニコ動画:GINZA
演技後、
「完璧なスケーターの定義がこれと言っていいでしょう」
「とても興味深いのは芸術的スケーターとして知られている羽生が全て持っていて更にSPで四回転を二回やっている。凄いことになりますよ」
「前回世界最高得点を出した時は四回転を一回しかやっていない。今回はSPで二回跳んでるのでジャッジがどんな点数をつけるか、どれくらい高い点数になるかとても楽しみにしてます」
「この美しい4T-3T。全くもって力が入っていない。着氷後のほうが加速しているのではないかというほど流れています」
点数発表。
「106.33点!!!!!!!自己ベストだけではありません!今まで見たことない点数!」
「余裕で超えてますね。もしかしたら今後しばらくは見られない点数かもしれません」
以上です。
- NBC解説
羽生結弦 2015 NHK杯 SP NBC ‐ ニコニコ動画:GINZA
お馴染みジョニタラ解説ー!
演技中、
「このSPを見れば、なぜ彼がオリンピックチャンピオンになったかわかるでしょう。始めから終わりまで完璧です」
演技後、
「オリンピックチャンピオンが自国のNHK杯でSPの世界最高記録を出しました(まだ点数出てないw)」
「世界最高得点を更新するか間も無くわかるでしょう」
「曲のデリケートな部分も表現していました。ジャンプ、スピン共に素晴らしい出来です。SPでマイナスが付くところは全くありませんでした。これがSPなのです」
「完璧な演技で、これ以上はあるのでしょうか?」
以上です。
ニコの翻訳でちょこちょこ翻訳されてないところがあるからそこを知りたい。でも相変わらずジョニーはいい声(そこ?)
- ポーランド解説
【ポーランド実況】 羽生結弦 2015 NHK杯 SP ‐ ニコニコ動画:GINZA
3Aを決めた後、
「また最高の演技を見れたね!」
「そうだね。今見てるのはSPでトップに立つ選手の演技だ」
演技後、
「ジャンプもすごいが、そういった技術面だけではなく他のエレメンツ全ての質においても美しいプログラム」
「美しいステップシークエンス、表現力、これこそフィギュアスケートとはこうあるべき、という演技。非常に高難度のエレメンツが氷上に美しく揃えられている」
「ひとつひとつの音のニュアンスに重点を置いた曲の解釈。中国の選手はいずれ手強いライバルになるだろうが、まだまだ学ぶべきことが多くある。しかし羽生結弦は、今現在世界で最も優れたスケーターだ」
「彼がクリーンに滑ったら誰も敵わない。彼は全てを兼ね備えたパーフェクトなスケーターだ」
「そうだ。彼は観客と一体化することができる。どんな曲にでも自分の居場所を見出すことができる」
「彼の技術は非常に高い。スケーティングスキルについても同様だ」
「彼には驚かさせられるよ。技術、スケーティング、難しいステップ、ターン、つなぎ…。彼のテクニックは見ている多くの人を楽しませてくれる」
「曲をしっかり感じ取っている。彼は芸術家だね」
点数発表。
「Oh!!素晴らしい点数だ!素晴らしい!」
「彼のシーズンベストっていうだけじゃない!106.33点はパーソナルベストだ!」
「オリンピックで出した世界最高記録を5点も上回った!」
「我々はとてつもなくハイレベルな試合を目にしました」
以上です。
- 4S 10.50点+GOE2.86点=13.36点
ほんとに余裕すぎた4S。私の跳ぶ前の緊張を返せと言いたくなるぐらい余裕でこれ以上どうやって綺麗に跳ぶの?と聞きたくなるぐらい素晴らしいジャンプでした。GOE3点じゃないのがおかしいぐらい。
- 4T 10.30点+GOE2.57点=12.87点
これまた恐ろしくビューティホーな4T。なんていうか軽々跳びすぎて、見ててもミスする気が全くしなくて、もう恐怖すら感じる。冒頭の2つのジャンプだけで26点稼いでるよ。この人コワイ。
- 3F 5.30点+GOE1.10点=6.40点
この笑っちゃうぐらい入り方が難しい3Fはもう余裕。にしても完璧インエッジで跳べるようになってるなあー。
- FCCoSp3p4 3.50点+GOE0.93点=4.43点
ビールマンが今日はいつも以上に余裕感あるのでほんと体の調子がいいんだな、と。
- StSq4 3.90点+GOE1.60点=5.50点
シーズン初めから中々レベル4を貰えなかったステップシークエンス。この日のステップは見た瞬間、これはレベル4貰えると確信しました。オータムよりスケカナよりよく動けてる、動き一つ一つが大きくて、メリハリがついてて、また更によくなってた…!にしてもSEIMEIのステップシークエンス大好きだー。
さて、ここから後半。
- 4T-3T 16.06x点+GOE1.71点=17.77点
後半のクワドコンボ決めた…!!!!4Tで前屈みになったもののその後余裕で3Tをつけてプラスがつくジャンプに変えたのは流石の一言。にしても4T-2Tじゃ中々決まらないから4T-3Tにするって言って、それを一発で決めると。意味がわからない。
- 3A-2T 10.78x点+GOE3.00点=13.78点
ここでGOE満点出すか!!!!!!やっぱ3Aは羽生さんにとってズッ友ですよね。
- 3A-1Lo-3S 14.74x点+GOE2.43点=17.17点
もうこの3Aからのコンボとか入り方笑っちゃうぐらい難しいの。ほんと難しいの。でも余裕で決めていく。もうミスる気がしない。
- 3Lo 5.61x点+GOE1.00点=6.61点
3Loは羽生さんがいつもウォーミングアップかわりに跳ぶジャンプなのでそりゃもう余裕ですよ。
- 3Lz 6.60x点+GOE1.50点=8.10点
もうここまできたら最後のジャンプ3Lzのみが不安だったのですが(スケオタなら全員が覚えてるご愛嬌3Lzを思い出して)、そんなスケオタ全員の不安を吹き飛ばすぐらい綺麗な3Lzを最後に決めてくれました。そして本人も思わずガッツポーズ。ふわっと降りたなー。なんかちょっとディレイ気味で美しいルッツさんでした。ルッツおかえり…!
- FCSSp4 3.00点+GOE1.14点=4.14点
ジャンプ全てを完璧に決め、最上級にボルテージが上がる観客。このスピンはこの後のコレオの予兆みたいな。これからくるぞくるぞ…!と鳥肌が一気に立った瞬間。
- ChSq1 2.00点+GOE2.10点=4.10点
もうかっこよすぎて言葉が出ない。ほんとに最後の最後までスピードが落ちない。ここまで高難度のジャンプを次々と決めてまだ体力が落ちないなんてこの人どんだけ体力ついたの。もう十分かっこいいんですよ。もう世界で一番かっこいい人なのに、ジャンプ全て決めた時点で何の文句もつけようもないぐらい完璧な人なのに、そこからまだ畳み掛けてくるようにハイドロをしてイナバウアーをして、これ以上一体何を世界に示したいんだ、と。
- CCoSp3p4 3.50点+GOE1.14点=4.64点
この最後のスピンから拍手が鳴りやまない。みんな早く早くスタオベしたいという堪え切れない感動と興奮が伝わってきた。
そしてフィニッシュ。
まさに笑顔が弾ける瞬間を見た。
昨日の鬼人フィニッシュが嘘のようにいい笑顔でフィニッシュ。「はい、浄化完了ー☆僕できたー☆」とセリフをつけたいぐらい無邪気な笑顔でした。
圧巻でした。圧倒的でした。私まで信じられない世界に来た気がした。
羽生さんのここまで力強いガッツポーズ見たことない気がする。
TES 118.87点(バケモノ)(世界最高得点)
PCS 97.20点(こっちもバケモノ)(世界最高得点)
合計 216.07点(世界最高得点)
もう何もかも未知ですよ。
PCSで10.00点満点をついてるのが13個もあるんですよ。曲の解釈の項目で9人中6人が10.00点をつけてるんですよ。今まで中々世界に評価されなかった和の音楽がだよ。感慨深いよ。凄いよ。羽生結弦が世界に認めさせたんだよ。
SP・FS合わせた合計が322.40点(世界最高得点)
300点超えるか超えないかの話をしてたのに300の更に22点上の322点ですよwwwもう凄すぎて笑えてくるw
ていうか、どんだけ世界最高記録更新するんだ。世界最高記録という字が並びすぎで羽生結弦がやったことの凄さに改めて気付く。
点数が出た時の羽生さんが素晴らしく可愛いので助けて下さい。宇宙人のくせにめっちゃ可愛い。
さっきまで阿修羅顔で悪霊退散してた(語弊)人とは思えない。
フィギュアスケートの歴史が変わった瞬間。歴史的数字。
その後の優勝インタビューでもとりあえずめっちゃハイで喋りまくる羽生さんがもう面白くてなwww
そうだよねwアドレナリン抜けきってない状態でこんないい演技した後だとそりゃこんなテンションなるよねwww
もういつもは20歳とは思えないぐらい冷静で落ち着いた発言をする羽生さんが今日はバカの子に見えるよw
表彰式もとりあえずテンション高くて喜び爆発させてる羽生さんでした。
改めて、本当に本当におめでとう!!!!!
SP・FS・トータルで世界最高得点更新おめでとう!そして優勝おめでとう!
さて、ここで世界各国の解説を文字起こし。
- ロシア解説
【ロシア実況】羽生結弦 2015 NHK Trophy FS ‐ ニコニコ動画:GINZA
SPに続きタラソワママ解説です。
羽生さんが4S跳んだ時に興奮したように何か言おうとする実況に
「ちょっと黙ってなさい」と、タラソワママが一撃。
もう腹痛いぐらい笑ったwwwwwwタラソワママ容赦ないwww
タラソワママはこの素晴らしい4Sを見たときにこれから何かが起きると予感してたのかな。何か口に出してはいけない空気を感じたのかもしれないね。
後半4T-3Tを跳んだところでタラママ大興奮!
「よくやったわ!」と。
3Aのコンボを跳び始めたところで「ここまでできると彼には誰も敵わないでしょう」
「疑いようのないオリンピックチャンピオン」
「言うまでもないでしょう」
演技後、
「なんて立派な子」
「彼は歴史を作ってる」
「これを観られてとても幸せだわ。これがフィギュアスケート男子シングル。これが幸せ。人が全ての力を使い切って滑り切るところを観られて幸せ。彼は少しも残らず全ての力をここに注ぎ込んだわ。もちろんブライアンの力も凄いわ」
「技術点119点。信じられない点数です。私たちは羽生結弦のファンタスティックな世界記録の目撃者となりました。史上初の200点超えとなるでしょう。ジャッジを見るまででもありません。見る気にもなりません。SPとFS合計で300点を超え、これも史上初となります」
「なんていうか成長しているのよね。彼はとても痩せていて細いから、沢山鍛えて練習して彼の身体は少し変わったようだから。身体が強くなっていることが一目でわかるわ」
「彼には大きな土台がある。沢山の選択肢がある」
点数発表。
「216点!そして合計322点、これはもう二度とないでしょう!」
「誰もが自分の運命を切り開くのよ。これは彼の手の中にある運命」
「羽生は信じれないようですね。私たちも信じられません。」
「私はソチのチャンピオンが別次元の高みに上り詰めるのを見届けるまで生きられて幸せよ」
「まだ2年しか経ってないんですよ」
「この高みまで他の誰かが上り詰めるまで、まだ何年もかかるでしょう。だから私は、天井は自分の頭で突き破ったはうがいいっていつも言っているの」
タラママ終始ベタ褒めで嬉しい…
そして終始実況の人とタラソワママの気が合ってないwww
- イタリア解説①
【イタリア実況】 羽生結弦 2015 NHK Trophy FS ‐ ニコニコ動画:GINZA
マンマ解説ー!!
3A-2T跳んだあたりで笑ってしまってる男性解説者www
演技後、
「これは羽生結弦の魔術です!!!」
「これほど相応しい曲はなかった!ファンタスティッコー!マンマミーヤ!ファンタスティッコー!ユヅルハニュー!!!」
「オリンピックチャンピオンはスタンディングオベーションと称賛に値します」
「羽生の強さを証明するには十分ね」
「私と彼は今、涙を流しています」
「僕は感動した…マンマミーヤ」
「だって本当にファンタスティックなプログラムだったから」
「他の言葉が思いつかない、なんと表現したらいいのか適切な言葉が浮かんでこない」
「いや僕はこのプログラムを描写する新しい言葉を作り始めなければならないと思う」
「誰が羽生結弦に勝てる?(笑)」
「今現在彼に勝てるのは彼自身だけだ(笑)」
「その通り、彼が彼自身に勝つのです」
「彼が一体何を成し遂げたか。非常に鮮烈で引き込まれるプログラム」
「彼がジャッジに投げかける眼差しを見た?音楽のすべてのニュアンスを引き立てている。本当に素晴らしい。各ジャンプ要素を着氷した時、最後のルッツで決めたガッツポーズ。何というチャンピオン」
「フィギュアスケートの魔法とか、何かそんな種類のものだ。僕が笑ってしまったのは」
「ブライアンがI have no wordsと言っています。私たちも同じ気持ちです。言葉がない」
「このパフォーマンスに素晴らしいと言っています。彼はいつも通り皆にありがとうと言っています」
「4S。この安定感、精度、軽やかさを見て欲しい。そして4T。流れがあり、冷静で確かな着氷。昨日より更に支配できている」
「自分自身を支配し、すべてのエレメンツを支配し、眼差しの持つ驚異的な引力を支配している。彼があらゆることを行う際の眼差しを見て欲しい。僕は歴史を見た」
「彼は何をするでも無数のことを伝えてる。前向きに進んでいる、その目力で見るものを引き込みながら」
「僕は冗談じゃなくて本当に涙が出るほど感動した」
「そうね、私達はここで涙を流している」
「君はここで僕を見てるからわかってるだろうけど。そしてこのステップシークエンスは一体何なのか!それにこういうプログラムを見ると究極の芸術というだけでなく、彼がフィギュアスケートを愛していて自分の国と人々の為に滑っていること、そしてこのようなプログラムを滑りきった歓びと達成感が伝わってくる」
「これは羽生結弦の最も素晴らしい映像。オリンピックチャンピオンよ」
点数発表。
「アハハハハハ!(爆笑)」
「私達が黙っているのは、この素晴らしい瞬間と羽生結弦の歓びと感動をみなさんに感じてもらいたいからです。これは世界新記録のプログラムです!!!彼の合計点は322.40点!!!!」
「これの意味するところがわかりますか。これは世界記録です!!!!!!」
以上です。
はあ、相変わらずマンマは最高です。そして今回は男性解説者のテンションも高かったw二人して羽生さんの演技を見て泣いてくれたんだね…。
- イタリア解説②
【イタリア版翻訳】羽生結弦 2015 NHK杯 FS ‐ ニコニコ動画:GINZA
3Lz跳んだ時点でこちらも笑ってしまってる解説者(笑)そして一言
「TESは100点を超えているのにプログラムはまだ終わっていない」
演技後、
「なんてことだ!!!!!!」
「これはフィギュアスケートのアンソロジーだ!今日をもって競技の世界が変わった!!羽生は全てを進化させた!」
「これまでもスポーツの歴史を作ってきたプログラムはある。でもこれはそれ以上の、ソルトレイク以後に作られたフィギュア採点システムの破壊だ」
「技術点が約120点!どういうことか分かる?」
「信じられないことだ。このようなパフォーマンスは前例がないよ。羽生のこのようなレベル、実際彼の前には誰もやったことがなかった。近づいたことさえなかった」
「これは芸術と飛び抜けた技術点さがパーフェクトに合体している。それぞれのエレメントが複雑なステップシークエンスから入ったりトランジッションがあったりと、2本目の3Aの前では何を発明した?」
「とんでとないものだよね。イーグルからエッジを変えてそれからステップを踏んで最後に向きを変えて3A-1Lo-3Sと完璧な着氷。このようなアスリートは存在しなかった。」
「今まで僕たちは素晴らしいパフォーマンスをアシストしてきた。技術も卓越した非常にレベル高いアスリート達…しかしそれらと彼は同じじゃない。現時点で比較すべき対象が存在しない。彼自身以外は」
「その通り。彼は自分自身と戦っている。この演技の後はどんな進化をすればいいんだ。今後パフォーマンスは非常に凝縮される。でも彼なら可能だ。唯一出来るとしたら、それは彼だ」
「ユヅルがありがとうと観客に言ったよ。君にこそグラッツェ!と言いたいよ。一つだけではなく二つの評価できないほどの傑作をこのNHK杯でプレゼントしてくれた。競技の歴史に刻まれたんだ」
「そう、その通り。完全無欠な3本の4回転。完璧なクオリティの7本の3回転。」
「信じられないよ。彼は後半の冒頭に4T-3Tを跳んだ」
「(4T-3Tというジャンプは)歴史的にレベルの高いスケーターにとってもプログラムの中でも最も難解なエレメンツ。彼は曲の2分経過後に成し遂げている。クオリティも高い」
「三本目のジャンプ、3Fだが窮屈で飛びにくそうだ。それを4Loに置き換える、というアイデアがある」
すげーこと言う解説者wwwwww
「ボーヤンなどの若者がいる。しかし問題はもう今は誰も彼の相手にならない」
「彼は体が万全だとこのようなことをやってのける。このプログラムは競技の歴史にザックリと刻まれ、羽生結弦は自動的にレジェンドとなった」
「そうだ。僕たちは本当に新しい歴史のページを書き換えるアシストをしたんだ。僕たちは伝説に立ち会っている。競技のサイエンス・フィクションに」
「320点?どこまでいく?」
まだ点数出てないのに相変わらず点数予想バッチリ当ててて凄すぎるぜ、イタリア解説w
「実質ユヅルが成し遂げたことはとんでもない。世界記録をボロボロに壊すよ。現時点で誰も近づくことはできない」
点数発表。
「ウオオオオオ!!!」
「322.40点!!!彼らも信じられないようだ。僕らもだけど」
「このようなパフォーマンスにPCSが10点以下なんてありえないし、言葉に出来ないようなことを成し遂げた。個々のすべてのエレメントが完璧だった。最初から最後まで」
「今後羽生を超えるのは羽生本人しかいないね」
以上です。
- 中国解説
羽生結弦 2015 NHK杯 FS 中国 ‐ ニコニコ動画:GINZA
演技後、
「ソチシーズン、パトリックチャンの背中を必死に追いかけていた羽生選手。そして、オリンピックで日本男子の歴史的な一歩を刻みました。そしてそして、昨季の様々な困難を乗り越え、今季、王者 羽生結弦が戻ってきました」
「今回のフリーで羽生選手は完全無欠のプログラムを演じました。全てのエレメントで非常に高いGOEを獲得出来ます。ジャンプ、スピン、何一つ減点される要素はありません」
「彼は相手が強ければ強いほど自分も強くなるタイプの選手です。SPではボーヤンとの4回転対決に勝ちました。スケートカナダでもSP6位と出遅れながらも、パトリックチャンにFSでの真っ向勝負を挑み、2位まで追い上げました」
「そうですね、本当にプレッシャーに強い選手ですね。メンタルがとても強いです」
「羽生選手、本当に嬉しそうですね」
「SPの時、観客が嬉しさのあまり泣いてしまった場面が印象的でした。さすが日本男子フィギュアの誇りですね。ソチ五輪では、日本唯一の金メダルが羽生選手でした。今では国民的英雄になっています」
「オリンピックチャンピオンになる為には、高度な技術の蓄積だけではなく、優れた芸術表現力も必須です。それに、各技量の総合的な能力が問われます。スケーティング、柔軟性、強い心、冷静沈着な頭脳。羽生選手はオールラウンドの選手です。」
「彼が演じるプログラムを見ている我々は、まるでその世界に身が置かれるように感じたり、音楽とともに、彼のプログラムで表現する世界に入り込んでいるように感じたりします」
「会場で彼の演技を見ると、その一つ一つの動きに心が震えさせるように感じます」
「まるで我々は彼のジャンプと一緒に飛び上がり、降りてくるように感じますね」
「彼は心の底から、ファンから応援され愛されることを喜んでいますね」
「彼の戦いに挑む闘志、強さを目の当たりにしました。この闘争力は本当に有難いです」
点数発表。
「見てご覧なさい!!!!216.07点!!!パトリックチャンの記録を20点も上回りました!!!!!!」
「オーマイガー!!!彼自身も信じられない高得点ですもの!」
「そして、合計322.40点!これもISUのSP、FS合計得点記録をも上回りました!」
「しかも、一つの試合の中で、SP・FS・合計点、全てで世界新記録を叩き出しました!」
「これは歴史上の最高得点です!!」
「会場の観客の皆さんが、この目の前に起きたことにただただ興奮してやみません」
「彼は先ほど自分の演技に憑依されたかのようでしたが、今はこの最高得点にただ驚いていますね!」
「もう本当にあまりにも多くの驚きと震感が、一斉に我々を襲ってきた感じです」
以上です。
中国解説の圧倒的な語彙力…尊敬するぜ…。
そしていつも落ち着いてるイメージの中国解説が点数出た瞬間、とっても興奮して荒ぶってて、珍しいものを見ました(笑)羽生さんほんと愛されてるよ。
- ドイツ解説
羽生結弦 2015年 NHK杯 FS (ドイツ語解説) ‐ ニコニコ動画:GINZA
演技後、
「あっはっは(笑)シングル男子の闘いは何という最後になったことでしょう!凄かったわね!」
「やあ、本当に驚いた。FS全体を通して、全てのジャンプがこんなに安定しているなんて、あり得ない!まともじゃないよ。言葉が全く見つからない」
「信じられないわ。ソチのオリンピックチャンピオンがこんなだったら、誰が彼に勝てるのかしら。本当に、信じられない!」
「もちろん会場は、羽生結弦の素晴らしいFSの演技にスタンディングオベーションです」
「私が特に印象的だったのは彼の軽さについてで、着地の時も重さが全く感じられない」
「そう、最初の4Sはバターのように柔らかい着地だった。やあ、たまげた!これだけで彼はもう一位になったも同然で、記録的には勿論彼のベストは間違いないし、パトリックチャンの持っている世界記録や総合得点も塗り替えることになる」
「信じられない。今観たように、こんな素晴らしい演技で取った記録は、どのぐらい保ち続けられるだろうか?もしかしたら10年ぐらいか、ひょっとしたら彼がこんなに良いなら彼自身が世界選手権で、自分自身でもう一度塗り替えるかもしれない。間違いなく観客の応援が力になっていただろう」
「この演技はパトリックチャンでさえ対抗できない。パトリックはまだ安定していない」
「ハビエルフェルナンデスと比べてみても、スケーティングで羽生の方が若干優勢だろう」
「もしパトリックチャンが完璧な演技をしたとしても、このような羽生結弦に勝てるかはわからない」
「難しい要素を彼はプログラムの後半に幾つも入れていて、加点を貰っています。4分半を乗り切れるコンディションが素晴らしい!本当に全く、羽生結弦は良くやったわ。感銘的だわ!」
「このプログラムは日本的なものを表現していて個性的だけれど、彼はそれをとても上手に伝えました。素晴らしい!」
「全く、信じられない。僕は彼がこれ以上行けるかわからない(笑)」
「彼はまだ自分が何を起こしたのか気付いていません」
得点発表。
「視聴者の皆さん、見てください(笑)これは単にFSでの 194.08点が最高だった彼の自己ベストを塗り替えただけではなく、パトリックチャンが2013年に打ち立てた世界記録を何と約25点も塗り替えています!」
「このコーチと羽生二人で喜び合っているビデオを額に入れて、一生見ていられるわね(笑)全く、凄いわ!」
「合計322.40点に居合わせてたなんて、なんという体験でしょう!」
「ちょっと考えてみて。ボーヤンが素晴らしいSPを滑っても一位の羽生と60点も差がついてしまう。本当に、信じられない(笑)」
「そう、SPで10点、そしてFSだけでも50点上乗せしたわ。この二人が喜んでいる画面はこれから5分間でもずっと見てられるわ!」
もう演技終わってからちょいちょいずーっと笑ってる解説者二人(笑)わかるよ、その気持ち。凄すぎてもう笑っちゃうよね(笑)
- NBC解説
【NBC 米実況】 羽生結弦 NHK杯2015 FS ‐ ニコニコ動画:GINZA
SPと同じくジョニタラ解説ー!
演技後半に入った頃、
「彼の演技では、ジャンプ前後のトランジションに注目して下さい。振付に織り込まれていて、いつジャンプするかわからないんです。本当に胸が踊ります」
演技後、
「これはオリンピックではありませんが、この瞬間は一生忘れることはできません」
「完璧で、魅了される演技でした」
「誰も彼に敵わないわ」
「君はこれまでもずっと一位だし、今も一番だよ!この世界の誰よりも君は凄い!」
「(I have no wordと言うオーサーを見て)その気持ちわかるよ」
「私も言葉がないわ、ブライアン(笑)」
「最初のクワド。まるで息をするかのように簡単そう。まるで水みたい。ふわっとしてなめらか」
「まさに完璧としか言いようがないね」
「自国の大会でいい演技をすることは決して容易ではないよ。しかもオリンピックチャンピオンが。すごい得点がくるよ」
「凄いどころじゃないよ、きっと(笑)」
点数発表。
「300点台!!!!史上初の快挙だ!!!」
「歴史を作ったわね、322点!」
「どれをとってもマイナスをつけたジャッジなんて一人もいない。マイナスが付けられた要素もゼロ。当然の結果だね。圧倒的に素晴らしかった!完璧な!」
「本当に完璧!!!」
「彼はまさにチャンピオンだね」
「本当にそう」
「彼もどうしたらいいかわからず困ってるようだね。本当に素晴らしいパフォーマンスだった」
以上です。
「君はこれまでもずっと一位だし、今も一位だよ!この世界の誰よりも君は凄い!」すごい名言。この言葉忘れません。ありがとう。
SPに引き続き少しだけ訳されてないところがあったのでそこが知りたいー。
- ユロスポ解説
【ユロスポ実況】 羽生結弦 2015 NHK Trophy FS ‐ ニコニコ動画:GINZA
3A-2Tを跳んだあたりで
「オーマイガー!これは凄いことになってきました!」
「もう夢の世界です」
最後のジャンプ、3Lzを決めたところで
「羽生の信じられないような演技!!!」
演技後、
「信じられない!!!!!!!!!」
「羽生結弦。その最高のパフォーマンスでなければこのプログラムを達成することは不可能でしょう!」
「この会場の誰もがこれが史上最高の演技になったことを受け止めています。とてつもない点数が出るでしょう!!!」
「新記録が出ますね。おめでとう!本人とコーチ、チームが一丸となってやり遂げた!」
「彼のゴールは一回のオリンピックチャンピオンだけじゃない。このようなスケートを続ければ、誰も彼に触れることすらできないでしょう。彼は全てを兼ね備えている。芸術性、パワー、技術、惹きつける力。そういった力量がないスケーターは観客と一体になることができない」
「ただただ凄い。そしてこの巧みに練られたプログラム。冒頭で二つの四回転と三回転、スピン、ステップシークエンス、ちょっとだけ息継ぎを入れてから五つの完璧に美しいジャンプエレメンツの連続。全て成功しました」
「いやあ、素晴らしかった」
「最高点は数年前にエリックボンパールでパトリックチャンが出した197.75点。一方ユヅルの自己ベストは194点ちょっと。表示されてる技術点を見るとこれは凄いことになります」
「この素晴らしい演技の構成点がマイナスされることはないよね」
「ないね。音楽がハマっていた。日本のサムライ的な味の。自信がみなぎっているでしょう?」
「全てのジャンプ前に身構えないところがいいね。それも何度でも。しかも、あの着氷の素晴らしさ!むしろテイクオフよりスピードがあるランディング」
「求められるジャンプのバランス、高さ、着氷のエッジ、合間の繋ぎ、全てが揃っています。チャンピオンの滑り。超人の域に達してるね」
「SPの後、やっとクリーンな演技ができて嬉しいと本人は言ったよね。彼がこのクリーンな演技をしたら、世界の誰も対抗できないだろうね」
「キャラも効果的だね。集中した面持ちとかが、曲の印象にマッチしてる。またそれが全体の演技を違うレベルにうまく押し上げるというか、ファイティングパフォーマンスだし、そして彼はきちんとやり遂げてみせた」
「10点満点いくかな?」
「そうなったらいいけど。ジャッジは出し惜しみするから。スケーティングスキル、繋ぎ、演技、振り、どれだけやったら10点出すのか?」
点数発表。
「見て!!!!216.07点!!!!!信じられない!!!!!!!」
「合計322.40点!これは別次元です!!!!!!」
「信じられない!!!!!!ジャッジ、よくやった!」
「当然の評価だね!」
「審査員のマークの中にきっと10点満点を付けた人が何人かいると思うな」
「そうだと嬉しいな」
「もし10点を付けたのが誰だかわかれば握手しにいくよ、僕は」
「そうだね(笑)でも誰が10点を付けたかわからないんだ」
「それにしても審査員達、あっぱれだ」
以上です。
ユロスポのオトン解説相変わらず大好きだー(笑)そしてなぜか途中から羽生さんの演技に高得点を出したジャッジまでべた褒めwそれだけ高得点が出て当然の演技だったんでしょうね。
- CBC解説
【CBC カナダ実況】 羽生結弦 2015NHK杯 FS ‐ ニコニコ動画:GINZA
カート解説キターー!!!
冒頭3つのジャンプを跳んだところで
「ジャンプは革命的。そして着地も見事。勢いも落ちていない。彼は芸術的にも一流のスケーター」
後半の3A-1Lo-3Sの入り方を見て
「全くこれはもう…(笑)なんて難しいフットワーク(笑)」
コレオシークエンスの観客の湧きようを見て
「ここが彼の地元だから観客がこんなに熱狂しているわけではありません」
「私たちは今、男子フィギュアスケートの最高権力者の演技を目の当たりにしてます」
演技後、
「彼の心に火がつくと、誰も手出しが出来ません!日本の魂、オリンピック金メダリスト、世界チャンピオン、最初にして唯一SPで100点台を叩き出した男。今は、歴代初のFS200点台を彼は出そうとしています!」
「この彼の演技はおそらくオリンピック金メダル級のものですね」
「ここ彼の母国では、彼はメガスター。彼はまさに無敵」
「まさに超新星」
「ああ、彼の顔を見てください。これまでのキャリアで今最高に気持ちいい瞬間ですね」
「こんな最高のパフォーマンスができるのはキャリアの中でたった2度だけ、みんなそう言うわ」
「2度?僕なら1度きりかな」
「まさにそうね。一生記憶に残るわ」
「羽生がありがとうと言っている。こちらこそ、ありがとう。こんな演技を見ることができて光栄だ」
「とても素晴らしいわ」
「彼は誰も引きに取らない滑りを持っている」
「私たちはこのプログラムの素晴らしさを表す表現を使い果たしてしまったわ」
「オーサーのI have no wordsと言う言葉は正しいよ。僕もユヅに振り付けしたことがあるんだけど彼は振付師の言うことに耳を傾けるんだ。彼は尊敬してくれて、振付師自身の解釈に興味を持ってるんだ。それでいて自分で見せ場を見つけるんだ」
「今フィギュア界では、誰よりもリンクの真ん中に立つだけで絵になる人だよ」
「まさにその通りね」
「演技を始める前に観客の心は彼のものなんだ」
「オッケー!もう満足だ!帰ろう!」
「ハハハ(笑)まだ点数が出てないわ」
点数発表。
「これまでの世界最高記録をぶち抜きましたね!!!!19.32点も上回って!」
「旧採点法でいう6.0 6.0 6.0…を見てるわけだね」(満点ということですね)
「ブライアンも泣きたいだろうね」
「歴史的瞬間だね」
以上です。
いつものように観客にありがとうと言ってる羽生さんを見て「こちらこそ、ありがとう。こんな演技を見ることができて光栄だ」と言うカート。とっても嬉しい言葉。
私の語彙力のない言葉より各国の解説の方がよっぽど感動するし、語彙力があるし、嬉しいですね。
未だに1日に何度も演技を見てしまうしそれはもう余韻に浸ってます。幸せ、だった。本当にあの三日間は幸せだった。まるで奇跡のような時間だったけど、私はあれを奇跡で終わらして欲しくない。
322.40点という未知の点数を、また羽生さん自身が超えてくれると信じてる。あの人はいつも高みを目指しているから。ソチ五輪がゴールじゃなかったように、このNHK杯の記録がゴールじゃない。
ソチ五輪の金メダルが始まりだったように、NHK杯でのこの記録がまた新たな始まりだと思ってる。
改めて、おめでとう。
そして、こんなに素晴らしい演技を見せてくれて、素晴らしい得点を見せてくれて、新たな未知の世界を見せてくれて、ありがとう。本当にありがとう。
「点数以上に何よりもやっと僕自身が自分の演技を成し遂げられたということにすごく意味を感じた1日。やっと僕自身の色を見つけられたかなと思います」
この演技が「僕自身の色」だというなら貴方の色は圧倒的すぎるよ(笑)
そしてまだいけると、まだこんなんじゃ絶対王者じゃないと言う貴方を見てなんだか安心しました。
そういうところが好きなんです。現状に満足せず、さらなる高みを目指す貴方が。
次はGPFだー!NHK杯に浸りたいところだけどもうNHK杯の二週間後にはGPFが迫ってるという事実(笑)
みんなにとって良い大会になりますように!
アイスショーシーズンを振り返ってみる
※とてつもなく長いです。
- FaOI幕張 5/29〜5/31
ショーが始まる前々日の5/27からリハーサルがあったみたいでお写真が山のようにあがりました。
ジョニーのYuzu kun呼びは相変わらず変わらず。
(織田くんのTwitterより)
おめめぱっちりんこ2015年バージョン。ちなみに2014年バージョンはこちら。
うん。どう見ても去年より今年の方が自然だ。去年は殿が三日頼み込んでようやくしてくれたみたいだけど、今年はどうやら快くすぐにやってくれたみたい。
そして言っときますが、この写真から怒涛のゆづ殿ラッシュが始まります。だって今この画像見たとき「ああ、なんか遠い昔のようだ」と思ったもん。この画像見て殿ゆづ久々ー!とかキャッキャッ言ってた自分がもはや懐かしい。
この「殿ゆづ久々ー!」がのちに「ま、またお前たちか…」に変わります。
(宮本賢二先生のブログより)
羽生くんの壁ドン。
「これ最高wwwwww」といつものようにスケートファンだけでワーワー盛り上がってたはずなのに、まさかのネットニュースにもなり、テレビでワイドショーでも取り上げられることになった画像である。
こうやって前までだったらスケートファンだけで盛り上がってたはずの画像がそれだけじゃ済まなくなって各メディアで取り上げられるようになったところを見ると羽生さんの知名度も物凄く上がったんだなとつくづく実感します。
(宮本賢二先生のブログより)
羽生さんと賢二先生のツーショット。
ビリーブを振り付けてもらってるときかなあ。
ショーが始まる5/28にはマダムタッソのニュース
1枚目の画像を見て、超よく出来た人形だなあ〜と感心してたらまさかの本人だった。すごいシュールである。
で、実際の羽生くん人形を見てみると羽生ファンの中で「人形よりも羽生くん本人の方がよっぽど人形だね」って意見でまとまりました。
(マリアさんのインスタより)
ハビゆづ殿のクルクル。超楽しそう。
(同じくマリアさんのインスタより)
日本スケーター集結!
(マリアさんのインスタより)
ふぉおおぉおお!プルゆづのツーショきた!!なんか白い。
(マリアさんのインスタより)
ここらへんで私は「なんかゆづ殿ずっと一緒にいてね?」って勘づき出す。
ゆづ殿のなごなごにハビがついていけてないよ……
しかし振り返ってみると5/28の豊作っぷりったら。しかもまだアイスショー始まってもないのにこの豊作。
<5/29>
アイスショー初日。
(FaOI公式のFacebookより)
これ見たあたりで「おまえらあぁあああ!」ってなった。
だってね、これもう一枚の画像がこれなの。
見てみ。どう見てもこっちが自然でしょ。こっちが普通なんだよ。あっちがオカシイんだよ。
この画像見てからゆづ殿の画像見たら目を疑うでしょ。二度見するでしょ。よく見れば見る程おかしいでしょ。
私、口に出して「そりゃ変な疑惑出るわな!!!!!!!!!!」って言ったもん。抑えきれなかったよね。
そしていよいよ…いや、やっとと言うべきですか。FaOI初日の始まり。
一部でやった羽生さんのプロがヴァーティゴだと知り、全力で転がった。
ヴァーティゴって言ったら羽生くんが15.16歳の頃にエキシで使ってたプロで超イケイケで腰とかふっちゃうやつです。
あくまでそんなイケイケドヤドヤプロを15.16歳の子がやってたから当時はなんか可愛らしいね〜で済ませられてただけであって、それを今やっちゃあかん…20歳のヴァーティゴはあかん…。
ドヤドヤプロのパリ散を二シーズン通してやって完璧に自分のものにして、今じゃドヤ顔のスペシャリストと呼ばれてる彼がヴァーティゴするんだぞ?(※誰もそんな呼び名で呼んでいません。)確実に死亡者が出る…って思いながらワクワクとお写真を待ってました。
お写真きたあぁぁぁああ*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
めっちゃドヤってる。どの画像見ても確実にドヤってる。そしてめちゃくちゃかっこいい!!!!!!!!
二部は大トリでシェネルさんとのコラボプロ、ビリーブを披露した羽生さん。
お衣装はヒラヒラは相変わらずだけど色がオレンジと聞いて珍しいなあと思いました。
お写真を初見したときの感想もやっぱり「新しいな」だった。正直、最初見たときは羽生さんこの色は似合わないんじゃないかな…って思ったりもしたんだけど、今は劇的に似合うしか思わないからこういうところが羽生さんの凄いところだわ。どんな衣装もいつの間にか馴染んでる。完璧に着こなす。
フィナーレの後では4Loを三回チャレンジして全てで失敗。最後に土下座。
ていうか、アイスショー初日から4Loっていう化け物みたいなジャンプ飛ぶとかあなたが化け物ですか???????
<5/30>
幕張二日目。この日の公演はBS朝日で丸々生放送で流してくれました。仕事が早番だったから生放送で見れて最高に幸せだった…。
動いてるヴァーティゴはそれはそれはけしからんかった。
腰ふるときのこの顔だよ、顔…。完璧にキャーキャー言われることわかってて、それに対して恥ずかしいとも何とも思ってない。確信犯である。
投げキスが毎度のことながら自然すぎて驚くよね……。
そして私は生放送のFaOI幕張を見終わったら絶対頭の中はヴァーティゴでいっぱいになると思ってたんですよ。ヴァーティゴがとりあえず一番楽しみだった。シェネルさんとのコラボプロは正直その次だった。
だ・け・ど。
ビリーブ見終わった後、思わずビリーブにやられたよね。
本当に美しいの。本当に本当に本当に美しすぎるの。
手の先、足の先、どこを切り取ってもずっと美しいのね。
羽生結弦の本領発揮しまくりプロだと思う。羽生さんだからこそ美しさが際立つ。スケーティングも上手になったから余計に綺麗に見えるよねえ。
この日から私はビリーブが大大大好きになって暇さえあればビリーブをリピることになる。
フィナーレでは4Lo一発成功。
あ、ありえない…。ていうか、昨日は3回やって全部失敗だったのに、生放送の日は一発成功だなんて、やっぱりこの人 ってスター性があるんだな。
テレビ放送される日のジャンプ全部成功だよ。オープニングもヴァーティゴもビリーブもエンディングも全部成功。凄い…。
4Lo成功してプルさんにも拝まれてて、あの先輩宇宙人にも拝まれとるで…って思わず思ったわ。
ついでに無防備にも腹筋を晒してくれた羽生くん。
兄さん…バキバキじゃないですか…。そんなスイートな顔と超ほっそい体でどんな腹筋隠し持ってるんですか。わかってたけど、前より成長しててまた驚いた。
そしてチャッカリゆづの腹筋を画像をインスタでいいね!しちゃうリプちゃんがいましたとさ。ただの羽生結ファンだよもう。
ゆづが4Lo成功したときハイタッチのポーズして待ってたんだけど、ゆづったらジェフと美姫ちゃんだけにハイタッチして殿には気付かなかったんだよね。
だから、公演後に「僕も待ってたのにぃ〜!」とショゲる殿とそんな殿をヨシヨシするゆづ。そして無事ハイタッチしてもらってご満悦な殿でした☆
次に変な疑いかけられても「そうです、こいつ等やばい関係なんですよ」って全力でその噂に乗っかるよ?
そして「ユヅルが4Lo跳んだぞ!他のスケーター達休んでる場合か!」と煽るジョニー。何度考えても羽生さんのバックにいつもユヅルの味方☆なジョニーとプルさまがいるのは強い。
<5/31>
3日目。幕張最終日。
第一部でまさかの羽生さんがドアーズを披露したと聞き、えぇえー!!!!となった。
羽生さんが……ファンの要望にどんどん応えてくれるよ……何ですか、エゴサでもしてるんですか………
ヴァーティゴといい、ドアーズといい、過去のイケイケプロを今また再現してくれるとか最高ですね!!!!
フィナーレでは4Lo三回チャレンジし、三回失敗。最後に4T-3T-3A-3Aを跳んで「これで許してね!」的な感じで帰られたと。
あのね、羽生くん。一個教えといてあげるね。これで許してね!って言って、そんな化け物みたいなジャンプ跳んだらダメなんだよ。これで許してねって言いたかったらせめて4T単独とかにしようか。羽生さんの言ってることとやってることが噛み合わなすぎて観客が混乱するよ。
そしてジャンプ大会で4Tを成功させた殿ね!もう早く現役に戻って来なさい!殿がハイタッチして待ってる美姫ちゃんを無視して真っ先にゆづにハイタッチしに行ったというレポを見て、「ハイハイ、ゆづ殿。ハイハイハイハイ、ゆづ殿ゆづ殿。」ぐらいで流しといた私。
もうなんか二人の絡み見たときの感覚がハビゆづの絡み見たときと似てきた。
- 献血イベント
6/1、献血イベントに参加した羽生さん。
けんけつちゃんと手を繋いだまま写真を撮り(手を繋いだのは羽生さんから)、また手を繋いだまま会見現場から去っていくという(そこでも手を差し伸べたのは羽生さん)、全く理解のできない絵面なんだけど、可愛いから良し。
ていうかね、羽生さんゆるキャラ大好きなんだよ。ゆるキャラがいたらもれなく絡みたくなっちゃう子なの。だから許してあげて…。
幕張が終わって次の日が献血イベントだったんだけど、幕張が終わった夜も大学の課題に追われてたみたいで睡眠時間が四時間ほどと言っていたね。多忙やねぇ〜。
にしても羽生さんが今現役大学生なんだと改めて思うとすっごいドキドキしちゃうんだけど何故?病気???
私と同じ歳だから何も不思議なことはないのにね。
(FaOI公式のFacebookより)
幕張終わった直後のお写真ですね〜!
- FaOI静岡 6/6〜6/7
前日の6/5。
静岡ローカルの『とびっきり静岡』という番組にゆづのぶみきあっこ(@あっこちゃん)で出演。
一人ずつ少し滑ってから登場するんだけど、登場のときスピンを披露した羽生さん。もうこれが腹チラレベルじゃない(笑)
殿があっこちゃんの真似したから自分もする羽生さん。ノリノリですね。
アナウンサーに静岡で何食べたか聞かれて、殿「うなぎ食べましたー!」美姫「浜松餃子食べましたー!」殿「うなぎめっちゃ美味しくてこんなに美味しいものあるんかと」美姫「はーまーまーつ餃子も負けてないから〜〜」と超喋る殿と美姫ちゃんに
ゆづ「ちょっといいですか」「両耳からすっごい声がすっごい音量でくる」と、二人を止めるゆづ。
そのあと、(両隣の二人がうるさいから)「俺向こうに行こう…」とあっこちゃんの方へ避難しようとするゆづをすぐさま止めて「嫌や、ここおってぇ?」と言う殿。
続いてアナウンサーに演技前など緊張するのかと聞かれて、四人とも緊張すると答える。
それでも美姫ちゃんが「え、緊張しないでしょ実は」とゆづに言う。
ゆづ「だから、さっき緊張するって言ったじゃないですか」殿「もうやめたげて〜〜何なの??」とすかさずゆづを庇ってあげる殿。
ドSだと有名な羽生さん以上に鬼畜Sな美姫ちゃんたまらんな……。そしてすぐにそんな美姫ちゃんからゆづを守る殿は何ですか………。
次に一番度胸あるのは誰?とアナウンサーに聞かれて満場一致で羽生さんに。
うん、そうだよね。私もそう答えます。どう考えても一番心が漢なのは羽生さんだからね。
最後に何か静岡をイメージしたポーズをしてほしいとアナウンサーに言われる。
「え、できる?できる?」「出来るかなあ〜」とどう見ても小芝居を見せる四人。美姫ちゃんが「でもチャンピョンはできるよね?ね?」とゆづに。
美姫ちゃんの超ドエス具合は最高だな。
そして一人ずつ静岡ポーズを披露。
もうねwwwフッジサーンやる前の顔がイキイキしすぎだよ、あなたwwwwww
四人で裏できちんと打ち合わせしてたみたいで他の人がポーズするときも手伝ってあげてて、もう見てるだけめちゃかちゃ楽しいw
一言物申したい。
この四人めっちゃ面白いぞ。
元から仲良しなのもあるし、きちんとバランスが取れてるのもいいし、四人のトークがグダグダに見えて絶妙に面白い。
なにこれ。ここまで面白いとは予想外でした。後、ローカルだからかわかんないけどゆづが伸び伸びしててファンとして見てて嬉しいねー!
後、練習着のビリーブはダメ。反則。
そんなもん美しくないわけないじゃん。
フィナーレの練習で前列で思いっきり転ける羽生さん。それ見てる後ろのスケーター達が笑ってて最高です。
ドアーズの練習姿はビリーブ以上にあかんやつでした。これダメ。死ぬ。かっこよすぎて死ぬぅ…。
<6/6>
FaOI静岡初日。この日は昼公演と夜公演がありました。昼公演は夜にまたまたBS朝日で放送。
この羽生さん、裏ピースのくせになんかイケてる男子感がプンプンしてる。
ドアーズ衣装でインタビューを受けてる羽生さん。
そして昼公演始まり。
一部のドアーズ羽生さん!!!
確実に二年前より進化したドヤーズでしたわ!!!!!!!!!!!!!!
これカートプロよ?ステップも鬼なはずなのにどうして今じゃこんなに簡単にこなせちゃうんだろ。なんというか力強く抑揚のあるスケートが出来る様になったよね。彼の成長っぷりが凄まじい。
個人的にジャケットポイしてから鬼ステップに入る前のニヤリがたまりません。なにあれ…。
後、最後に相変わらずヘッタクソな
ハート書いてそのTシャツ脱いでグルングルン回しながら「これ欲しい人〜?」「誰にしよっかなあ〜?」ってドエス発揮しまくりの羽生くんは言うまでもなく大好きです。羽生さんのドエス加減、殿が好きっていうのもよくわかる。
そして第二部大トリは幕張の時と変わらずビリーブ。もうこの時にはビリーブ大好きマンになってたのでビリーブ楽しみで仕方なかった。
もうなんか、ビリーブの羽生くん美しすぎて後光が差してね????
妖精さんか何かかな?月に帰っちゃいそう。
しっとりと美しくビリーブを終わらせフィナーレ。
オープニングの衣装もフィナーレの衣装も大好きだよ。
後、フィナーレのシェネルさんの曲も超好きです。
フィナーレ後のジャンプ大会でも相変わらず4Loを挑戦する羽生さん。二回チャレンジして二回とも失敗。4T-3T決めて帰って行きました。
ビリーブの時は妖精さんだったはずなのに、フィナーレで4Lo決まらないから4T-3Tで妥協するかと言わんばかりに高難度ジャンプを決めても全く嬉しそうじゃない羽生さんは全然妖精さんには見えなかった。ただの宇宙人。結局宇宙人。
昼公演と夜公演の間。
なんか食ってるね。
そして夜公演始まり。
第一部→ヴァーティゴ
第二部→ビリーブ
ヴァーティゴに4T二本入れてきたと聞いて、宇宙人ノッてきたんだなあとしかもうなんか思わなかった。
フィナーレで4Lo成功。幕張に続いて静岡でもキッチリ4Loを成功させました。
一つの画像にゆづ殿とハビゆづが一度に押し寄せてきて感情迷子…。羽生くんほんとに織田くんに懐いてるなあ〜でもそんな中でもハビの手の上に手を置くって殿以上にハビへの心の許し方がエグいな……
とびっきり静岡での静岡ポーズアゲイン。
羽生さんのフッジサーンと殿の浜松餃子です。これをバスの中でお互い写メを撮りあってるところを想像したら「お前らカップルか」と言いたくもなるよそりゃ。
<6/7>
FaOI静岡最終公演。
第一部→ドヤーズ
第二部→ビリーブ
フィナーレで4Lo二回挑戦して残念ながら二回とも失敗。
シェネルさんが出演するのは幕張と静岡公演のみなので、羽生くんがビリーブをするのも今日で終わり。
シェネルさんの動画ではシェネルさんの歌を大声で歌う殿に羽生さんがチョップしたり、シェネルさんとハグする羽生さんの映像が。
(コンスタンティンさんのインスタより)
- 中日体育賞贈呈式
静岡帰りに名古屋に寄って贈呈式に出席した羽生さん。
あらま〜〜〜!!!!!お上品なこと〜!!!!!!!!!!!
お美しい…( ; ; )( ; ; )
実はこの中日体育賞の贈呈式にあっこちゃんがゴゴスマの記者として羽生さんには内緒で来てたんだけど、そんなあっこちゃんに気付いた時の羽生さん超可愛いんだよ。
あっこちゃんの質問に答えるときだけニコニコ笑顔な羽生さんも超可愛かった〜!あっこちゃんの力凄いっす。
そしてまさかのお城好きというファンも初耳だよ!ということをちゃっかり暴露してくれた羽生さん。
引退したらお城巡り出来たらいいね!
『実力が突出してる世界のアスリート50』に選ばれた羽生さん。
そして『世界を征服しそうなアスリート17人』にも選ばれてる羽生さん。
どちらとも日本人では羽生さん一人だけです。凄い。
『あらゆらスポーツにおいて最も優勢なアスリート32人』にも羽生さん。
こちらは日本人では体操の内村くんも選ばれてます。
こういうフィギュア界だけではなく世界のスポーツ選手のランキングに堂々入ってくるようになったのはほんと凄い。世界を征服しそうなアスリートに入ってたのは笑ったwww確かに征服しそうだw
- DOI 6/12〜6/14
前日の6/11。
(そうちゃんのTwitterより)
羽生くんと同じアイスショーに出るとなれば本気を出してきたのが強火羽生ファンのそうちゃんです。
羽生さんとのツーショットゲットするのが早ぇ(笑)まだアイスショー始まってもないよ。
そんなそうちゃんの写真に対しての同じく強火羽生ファンのエルニくんのリプ。
<6/12>
DOI初日。羽生さんが新プロ初披露の日。
新プロ=SPだと勝手に変換してた私にとって、ウェブニュースで来シーズンのFSを披露すると書いてあるのを見て、心底驚いた。
その日は1日中ソワソワしてたなあ。
第一部終了。オープニングは青パリ散で登場した羽生さん。イーグルサイドイーグル3Aをバッチリ決めたのに、その後のフライングスピンですってんころりんした羽生さんww
こんなあざとい謝り方見たことないよ?????
きっと羽生さんの演技は第二部の大トリだろうし、第二部終了まで試合の時かよってぐらいドキドキしながら待ってたんだけど、第二部が終わる少し前に、羽生の新プロは”SEIMEI”とツイッターで回ってきて、
んんんんん???SEIMEIってなに????????????って超大混乱だったw去年はオペラ座プロと超王道プロだったし、他のスケーターの新プロも聞きなれたプロばっかりだったので、そこに急に全く聞きなれない名前が入ってきて、動揺しまくりでした。
そこで二部が終了してレポで「和プロ」と流れてきたときの私よ。脳内お花畑でお祭り状態よ。
「SEIMEIってなんですか??????????(汗)」から「和プロ*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*」に変わりました。
その後、陰陽師の安倍晴明からきてることを知ったり、印を結ぶポーズがあったり衣装も和だと知ったりして、羽生くんってどうしてこうやってファンの要望に応えていってくれるんだろう!一生ついていきます!と感激しまくり。
お写真もきて、衣装素晴らしい〜!と大感激。羽生さんが和プロだよ、羽生さんが陰陽師だよ。似合わないわけないよね。
これまでダムパリ、パリ散、オペラ座とパリばっか燃やしてきた彼が、パリからは「もう勘弁してください…」と言われたのか今度は京都を燃やしにきたよ。
えっとね、皆さんツッコまないでください。彼はあくまで競技プロは燃やすことが前提で話が進んでいると考えちゃって下さい。
その日の夜から朝にかけて、各局のWSで羽生さんの新プロが取り上げられる。それによって動くSEIMEI様を見ることができました。
なにこの阿修羅……。
最後のコレオなんてもう殺気立ってるよ。
<6/13>
DOI二日目。
確認だけど、このセンターにいるの子は本当に昨日陰陽師やってた人と同一人物???振り幅広すぎてもうなんか怖いわ。
昼公演も夜公演もSEIMEI。
フィナーレは昼公演4T転倒。夜公演は成功。
にしても大トリのSEIMEI様の時に舞台袖で他のスケーター達がジッと見ているってレポが毎回上がって微笑ましい限りです。リーザ姉さんなんてSEIMEI様をスマホで撮影w
<6/14>
DOI最終日。
オープニングで今までイーグルサイドイーグルで3Aだったのに、4T決めてきた羽生さん。羽生さん、4Tからのイーグルとか出来るの…。もう凄すぎるわ。
大トリで変わらずSEIMEI様。
フィナーレ後にジャンプ大会きました。
初っ端に挨拶代わりに羽生さん4T-3T。その後、4Lo二回失敗。最後らへんは無良くんと4Aを挑戦。
んん???????
ちょっと整理してみよう。
ジャンプ大会が始まりました。
『挨拶代わりに4T-3T』→おかしい。4T-3Tはみんなが試合で決まるか決まらないかドキドキして見守るものであり、何も挨拶代わりにヒョヒョイと決めるものではない。
『4Lo二回失敗』→やっぱりおかしい。この場合、失敗したことなんて何も関係ない。4T-3Tという高難度な技を決めた後に4Aという化け物ジャンプを二回もしようとするその神経がどう考えてもおかしい。
『最後は無良くんと4Aを挑戦』→おかしすぎて理解できないレベル。この時初めて”4A”っていう単語を携帯で打ったよ。しかも現地にいた人達が完璧に回りきってたと言っていて余計頭の中????????です。
結論:全ておかしい。
何一つ正常なものなんてなかった。羽生さんは宇宙人だってわかってたつもりだったけど、もしかしたらまだ人間なんじゃないかと少し思った私がバカだった。
いやもう、4Aってなんだよ!!!!!!!!!!!!!!
最後に全くジャンプ大会に参加しなかったダイスが自撮り棒を持ってきて日本スケーターみんなで写真撮影。ダイスの女子力。
DOIが全て終わったと言えば後は何がありますか?
そうです、浴衣でのアフターパーティです!!!!!!
あああ、浴衣きたわあ*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
(そうちゃんのTwitterより)
そうちゃんがTwitterに載せてる画像の四枚中三枚が羽生さんとの写真。流石、強火ファン。
- アサイン
DOIが終わった翌日6/15。
アサイン発表の日。
まさかのスケカナでユヅルVSパトリックの王者対戦!!!!昨シーズン世界王者のハビがパトリックと当たるのを考えてスケカナを避けてきました(笑)そこであいていたスケカナに世界選手権2位の羽生さんが入ったと。
凄いよ…。多分、いや絶対この人スケカナにパトリックくるのわかってたよ。わかってた上で自分もスケカナにエントリーしたんだよ。この人のこういう強気なところほんと好き。
にしても、ざっとみてみたけど、誰がGPFに進むか全く予想できん。ほぼ確実なのはハビぐらい。ハビはまた二戦ともいい感じのところエントリーしたね。まあいいんです。来シーズンのGPFもバルセロナなので、ハビには絶対行ってもらわないと。
スケカナのパトリックとユヅルの対戦が楽しみすぎるのと、NHK杯には女子で真央ちゃんもエントリーしてるので、ゆづ真央を見れるのを楽しみにしてます。来シーズンもGPSから目が離せない戦いばっかりだなあ。
- NHKインタビュー
6/15と6/16に羽生さんのNHK独占インタビューが公開されました。
NHK杯に向けてだろうね。
『あしたの自分が今の自分を見たら胸を張っていられるような、そんな今をすごし続けたい』
素晴らしい言葉。羽生くんみたいな考えを持てる人に私もなりたい。
- * あれこれ
あれこれって…。もっと名前なかったのか。
サッカーのCMに羽生くん。
日本代表のユニフォーム着てる羽生くんがただただ新鮮!似合うね。
6/18。
福島のいわきの仮設住宅を訪問した羽生さん。こうやってアイスショーがなくて少しでも時間が空けば被災地を訪問。テレビの企画だとは思うけど、それを進んでやってる彼も素晴らしい。仮設住宅で住んでいる方々の話を聞く羽生さんの表情が少し目をウルウルさせてるのにとっても優しげで。彼はこんな顔を見せるんだと驚きました。まさに、被災された方々の心にも寄り添ってる、そんな表情でした。
そして、アイスショーの合間にeアイホンにも訪れてたみたいで、eアイホンの公式の方々が羽生さんのお写真や会話をブログに書いてくれていたんですけど、そのブログの内容が全くわかりません(笑)さすが、イヤホンマニア。言ってることがマニアすぎて全然ついていけない。
eアイホンのお写真は転載禁止みたいなので、自重しときます!
6/23。
6/23はオリンピックデーということで、羽生さんがIOCの動画に起用。堂々のトリで出てきます。日本人で羽生さんだけ。凄い。
ボクシングしてる羽生さん新鮮すぎる(笑)超可愛らしい英語も喋ってる。
DOI テレビ放送。
やっとSEIMEI様をフルで見れます。
練習着SEIMEI様は反則よ!!!完璧に殺る目しとる!!!!そして胸筋な!
やっとショーバージョンはフルで見れました。最初見終わった時に思ったのは”挑戦”だな、と。SEIMEIはオペラ座やロミジュリみたいに王道プロじゃないから物語の背景をジャッジはあらかじめ知らない。ていうことは、その物語を教えることができる手段は羽生さんの演技のみ。羽生さんが自分の演技でどれだけジャッジや観客に陰陽師の物語の背景を伝えることができるか、そしてジャッジの評価がどう分かれるか、ある意味とっても楽しみ。
そして、何人もの人が言っていますが、この曲は曲が助けてくれません。冒頭なんて音がほんと静か。だからこそグダグダな演技を披露したらそれがダイレクトに見ている側に伝わる。曲が助けてくれないから羽生さんの演技や動きで魅せなきゃいけない。
すごい挑戦だなと思った。クワド3発入れることも挑戦だと思うけど、それだけじゃなく挑戦だらけだと思います。
まだ本当のフルバージョンでは見れてないから今は何とも言えない。でも羽生くんにめっちゃくちゃ似合ってることは間違いないので、これから夏追い込んで数をこなすことで彼はこの難しい曲を完璧に自分のものにしてくれると信じています。
そして、昨シーズンのままでも十分世界のトップに立てるのに未だに挑戦しようとする彼がとっても好き。そんな貴方だから好きだ。
にしてもショーバージョンでも十分SEIMEI様に浄化された〜。これをこれからシーズン中ずっと見ていけるなんて、シーズン終わる頃には私の中にある全ての邪念が祓われてるんじゃないかしら。
9月に新シーズンスタートのKENJIの部屋に羽生さんが出演することが決定!
わーい、わーい!嬉しい!しかもエピソード5まであるよ!!!
ていうか、この忙しいオフシーズンの中でいつの間に撮影しとったんじゃ……
- FaOI金沢 6/26〜2/28
(宮本賢二先生のブログより)
またお前らか…………
SEIMEI練習中。前にいるのがオーサー!昨年のFaOI富山のときと同様にナムちゃんと一緒にオーサーも日本にきたのね!オーサーが来ただけで一気に安心感が。ちなみに後ろの舞台に座ってSEIMEI様をジッと見ているのがナムちゃん。
ナムちゃんがいてオーサーがいて、羽生さんがそんな中で練習してる。なんだろう、一気に空気がクリケに。
インタビューの羽生くんがめっかわなんだけど。ドキドキポーズ若干照れてるからまた可愛い。
<6/26>
披露するのはSEIMEIとサラさんとのコラボプロだろうなあと思ってたら、パンフレットにコラボプロではない新プロを披露すると書いてあるとの情報を貰い、一気にSEIMEI様が来る前のようにドキドキが…!
羽生さんエキシでコラボプロじゃない新プロとか久々なんだよ!どんな衣装でどんな曲調か超楽しみでしょ。
変わらず第二部の大トリだった羽生さん。驚いたことは現地にいた人みんなが羽生さんが滑った曲を知らなかったこと。衣装は緑っぽいヒラヒラ。曲はピアノ曲。情報はそれだけ。
ただ滑りながら羽生さんが泣いていたと何人もの人が言っていて、ああ…と思った。みんなが苦しそうだった、もがいてるようだったと書いていて、そういう曲なんだなと必然的に思った。
この日は結局正式な曲名は出なかったんだよね。
競歩がめちゃくちゃ早い羽生くん(動画です)何してんの、この人たちwww
羽生さんの新プロの感想を書いたり見たりしてなんとなく暗くなってたTLを見計らってかのように殿が面白いブログを更新。思わず笑わせてもらいました。
<6/27>
午前中は金沢のローカル番組にまたゆづのぶみきあっこで出演。
朝、会場入りした羽生さんの映像から。
毎度思うんだけど、寝起きの羽生さんは絶品よ。見てよ、この全く頭機能してないようなボーとした表情。
自分が喋る番なのにワザとのぶ美姫がしゃべり倒して、自分は全く喋らせてもらえない羽生さん。
「僕のインタビューだって!」と怒って、「あっこちゃ〜ん、全部持っていかれるんだけど〜」とあっこちゃんに助けて求めて「頑張ろ頑張ろ」と言われる羽生さん。
最後に一言ずつの時に「憧れのエフゲニープルシェンコさん」を思いっきり噛んで、のぶ美姫に「今噛んだよね?」と言われる羽生さん。
もう一度言おう。
この四人めっちゃ面白いぞ。
羽生さんが引退したら四人で番組とか作ってもらう???
そして公演前に羽生さんの新エキシが「天と地のレクイエム」という名前だということがわかる。
元は「東日本大震災鎮魂曲 3.11」という曲です。それを羽生さん自身で「天と地のレクイエム」と変えたと。
震災と関連したプロだとはなんとなくわかってたけど、まさかここまで直接的な曲だとは思わなかった。
そして公演スタート。
第一部→SEIMEI
第二部→天と地のレクイエム
フィナーレで4Lo一発成功。
もうここまでショーで毎回のように4Loを挑戦してきたら、成功しても「おお、おめ〜!」ぐらいな感じで流せるようになってしまった。
ちょっと前までは「なんだって!?!?4Loを、決めただと!?!?!?!?」ってどんちゃん騒ぎしてたのに、そんな化け物ジャンプを「あぁん?また羽生が4Lo決めたんだって?ああ、おめおめ〜」ぐらいの軽いノリで流してしまうようになったのは完璧に宇宙人羽生のせいです。
ふと我に帰った時「4Lo失敗しちゃった」とか「4Lo成功したよ」とか毎回ショーのレポに上がるのが、違和感でしかないwどんな高度な会話してるんだ私達はってw成功も失敗もありません、毎回挑戦してることがそもそもおかしいのです。
<6/28>
FaOI金沢最終公演。
第一部→SEIMEI
第二部→天と地のレクイエム
フィナーレ終わりに最後にハビゆづ二人で手を繋いで出てきてリンク中央で四方に二人で挨拶。ハビがゆづの頬を触るというもれなくオマケ付き。
W H Y ? ? ?
どうした、どうした。何があった。急に二人だけで出てきて挨拶し出したらお客さんびっくりするよ〜?そして急に全く脈略なく頬触ったらお客さんもうなんか恐がるよ〜???嗚呼、ハビゆづ……
そしてフィナーレでは羽生さん4Lo-3A成功。
ついに4Loだけでは物足りなくなりましたか。
物足りなくなるの早くない…?まだ私が4Loを整理できてないままで新たなより高難度なジャンプを綺麗に決めるとか…もう……(言葉が出ない)
(デュハメルのTwitterより)
この画像に映ってるメンバー全員、過去のワールドの金メダリストなのよ。改めて考えると今年のFaOIはほんと豪華だよ〜〜。
クリケットブラザーズ集結!はあ〜〜〜大好き〜〜〜〜〜!!!!!!!
(エルニくんのTwitterより)
エルニくん〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!(泣)
エルニくんと同じく強火羽生ファンのそうちゃんが昨シーズンのGPFで羽生くんとのツーショットをゲットし、そこからトントン拍子でどんどん羽生くんとの距離を詰めるそうちゃんをいつも「いいなあ〜」と見てるだけだったエルニくん。
スペイン人なのに羽生くんのために日本語を勉強して、今では日本語ペラペラで、ずっとずっと私達と同じように健気に羽生くんを応援してたエルニくんが、ですよ。ようやく羽生くんと生で会って、ツーショットをゲットしたんですよ!!!!!もう感動ものでしょ、!!!!!!!今年一番の「よかったね!!!!」だよ!!!!!
ああ、よかったね〜〜長い道のりだったねぇ〜〜〜
そして天と地のレクイエムの羽生さんのお写真が公開されました。
美しい。美しすぎる。衣装も相変わらず抜群に似合ってるし、何もかもが美しい。一枚目の表情に胸をグッと掴まれる。
- FaOI神戸 7/4〜7/5
(ジェフのTwitterより)
『ユヅが表紙の雑誌がいっぱいだよ〜!』と本屋で驚くジェフ。ジェフあのね…、実はねそんなもんまだちょろいもんでね…、その雑誌の三倍ほどの羽生さんの表紙の雑誌があるんだよ…
FaOI神戸の前々日と前日に晴明神社と弓弦羽神社に訪れた羽生さん。
弓弦羽神社でまた絵馬を書いたんだけど、その言葉が本当に素敵でした。
『ケガなく常に成長する気持ちを忘れず、自分らしく演技が出来ますように。』
これは自分の思いを書いた絵馬。
『皆様の想いが私の背中を押してくれています。心からの感謝を。そして皆様が皆様の幸せを感じられますように。』
そしてこれが私達ファンへの幸せを願って書いた絵馬。
いいんだよ。貴方は私達の心配なんかしなくて。私達が勝手に応援させてもらってるだけなんだから。逆にこっちが感謝したいぐらいなんだよ。感謝してもしきれないぐらいなんだよ。私は貴方を通して夢や広い世界を魅せてもらってるんだから。
でも、こうやっていつだって感謝の気持ちを忘れない。そんな貴方が一番好きだ。ありがとう。本当にありがとうね。
<7/4>
FaOI神戸初日。
羽生くんがちっこい。可愛い。
そして昼公演スタート。
第一部→SEIMEI
第二部→天と地のレクイエム
第一部で、氷に穴が開くというアクシデントがあり、急遽修理を。その間、福間さんが即興でバラ1をピアノ演奏。そんなバラ1の音楽に合わせて、舞台袖でバリバリバラ1を踊る羽生さん。
フィナーレでは二回目で4Lo成功。
全スケーターが捌けた後、羽生さんだけ残りマイクで今日のアクシデントについてお詫びが。
このレポを見たとき本当に立派だなと思った。座長としてきっちり責任感があるんでしょう。代表として最後にこうやってきっちり謝って、「ショーはみんなで作っています。また観に来て下さい」と言う。座長として完璧すぎるほど完璧じゃないですか。自ら背負ってるんだもんなあ。凄いよ。
(マリアさんのインスタより)
リアル姫と王子キタコレ!!!!
夜公演スタート。
第一部→SEIMEI
第二部→天と地のレクイエム
フィナーレは4Lo二回挑戦で二回とも失敗。
最後の最後に昼公演と同じように羽生さんがマイクを持ってお話を。この時初めて「天と地のレクイエム 3.11」と羽生さんの口から出ました。
以前、阪神淡路大震災があったこの神戸の地だからこそ羽生さんはこの天と地のレクイエムを滑りたかったのかもしれない。最後に「僕が一番幸せでした」という言葉、素敵です。こうやって自分の運命も使命も全て受け入れて前を向くんだもんなあ。
<7/5>
FaOI神戸最終日。そしてFaOI楽公演です。
オープニングで4Tを決めてくるという気合の入りっぷり。
第一部→SEIMEI
第二部→天と地のレクイエム
フィナーレ終わりにいつものようにジャンプ大会。しかしいつもジャンプ大会で最後に4Loを跳ぶ羽生さんが「今日はジャンプを跳びません」宣言。
「その代わりに福間さんとコラボをします!!!」
う、う、羨ましすぎる…!!!福間さんと羽生さんのコラボを生で観れた人が羨ましすぎるー!!!!!!!
しかもバラ1。想像しただけで鳥肌モノ。
きっとFaOI神戸の最初の公演で思わぬアクシデントがあって、そこで福間さんの優しい気遣いによるバラ1生演奏をしたからこそ、最終公演でバラ1コラボが生まれたわけで、そう考えると全ての偶然がFaOI神戸を観に行ったファンの方々にはかけがえのない大事な思い出に変わったんだよね。
そして最後の最後まで気を利かせて責任感を持って観客を楽しませようとした座長、羽生さんは本当に立派です。
この豪華すぎるメンツの中で毎回大トリで出てくるのはとんでもないプレッシャーでもあったと思います。オープニングでもフィナーレでも最後の一番大事なところで登場するからビシッと決めなきゃいけない。それでもいつでも誰よりも高難度なジャンプを跳んでいた羽生さん。ジャンプ大会でも他のスケーター達には先に行かせて毎回最後に跳びにいく羽生さん。写真撮影でも誰よりも気を利かせて動き回って、思わぬアクシデントが起こった時は自分が代表者として責任を持って謝る。
自ら進んで座長という立場を背負って、そして最後まで誰一人怪我することなく無事終わることができたよ、羽生くん。
本当に本当にお疲れ様でした!
(コンスタンティンのインスタより)
(織田くんのTwitterより)
みんなの座長羽生さんへの言葉が素晴らしい><
福間さんのTwitterにもこんな言葉が。
昨夜の投稿でこのFaOIに関わった方全員に御礼を申し上げましたが、やはり座長ゆづくんに「ありがとう」と言いたいです。あれだけハードなプログラムをこなしつつ、周囲への気遣い、場の盛り上げなど、半端なかったです。(その点ノブ君も素晴らしかった!)
羽生くんが殿に懐きまくってるな……めっかわやん………織田くんめっちゃ眠そうなのにそんなこと関係なしな顔してる…さすが気まぐれ猫だ。
(FaOI公式Facebookより)
羽生さん、可愛いプーさんの風船貰ってる…(笑)
そして神戸公演の一週間後にBS朝日で神戸公演の放送がありました。
すごいわ。初披露したのが二週間前のDOI。それからわずか二週間でここまで成長するのか。彼の毎日に成長ぶりがもう恐ろしい域。
ジャッジへアピールする目線の作り方も動きの緩急の付け方もジャンプのキレも全てがDOIより成長してて、ブラッシュアップされてて、これはますます来シーズンが楽しみだと思いました。
それにしても神戸公演は豪華すぎるな…!福間さんのピアノとのコラボや、サラさんや岡本さんの歌声に合わせて滑ったり、他のスケーターのプロもどれも素晴らしくって、出演してるスケーターだけでも世界選手権のメダリスト何人いるんだってぐらい豪華なのに、ゲストアーティストもいつも以上に豪華で、超贅沢な公演だったねえ。
そしてそして第二部大トリの『天と地のレクイエム 3.11』
やっと動いてるレクイエムを観れる…!
何ですか、この鳥肌プロは。
このプロをフルで見た感想としては、
私には羽生さんが苦しそうに、ただ苦しそうに見えて、暗闇の中でずっともがいてて、どうしたらいいかわからないから辛そうで、そんな彼を見てる私も自然と悲痛な顔をしてたと思う。彼の演技は見てるだけで気持ちが伝染する。オーラもあって場の空気を支配できる人だからこそ彼の苦しい気持ちが見ている側にも伝染して私も痛く、苦しくなった。
彼を助けてあげたいと思った。この苦しみから抜け出させてあげたいと思った。でも、羽生さん最後らへんで一瞬すっごい優しい笑顔見せるじゃない。儚くも美しい笑顔。何か光を見つけたような表情。これが彼の生きてる道なんだと思ったよ。彼は今だって悩んでるし今だってもがき続けてる。だけど。光が全くないわけじゃない。彼には被災地の、そして自分自身の希望や未来がきちんと見えている。
どれだけ苦しくてもどれだけ辛くても、そんな辛い過去から決して目を背けず、向かい合い続けるのが彼の強さだと思いました。
新しいエキシに『天と地のレクイエム 3.11』を選んだのだって、きっと震災があったことを忘れないでって世界の人達や日本で被災してない人達に伝えたいからだろう。昔は「僕は僕で、一人のスケーターなのに」と何でも震災と絡められることを重荷に思ってた少年が、いつの間にか被災者の想いを汲んで、世界にその想いを届けることこそが自分の使命だと思う様になった。正直言うと背負わなくても良いものも彼は背負ってると思う。20歳の少年には荷が重すぎるものまで背負ってると、そう思う。
でもそれが彼の選んだ道だから。それでもそんな自分の使命を全て受け入れながら「僕が一番幸せでした」なんて笑って言っちゃう人だから。自分のことだけで精一杯になったっておかしくないのに”皆様が皆様の幸せを感じられますように”なんて私たちファンの幸せも願ってくれる人だから。こんな彼だからこそ好きになったんだと強く思うし、そんな彼をこれからも応援し続けたい。
なんか、絶好調にポエムったな…
レクイエムが終わって、エンディング。岡本さんのボレロ。震える。このコラボたまんない。
いつものようにジャンプ大会が始まって、殿に「早くクワド跳べよ」と言わんばかりに顎でクイと促した羽生さんの顔がドSでしかなかったことをお知らせしておきます。羽生くんのS加減は絶妙に痺れるSなので、殿が好きになるのも良くわかる。
全員での写真撮影では隣同士の昌磨と羽生さんでくすぐり合い。君たちなにしてんの……(笑)
そしてなんと最後の羽生さんの挨拶まで放送してくれたよー!BS朝日できる子すぎる…!!!
どれだけグダグタでもどれだけ話長くてもいいのよ。あなたの声が、あなたの思いが聞けるたけでファンは嬉しいんだから。
最後の地声の「ありがとうございました!!!」で思わずウルっときた。
ああ、最初から最後まで素晴らしいアイスショーだったなあ。
それにしても、羽生さん。FaOI、全四地域を回ったんだけど、幕張でも静岡でも金沢でも神戸でも必ず一回は4Lo成功させてるのね。そして神戸楽公演以外では絶対4Loを挑戦している。もう凄いの通り越して一種の恐怖です。
またまたアイスショーの合間にファイテンの平田社長と商品についてミーティングをしたという羽生さん。
- アオーレ長岡 7/11〜7/12
何ですか?それはウォーミングアップですか?と言うようにアッサリと4Loを跳んでいて流石に笑いましたw
そんな簡単そうにヒョイって跳ばれたらね、そりゃそれを見た誰もがまさかそのジャンプが超高難度ジャンプだなんて思わないよ。超綺麗に決まったのに、もう全く喜ぶこともしないw約一ヶ月前の幕張で4Lo決まった時はガッツポーズして超喜んでたのに。決まるのが当たり前になるのが早すぎる…怖い…コノコ、コワイネ……
リハーサルの合間に長岡市役所を訪問したゆづのぶみきあっこ。もうこの四人が当たり前のようになってきたね。
市長の席座らせてもらって、みんなに市長!って言われて照れてる羽生さんめっかわやん………
んん????
なぜか後ろから羽生くんを抱きかかえて自分の膝に座らせようとする殿。ん?一つの席に二人で座っちゃおう〜!!ってか???
お前らは馬鹿か(真顔)
もう毎回毎回ツッコむのも疲れてきた…
自分の膝に座らせようとした殿に対して、羽生さん「もう!そういうのいらないって!」と。FaOI神戸の時に寝てる織田くんに構って構ってしてた人と同じ人だとは思えないこの気まぐれっぷり。すっごい好き…(盲目)
<7/11>
(宮本賢二先生のブログより)
夕方のローカル番組でリハーサルの合間に殿がインタビューされてるときに、殿の背中からひょっこり出てくる、羽生さん。
何この子……可愛いねえ可愛いねえ。
そして今日は昼公演と夜公演の二公演があります。
まずは昼公演。
第二部→大トリでSEIMEIのみ。
ジャンプ大会もなし。
夜公演。
第一部→SEIMEI
第二部→天と地のレクイエム
レクイエムの演技を終えたゆづをカーテンの奥で他のスケーターたちが花道を作って出迎えてたというレポを見て、いい雰囲気でやってるんだなあ、みんなで支え合ってるんだなあ、温かいなあと感動しました。
神戸公演と変わらず羽生さんのマイクパフォーマンスあり。もうなんかマイクパフォーマンスが恒例化してきたw
<7/12>
アオーレ長岡楽公演。
そして羽生さんのアイスショーは今日で全て終わり。
第一部→SEIMEI
第二部→天と地のレクイエム
ジャンプ大会で4Lo二回挑戦するが二回とも失敗。
最後の最後にSEIMEIに4T-3Tぶっこんできたんだって、奥さん!!!
SEIMEIなんて元からクワド3発入ってる鬼プロだし、まさかこれ以上構成が上がるわけないと思ってたのに、この子に限ってはほんと油断ならないよね…
フィナーレ後に恒例の羽生さんのマイクパフォーマンス。
アイスショー最後の公演での言葉。「めちゃくちゃ練習頑張ってきます!!!」だってよ……。
うん。うんうん。頑張ってね。・°°・(>_<)・°°・。
来シーズンまた競技者としての羽生さんを見れるのを楽しみに待ってるね。
どこまでも、ほんとどこまでも現状に満足せず高みを目指す人だ。
これにて羽生さんのアイスショーシーズンはほんとのほんとに終わり!この約二ヶ月間に及ぶアイスショーを一言でまとめてみると……
ゆづ殿、優勝です。
いやあ〜、おめでとうございます。
最初から最後まで暇を与える隙もないぐらい絡んでくれましたね。
カップルかよ!何してんだよ!いい加減にしなさい!バカじゃないの!!とツッコみまくりましたが、そんなもん全て愛情の裏返しです。毎回毎回あなたたちが絡むのを見るのはほんと楽しかった。そしてもうなんか面白いの域に達してました。
毎日のようにゆづ殿バクダンが落とされてたので、これでしばらく見納めかと思うと悲しいけど、また来シーズン終わったアイスショーで今年以上に絡んでくれるよね。ゆづは、殿だけじゃなくあっこちゃんや美姫ちゃんなどのアイスショーでしかもう会えなくなった先輩スケーターといるとき本当に本当に楽しそうでイキイキしてたので、みんなには本当に感謝しかないです。
それだけじゃなく、ジャンプ大会でゆづに何度も行きなさいと促されてて、アイスショー途中からは自らの意思でジャンプを跳ぶまで成長して、写真撮影では謎のくすぐり合いをしてた昌磨。
ゆづにすっかり懐いてた真凛ちゃんや祐奈ちゃん始めこれからが楽しみな日本女子スケーター。
全然ブレない強火羽生ファンのそうちゃん。
いつだってゆづのお兄ちゃんみたいに優しい無良くん。
ゆづとの写真をいっぱいあげてくれた女子力高い系男子のダイス。
ゆづが最後一人で残って挨拶していたら他のみんなはもう中に引っ込んでるのに舞台袖で優しい顔でただ一人残ってゆづを見守っていたり、相変わらず意味なくゆづの頬を撫でたりしたハビ。
相変わらずゆづが大のお気に入りでツーショットをインスタにあげてくれたり、ゆづが4Loを決めたり、バラ1を披露した時は頭上で大きく拍手してくれたプルさん(きっと大変な時だっただろうに、大事な時間を割いて日本のアイスショーに来てくれたプルさんには特にありがとうと言いたいです)
同じくゆづが4Lo決めた時に超喜んゆづとハイタッチしたり、ゆづの頬を撫でたり、ゆづを拝んだりしてくれてたジェフ、ジョニー、ランビ、ジュベ。
その他のスケーターも。
みんな本当に本当にゆづに対して温かい対応をしてくれて、みんなのおかげでゆづが伸び伸びしてたと思うし、一緒に参加したスケーターがみんなだったからこそゆづは座長という立場を担おうと進んで思ったんだと思います。
私が言うことではないけど本当にありがとうございました。
そして羽生さん本当に最後までお疲れ様でしたー!!!
この約二カ月間、羽生さんのおかげで毎日毎日ほんと楽しかったからちょっとだけ…いや実はめちゃくちゃ寂しいけど、これからトロントに帰って、羽生さんが言ってたようにめちゃくちゃ練習して、来シーズンまた強くなって戻ってくる羽生さんを楽しみに待ってます。
また来シーズン会いましょう!
<追加>
FaOI神戸公演の二週間後に関西ローカルで特番が放送されました。
BSで流れた主に日本スケーターの演技と共に、関西ローカル限定で、ゆづのぶ昌磨での男子会や、他スケーターのインタビューも!
殿オススメの神戸スイーツを食べながらの男子会始まった〜!なんか可愛い〜!
「美味しい〜♡」と語尾にハートマークがつきそうなほどテンション高くコメントした殿に対して、相変わらず全く美味しそうには見えないテンションな羽生くん。
羽生「僕あんまりチョコレートケーキって食べないんですよ」
織田「いつも何食べてるん?何が好きなん?」
「僕、ショートケーキばっかり食べてます。(キリッ)」
そんな殺る目をしてここまでメルヘンなこと言う人、初めて見た
表情と発言がアンマッチすぎるwww
ショートケーキばっかり食べてる人はきっとそんな顔しないよ。
その顔なら「いつも肉を丸かじりしています。(キリッ)」って言葉の方がよっぽど似合うと思います。
羽生「ノブくん最近ほら、テレビの仕事多いから〜」
織田「うんうん」
「食レポしてください」
唐突。
このドS怖いで……。「食レポしてください」の顔、見ました??もうめっちゃドSな顔してましたよ。ドSでしかない顔してたからね。
そんなドSの急な無茶振りに全く驚くことなくノってあげる殿。潔いMです。もう見てて気持ちいい。
そしてそんな殿を見てケラケラ笑う羽生くん。こちらも気持ちいいほどのSっぷり。
この三人は全員世界ジュニアで優勝しているという話から「いつ頃から世界を意識してた?」と二人に振る殿。
羽生「僕は小学校の時から。絶対優勝してやるって思ってたんで。(メラメラメラ…)」
昌磨「僕は今年から…(消え入りそうな声で)」
この違い最高だなwwwwww
タイプが違いすぎて、もうなんか面白いw
3年後、5年後、15年後の未来予想図をそれぞれ書くことになった三人。
誰よりも未来予想が明確。
今だけじゃなくてきちんと未来も見据えてて、そして羽生くんは意志が強い子なので、きちんとこの未来予想図通りに道を進んでいくんだろうな、と。
現役までは自分の力を出し切ることを目標にしていたが、プロスケーターになってからは人のことを一番に考えてるのがとっても印象的。
7年後は「プロスケーターとして支援活動」、15年後は「スケートだけじゃなく色々なスポーツに貢献」と、今までだって人のことを一番に考えて生きてきた彼が、将来も人のためになろうとしている。フィギュアスケートの、スポーツの、被災地の未来も、自分の未来予想図に入れている。羽生さんは本当にブレない人だなあ。
羽生さんが自分の未来予想図を語ってる最中、突然、「すいません。ちょっと、お手洗い行ってきていいですか?」と言う殿。
「トイレ行きたい!トイレ行きたい!ごめんなさい!すいません!」と超焦ってる殿に、めちゃくちゃ爆笑してる羽生さんと、呆れ笑いの昌磨(笑)
なんだwwwこれはwwwwww
「めっちゃ隣でお腹グルルルルってなってたからね!w」と羽生さん。
「ちなみにラスト一枚何?」「男子フィギュアあるあるか」とナチュラルに殿が不在になっても番組を進行する羽生さん。
さっきの殿の行動と話を絡めてきちんと笑いも取ってます。
この子…出来る子すぎるんじゃないか……。しっかりしすぎで自分が情けなくなるわ……。
羽生「男子は先輩後輩があんまり無いかも!」
昌磨「そうですね。結構みんな仲良いかも」
羽生「ね!仲良いよね!今結構こうやって(昌磨が)敬語で話してくれてますけど、割とそんなみんな敬語敬語してないよね?僕もノブくんに全然敬語喋らないし」
昌磨「あと、ゲーマー多くないですか?」
羽生「あー多いかも」
昌磨「みんなしてますよね」
羽生「みんなしてる。モンハンとかめっちゃ流行ったもんね」
昌磨「流行りました!」
羽生「一応モンハンのCMやってるんで、言わせていただきますけど」
昌磨「んふふ(笑)」
殿がいなくなって、羽生さんと昌磨二人の会話がなんかゆづ殿とはまた違って和む。昌磨はゆづと二人の時は案外喋るのね!
そして10分後にようやく帰ってきた殿。「ごめんなさい。真面目な話してる時に…」と謝る殿に「大丈夫!男子フィギュアあるある二人で語ったから!」と羽生さん。頼もしい後輩だなあ〜。
羽生「先輩後輩あんまないよねっていう」
織田「確かに…(明らかにさっきより元気ない)」
羽生「あはははは!(それ見て爆笑)」
話はまた羽生さんの未来予想図に戻ります。
「15年後もフィギュアには?」と聞く殿に「携わります!勿論!」と即答する羽生さん。
羽生「でも解説なったらめちゃくちゃ噛むと思いますよ」
織田「大丈夫。俺よりしっかりしてるから」
羽生「ふふふ(笑)トイレ行くしね〜」
みなさん見ましたか。
これが羽生結弦の飴と鞭です。
さっきはトイレに行ってしまって謝る殿に「大丈夫!」と優しくも頼もしい言葉をかけてたのに、そのわずか数分後に「トイレ行ってたしね〜」とこの一言。この絶妙な飴と鞭加減。癖になるわ。
そして恋愛・結婚願望の話に移ります。
恋愛願望について織田くんに話を振ろうとする羽生さん。これは自分は答えにくいって思ってるのがバレバレですw
それでも殿に聞かれて「今はスケートだけだと思う」と答える二人。
結婚願望は?と聞かれてそれも「ないです」とキッパリ答える昌磨に対して羽生さんは
「25.6歳では結婚したいなと思います」
私は羽生くんには世界で一番幸せになってほしいと思ってる系ファンなので、ぜひぜひ結婚してほしいです!
フィギュアスケーターとしての幸せだけじゃなく、普通の人としての幸せも掴んでほしい。
織田「すっごい良いパパになりそう!」
羽生「あ、ほんと?やったね!」
織田「だって子供好きやし」
羽生「好きですね」
好きだよね…子供好きだし、子供にも好かれるしね…
羽生くんが自分の子供とか出来たらめっちゃ遊んであげるんだろうな。その姿想像しただけで私もめちゃくちゃ幸せになるので、どうぞ早く結婚してください。
「ここの三人全員尻に敷かれてそう」「ノブくんは現在進行形だもんね?」と言う羽生くんに、「まあ、敷かれてるっていうと俺の奥さん怒るねんけど」と殿。
「え?大丈夫?これ、流れて?」とお目目まん丸にして殿に聞く羽生さんめっかわです。
男子会おわりー!最初から最後まで最高に面白くて楽しくて和やかな男子会でした。
そして羽生さんの天と地のレクイエム。
さっきまで男子会であんなにキャッキャしてた羽生くん見た後にこの羽生くんの顔見たら、ゾクッとなんかくるものがあるね。ギャップ素晴らしい…。
BSで流れたものとは違う公演の日の演技でした。
なんか、皆さんがレクイエムは公演によって感じ方が違うって言ったのがよくわかるかも。
BSで流れた演技は最後羽生くんがグッと苦しそうに目を細めるの。
だから、見終わった時に胸をギュッと掴まれたような苦しい気持ちで終わる。
でも今回流れたものは最後穏やかな顔で目を閉じるの。
だから、私も見終わった時にただただ穏やか気持ちで終えることができる。
その時の羽生さんの演じ方、魅せ方で、見ている方の感じ方も変わってくる。そんなプロだと改めて思いました。
公演終了後、アナウンサーが羽生さんにインタビュー。
「最後に関西の方に一言」とアナウンサーに言われた時に、目を静かに閉じた羽生くんが好きです。なんか、その目を閉じた時に素早く頭の中フル回転させて言うことを考えてるんだろうな
と思うと、頭の良さが滲み出ててすっごい好き。
んー!ABCテレビさん、素晴らしかった!!!かつてここまでABCテレビに感謝したことはあっただろうか。いや、ない。(反語)
一時間半という放送時間の中で、一時間半とは思えない内容の豊富さ。そして関西ならではのノリで新鮮で、とっても楽しかった!ありがとうございます!
「天才は努力する者に勝てず、努力する者は楽しむ者に勝てない。」
来シーズンも羽生くんが沢山沢山楽しんでスケートが出来ますように!
これでほんとのほんとにアイスショーシーズン完結!最後まで読んでくださった皆様、本当にありがとう!
14-15年シーズンのハビゆづまとめ
- GPF後
- 世界選手権 in 上海
- 国別対抗戦
- 番外編
誇るべき銀メダル
下腹部の手術痕には縫合した糸が残っている。腫れの引かない患部にくすりをぬり、捻挫した右足首にはテーピング。
大会前にできた練習は1日1~2時間、週3日ほど。手術の影響でジャンプの鍵を握る下腹部に力が入らず、本来の高さや回転を生み出しにくくなっていた。
腹痛の原因だった尿膜管を摘出した後は、痛みでうめいた。欠場が頭をよぎったが、諦めなかった。(河北新報より)
昨年12月30日、「尿膜管遺残症」と診断され、手術を受けた。人生で初めて体にメスが入ることに恐怖心を抱いた。約2週間の入院と、縫合した傷口が完全に癒えるまで約4週間の自宅療養。関係者は「1カ月半も練習できなかったのは初めてじゃないか」と明かす。
試練は続く。12年に剥離骨折した右足首は現役中の完治は難しい。手術からの練習再開後、同箇所を捻挫。また2週間、練習から遠ざかった。テーピングは欠かせず、後半に2つのトリプルアクセルを決めたのがせめてもの意地だった。
3月、今大会に向けて本格的に始動。東日本大震災から4年が経過した同11日は地元・仙台にいた。今大会出場を悩んだが、諦めず復興へ歩む被災地を思えば、簡単には諦められなかった。(スポニチより)
昨年末、悩まされた腹痛が「尿膜管遺残症」と診断され、緊急手術を受けた。怖かったのはへそがなくなること。横一文字に開腹するかと思い不安でたまらなかった。「おへそを作って下さい」と懇願した。執刀医の腕前で半円形にメスを4センチほど入れて事なきを得たが尿膜管を摘出した後は痛みでうめいた。術後、都内の病院に入院。寝返りさえ打てない状況に「つらい」とこぼした。除夜の鐘が鳴る時も、1月12日の成人式の日もベッドの上。記念写真の1つも撮れなかった。手術痕には縫合した糸が残る。
1月には右足首を捻挫。歩けないほどの重傷で、いまでもテーピングが必須。影響で、大会前の練習は1日1~2時間、週3日ほど。ジャンプの鍵を握る下腹部に力が入らず、本来の高さや回転速度に足りないのも無理なかった。それでも、最後まで踏ん張った。(日刊スポーツより)
羽生は予定された1つの試合も欠場することなく、万全には遠い状態で戦い続けてきた。ここに単純に疑問がある。「なぜ休まないのか。なぜそうまでして試合に出るのか」。シーズンの締めくくりに、あらためて聞いてみると、本人は一瞬きょとんとした。そして言った。「それは自分が現役スケーターだからです。それ以外に何もない。別になんていうか、そこに何も不思議な感覚はなくて、日本代表として選ばれたわけですし、そこで滑って戦わないといけない義務感もあった。」